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Bybitでスキャルピングをする際に覚えておくべきこと

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  • 2020.09.04.

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一般的に、FX取引の際のトレードにはスイングトレードとデイトレード、そしてスキャルピングの3種類が用いられます。

 

これは取引のサイクルが違うもので、スイングトレードは主に1~2週間ポジションを保有するサイクル、デイトレードは文字通り1日単位で保有するサイクルを指し、スキャルピングはタイミングをみながら1日に何度も取引することをいいます。

 

FX取引の対象が仮想通貨であったとしても、このうちどの取引方法をとるかはトレーダーの自由です。

しかし一般的にはボラティリティの大きな仮想通貨FXの場合、サイクルの短いトレードの方がリスクが少なく、向いているといわれています。

 

そこでBybitで取引サイクルの短いスキャルピングする際に覚えておくべきポイントを挙げてみましたので、トレードの参考になさってください。

 

 

スキャルピングに必要な要素から導かれる注意点

Bybitでのスキャルピングをする際の留意項目を理解するためには、スキャルピングという取引形態における特性を理解しておく必要があります。

 

スキャルピングに必要な要素

スキャルピングは動きそうだと感じた時にポジションを建て、短時間に決済する取引を繰り返していくものです。

そのためスイングトレードやデイトレードと比較すると、損失のリスクは少ないものの、利益額は小さなものになってしまうケースがほとんどです。

 

利益額が小さな取引を何度も繰り返すため、一回の取引が完了するまでに必要な手数料が何度も必要になってきます。

取引に必要な手数料にはどのようなものがあり、いくらかかるのかはしっかり把握しておく必要があります。

 

また一般的に一度の取引における利益額が小さいことが多いため、巡ってきたチャンスを逃さないだけでなく、少しの逆行でポジションを瞬時に決済しなければならないケースもあります。

それにはプラットフォームがスムーズに約定してくれるかどうかも重要なポイントです。

特にスキャルピングの場合は指値など、事前に決済される金額を設定しない成行注文のケースがほとんどであるため、約定スピードは重要な要素といえます

 

特性から導かれる注意点とは

スキャルピングには上記のような特性がありますが、Bybitでスキャルピングをするにあたって特に留意しておくべき点は、以下のようなものになります。

 

1.取引にあたって必要となる全ての手数料を把握

Bybitで取引する際、証拠金以外の費用としてどのような場合に、どのような費用が掛かるのかを前もって正確に把握しておくことが重要です。

 

2.Bybitのプラットフォームが順調に動くかどうかの確認

Bybitのプラットフォームがスキャルピングに対応できる速さがあるかどうか、評判を確かめるだけでなく、自分自身でも確認しておく必要があります。

 

Bybitの取引時における証拠金以外の手数料

Bybitでスキャルピングの取引する際、証拠金以外の必要な手数料には以下のものがあります。

 

取引手数料

Bybitでは執行された注文に応じて取引手数料が発生する仕組みになっています。

なお取引手数料はMakerとTakerで区別され、内容が異なってきます。

 

なお、本サイトでは特集記事Bybitでの取引手数料を詳細解説【実例付】で取引手数料について詳細に説明していますが、改めて簡単に説明させていただきましょう。

 

Makerの場合

Makerとは取引板に注文が掲載されることで、仮想通貨市場に流動性をもたらす取引のことを指します。

Makerの場合には取引手数料がかかるのではなく、取引手数料をもらうことができます。

 

Makerは報酬として注文価額の「-0.025%」、つまり0.025%を受け取ることができるというわけです。

ただしMakerとなるのは指値注文の場合だけであり、成行注文では取引手数料をもらうことができません。

すなわちスキャルピングで使うことの多い成行注文では、Makerにならないということです。

 

Makerの具体的な取引手数料の計算例をご紹介しましょう。

たとえば、BTC=9500ドルの時に10000BTCUSDの注文がMakerで約定したとして、その場合の計算式は以下のようになります。

 

10000÷9500×0.025%=0.00026315

 

つまり0.00026315BTCの取引手数料がもらえることになります。

 

Takerの場合

一方Takerとは、取引板に載っている注文を消費する取引のことを指します。

Takerの場合には取引手数料を支払わねばなりません。

取引手数料は注文価額の「0.075%」となっています。

 

なお指値注文の場合はTakerにはなりませんが、成り行き注文の時にTakerとなります。

つまりスキャルピングで使うことの多い成行注文の場合、取引手数料を支払うことになってしまうというわけです。

 

Takerの具体的な取引手数料の計算例をご紹介しましょう。

BTC=9500ドルの時に10000BTCUSDの注文がTakerで約定したとして、その場合の計算式は以下のようになります。

 

10000÷9500×0.075%=0.00078947

 

これはつまり、0.00078947BTCの取引手数料を支払う必要があるということになります。

 

さらに注意しておくべきなのがレバレッジです。

Bybitのレバレッジは最大100倍となっています。

100倍のレバレッジを掛けた場合、Takerの取引手数料も100倍となってしまいます。

すなわちTakerの取引手数料が実質的に7.5%となるということです。

 

