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Bybit(バイビット)で圧倒的にシステムトラブルが少ない理由

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  • 2020.11.10.

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  • Bybit(バイビット)で圧倒的にシステムトラブルが少ない理由

仮想通貨FX取引所選びにおいて、ユーザーが注意しておくべき点は幾つかあるでしょう。

利用できるレバレッジや手数料、スムーズに約定するかなど、気になる点を挙げだすときりがないほどです。

 

しかし忘れられがちな注意点として、その仮想通貨FX取引所に重大なシステムトラブルが起こらないかということが挙げられます。

重大なシステムトラブルが起こってしまうと取引ができずに、ユーザーが損失を抱えてしまうケースもあります。

 

国内の仮想通貨FX取引所のシステムは国が厳格な指導をしているので安心だが、海外の仮想通貨FX取引所のシステム事情はよく分からないので、何となく不安だと考えている方も多いのではないでしょうか。

 

もちろん海外の仮想通貨FX取引所といっても多くの取引所があり、ひとくくりにすることはできません。

プラットフォームが人間によって構築されたものである以上、トラブルを皆無にすることは非常に難しいですが、トラブルの程度を極力小さなものに抑える努力はできるはずです。

 

なおBybitでは開設からこれまでの間に重大なシステムトラブルは起こっていませんが、小さなものが1度だけあり、すぐ完全復旧されていたことが分かっています。

 

このBybitで起こったシステムトラブルに関する詳細と、海外や国内の仮想通貨FX取引所で起こった重大なシステムトラブルなどについてご説明しましょう。

 

Bybitのプラットフォームが海外の仮想通貨FX取引所の中でもシステムトラブルが少なく、国内の仮想通貨FX取引所と遜色ないどころか、それ以上のものであることがお分かりいただけるはずです。

 

 

Bybitで過去に起こったシステム障害

Bybitは2018年3月に開設され、2020年11月現在で2年半以上が経過しています。

これまでの間で、システムトラブルが報告されているのは1度だけで、2020年6月17日の日本時間23時34分に発生しています。

Bybit システム障害のお知らせ

画像引用:Bybit

 

そのトラブルによる障害は以下のようなものだったことが、トレーダーから報告されて分かっています。

 

  • 1.注文の発注不能
  • 2.正確でない資産額の表示
  • 3.入金および資産交換が通常より遅延
  • 4.利食いや損切り、強制決済トリガーに遅延の発生

 

これらの障害はBTCとETH、XRPのインバース無期限契約のみで起こっており、Bybit側でも異常アラートを受け取っていました。

 

Bybitのトラブルへの対応

異常アラートを受け取っていたBybitはすぐさま復旧作業に取り掛かり、障害発生のわずか40分後の2020年6月18日の日本時間0時14分には完全復旧し、通常通りの取引ができるようになりました。

 

またこの障害による口座残高や取引データへの影響はなかったようですが、Bybitはこの状況をすぐにBlog内で発表し、謝罪と今後の体制を万全にすること、さらに万が一この障害に起因する懸念事項があった場合に対応するライブチャットなども表示させています。

 

つまりBybitは迅速に障害を復旧させただけでなく、その事実も公表するとともに謝罪し、万が一の被害や心配事に対しても真摯な対応をしていることが分かります。

 

海外仮想通貨FX取引所における重大なシステムトラブル

海外では世界でも最大規模といわれる仮想通貨FX取引所において、過去に重大なシステムトラブルが起こっていました。

その例をいくつかご紹介しましょう。

 

BitMEXでのシステムトラブル

世界の仮想通貨FX取引所の中でも取引額が大きいBitMEXで、2020年5月19日の日本時間21時に大規模なシステムトラブルが発生し、サーバーがダウンしました。

BitMEX blog 2020年5月19日 システムトラブル

画像引用:BitMEX blog

 

サーバーがダウンしたのは、ちょうどビットコインが9,900ドル付近まで上昇してから一気に9,700ドル付近まで下落している最中のタイミングで、BitMEXのチャートは9,746ドルでフリーズしてしまいました。

 

BitMEXはすぐに復旧に取り掛かりましたが、取引が再開されたのは1時間40分後の日本時間22時40分でした。

 

BitMEXシステムトラブルの根本原因

5月19日のシステムトラブルの原因について、BitMEXはハードウェアに起因するものであることを公表しています。

さらに取引量の高まりに対応するため、ソフトとハードの両面をアップデートしてきていたと説明していますが、これはすなわちアップデートが追い付いていなかったことになります。

 

BitMEXユーザーへの影響

このトラブルによってBitMEXユーザーのうち、ETH/USDを取引していた156ものアカウントが影響を受けていたとされます。

そのためBitMEXはこれらのユーザーに対して40.297BTCを補償金として支払っています。

 