契約タイプ別の最大レバレッジと取引手数料

Bybitの契約タイプ別の最大レバレッジと、それぞれの取引手数料を一覧表にすると、以下のようになります。

 

インバース無期限契約の場合

契約通貨最大レバレッジMaker取引手数料Taker取引手数料
BTCUSD無期限契約100倍-0.025%0.075%
ETHUSD無期限契約50倍-0.025%0.075%
XRPUSD無期限契約50倍-0.025%0.075%
EOSUSD無期限契約50倍-0.025%0.075%

 

USDT無期限契約の場合

契約通貨最大レバレッジMaker取引手数料Taker取引手数料
BTCUSDT無期限契約100倍-0.025%0.075%

 

資金調達料

スキャルピングでポジションを建てた時に必要になってくるものとして、取引手数料以外には資金調達料があります。

ただしこれは、ポジションを建てると必ず必要になってくるとは限りません。

ある条件の時に必要になってくるものです。

 

なお本サイトでは、特集記事Bybitでの取引手数料を詳細解説【実例付】内で取引手数料とともに資金調達料についても説明していますが、改めて簡単に説明させていただきます。

Bybit 資金調達率

画像引用:Bybit

 

資金調達料のことを簡単に説明してしまうと、市場のポジション動向に合わせて通貨の需給を調整するための金利ということができます。

つまり需要が高い通貨にコストを掛けることで、その通貨の需要を調整しようというものです。

 

Bybitでは、ある「特定の時点」を超えてポジションを保有している場合には資金調達料が必要になってきます。

Bybitの「特定の時点」は1日に3回あり、01:00、09:00、17:00がその時点にあたります。

この時間をまたいでポジションを持っていると、資金調達料を支払わなければならなくなるわけです。

 

またこの資金調達料は「-0.0357%から0.0357%」の間で変動する資金調達率と、資金調達手数料が発生する上記の3回のタイミング時の市場における取引価格、および保有数量に基づいて計算されます。

さらにポジションがロングか、ショートかによっても、資金調達料を支払わなければならないケース、もらうことができるケースもあります。

 

Bybitのプラットフォームの約定しやすさ

スキャルピングで仮想通貨FXを取引する場合に特に重要になってくるのは、約定スピードです。

約定スピードはトレーダー自身の感覚に左右される部分が大きいため、実際に自分で試してみるのが最も確実です。

 

しかし約定スピードに大きな影響を与える最大TPSは、Bybitの場合100,000件を目標として開発されています。

一方、世界でも最大規模の仮想通貨FX取引所であるBitMEXのTPSは500件となっています。

これだけをみてもBybitの約定は早く、スキャルピングに向いていることが分かるはずです。

 

さらに実際にBybitを使っている人たちの間でも、「Bybitはサクサク動く」ことは話題になっています。

特に近年では仮想通貨FXを取引する際にもスマホを利用するケースが多く見受けられますが、Bybitはスマホアプリもリリースしており、PCサイト同様、Twitter上でも「ハイボラでも注文がサクサク通る」などの書き込みが多数見受けられます。

Bybitスマホアプリ

画像引用:Bybitスマホアプリ

 

Bybitなら、例えスキャルピングであったとしても、約定しないなどのケースはまず無いといえるでしょう。

 

Bybitのスキャルピングで利益を出すためには

上記でご説明したことを考慮し、Bybitでスキャルピングをする場合の留意点をまとめると以下のようなことがいえます。

 

  • 取引手数料と資金調達料の把握

    Bybitでスキャルピングをするのであれば、取引手数料と資金調達料はどういう設定になっているのかを十分理解しておく必要があります。
    そのうえで、自分の建てているポジションが今決済すると利益が出るのか、もしくは損失が出るのかを把握しながら取引しないと、取引が終わってから利益が出ていないことに気付くなどのケースも出てくる可能性があります。

  • Maker取引の活用

    Bybitの場合、スキャルピングで利益を出すための方法として、Maker取引手数料を上手く活用することを考える手もありかもしれません。
    Maker取引手数料は決して高額ではありませんが、手数料を支払う必要がないことはスキャルピングにとって有利に働くのではないでしょうか。

  • 歩留り価格の設定

    他にも、ポジションなりの利益が出る歩留り価格を自分なりに設定するのも効果的かもしれません。

 

Bybitのプラットフォームにはスキャルピングに十分対応できるパフォーマンスがあります。

その能力を活かしながら利益を出せるスキャルピングについて、自分なりの法則を是非みつけてください。

 

まとめ

Bybitでスキャルピングをして利益を出すために覚えておくべきことについてご説明しました。

 

仮想通貨FXが世の中に登場してからまだ日も浅く、外貨FXとは違って取引所ごとに細かな取引ルールや手数料などが異なります。

しかしBybitの約定スピードが速く、サクサク動くという点は、他の仮想通貨FX取引所と比べるとスキャルピングをしたい人にとってはおおきなメリットといえるでしょう。

 

是非一度、実際にBybitで取引してみて、そのメリットを体感してみてください。

 

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

リスク警告

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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