BitMEXは過去に何度もシステムトラブル

実はBitMEXがシステムトラブルを起こしていたのはこれだけではありません。

過去に何度もシステムトラブルによるサービス停止を起こしていました。

 

新型コロナウイルスのパンデミックで取引が殺到していた2020年3月13日にもサービスが停止していたことは記憶に新しいでしょう。

 

Binanceでのシステムトラブル

世界最大規模の仮想通貨FX取引所として知られるBinanceでもシステムトラブルが何度か起きています。

 

2019年8月23日、BinanceのAWS(Amazon Web Services)のネットワークに障害が起き、APIや撤回処理に影響が及んだとして、一時的に入出金を停止して修復していました。

 

また2020年2月19日にはBinanceのマーケットデータプッシャーシステムでトラブルが発生し、緊急メンテナンスのためにおよそ6時間、取引を停止していました。

Binance support 2020年2月19日 緊急メンテナンスについて

画像引用:Binance support

 

Binanceユーザーへの影響

上記のケースでは、どちらもユーザーの資産などには影響はなく、2019年の入出金停止のケースでは取引そのものに影響は起きていませんでした。

 

つまり何度かトラブルは起きていたものの、どのケースでもユーザーに対する補償問題は起きていないことになります。

 

国内仮想通貨FX取引所における重大なシステムトラブル

安全だと思われている国内の仮想通貨FX取引所においても、過去にシステムトラブルが何度も起きています。

 

Coincheckでのシステムトラブル

国内の仮想通貨FX取引所であるCoincheckでは、仮想通貨NEMを流出させる以前の2017年5月9日、システムトラブルによっておよそ5時間、サービスを停止させていました。

なおこの間は一切の取引ができない状態になっていました。

 

このシステムトラブルは、仮想通貨の価格をシステムが異常値で認識したことによるもので、実勢価格と大きく乖離するとともに、異常な価格で約定するなどの現象が起きていました。

 

Coincheckの対応は、サービス再開時に取引などを含めた全データをトラブル発生前の状態にして再開することで解決しましたが、5時間もの間取引できなかったことはユーザーの利益損失につながっていた可能性があります。

 

Zaifでのシステムトラブル

国内仮想通貨FX取引所Zaifで2018年4月26日など複数回、ユーザーがログインできないトラブルが起きていました。

さらにその間、アクセス過多によってサーバーで遅延が起きており、ロスカットの異常連鎖も発生。

Zaif内でビットコイン価格が正常な価格から半値近くまで暴落する状況になっていました。

 

このありえないビットコイン価格によってロスカットされてしまったZaifのユーザー18人が、システムの不備によって多額の損失を負ったことに対しADR(裁判外紛争解決手続き)を申し立てていました。

 

被害額は5,500万円とされており、ユーザー1人あたり300万円の被害を受けた計算になります。

 

システムのバグで21億BTCの売り

さらにZaifでは、2018年2月にビットコインの21億BTCが売りに出ており、さらに0円で購入できる状態になっていたこともありました。

 

ビットコインは発行枚数があらかじめ2,100万BTCと決められているので、21億BTCとは存在しないビットコインが売りに出ていたことになります。

 

Zaif側はこのことについてシステムのバグであったことなどを説明するとともに、謝罪する羽目になりました。

 

Bybitの企業姿勢がトラブルを減らす

Bybitのシステムトラブルに加え、海外と国内の仮想通貨FX取引所で起きたシステムトラブルについてご説明しました。

 

Bybitでは開設以来1度小さなシステムトラブルがあったものの、それ以外にトラブルは発生していません。

しかし海外を含め国内の仮想通貨FX取引所では、何度もシステムトラブルが起こっています。

中には非常に重大なトラブルに発展している例もあります。

 

国内の仮想通貨FX取引所だから絶対に安心だとはいえず、海外の大手仮想通貨FX取引所であってもシステムトラブルは起きるのです。

冒頭でご説明したように、システムは人間が構築しているものであり、絶対安全とはいえません。

 

だとすればシステムトラブルを少なく、かつ小さなものにし、防いでいけるよう常に進化し続けることが必要になってくるはずです。

そしてそれができるのは、常にユーザーの快適な取引を意識し、ユーザー目線を持ち続けているBybitであり、Bybitなら安心して取引できるといえるのではないでしょうか。

 

まとめ

ご紹介した仮想通貨FX取引所のシステムトラブルは過去のものであり、これらの取引所が現在でもその当時のシステムのままであるとは考えられません。

 

どの仮想通貨FX取引所もシステムをアップグレードしているはずだからです。

ただしそのアップグレードのスピードや進化度は、取引所がどの程度ユーザーの安全を意識しているかで大きく異なってくるでしょう。

 

本当に安心して取引できる仮想通貨FX取引所を見つけ出したいなら、過去のシステムトラブルについても考えてみる必要があるのではないでしょうか。

 

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

リスク警告

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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