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Bybitでの取引方法ー新規注文について詳細解説

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  • 2020.07.28.

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Bybitは海外の仮想通貨FX取引所の中でも機関投資家に活用されるほど使いやすく、信頼性の高い取引所です。

 

しかし海外の仮想通貨FXプラットフォームでしかも日本円に対応していないのだから、使いにくいのではないかと躊躇される方もいらっしゃるでしょう。

また初めて仮想通貨FXに取り組まれる方は、余計不安に感じられるかもしれません。

 

しかしBybitは使いやすさに定評があり、初めての方でも安心してお使いいただけます。

そのことをご理解いただくために、まずBybitで新規注文をする場合に知っておかなければならない注文方法の種類や意味などについて、その操作方法も含めてご説明しましょう。

 

これさえ読んでいただければすぐにでもBibitで新規注文が可能になるはずです。

 

 

Bybit(バイビット)に入金する通貨について

Bibitで仮想通貨FXを取引する際の通貨についてご説明しましょう。

 

法定通貨は扱えない

現在日本からBybitにアクセスした場合、扱えるのは限られた仮想通貨のみです。

つまり現時点では日本円などの法定通貨では入金できず、もちろん取引や出金も対応していません。

Bybitで扱えるのは、特定の仮想通貨のみとなります。

 

Bybitに入金できる仮想通貨と両替

Bybitへ入金できる通貨は、BTC・ETH・EOS・XRP・USDTの5種類となっています。

入金する際にはこれらの仮想通貨を保有していなければ入金できません。

 

ではこの5種類の仮想通貨であれば、何を使って入金しても問題ないのでしょうか。

これらの仮想通貨であれば入金は可能ですが、Bybitで「BTCUSD無期限契約」を取引するにはBTCが必要になり、「USDT無期限契約」を取引したい場合はUSDTが必要となります。

 

つまり他の仮想通貨でもBybitに入金は可能ですが、取引内容によっては決まった種類の仮想通貨が必要になるということです。

 

例えば「USDT無期限契約」を取引したいがBTCしか保有していない場合には、BybitにBTCで入金し、Bybit内でBTCからUSDTに両替することも可能です。

ただしBybit内での両替は、毎回0.1%の両替手数料がかかってしまうので注意しましょう。

 

Bybit内で通貨を両替する方法

Bybit内で仮想通貨を別の種類の仮想通貨へ交換するときは、まずページ右上の[アカウント名]から「個人資産」に移動します。

Bybit保有資産一覧表示

出典:Bybit

 

保有している資産の一覧表示の右上にある「資産交換」ボタンを押しましょう。

すると仮想通貨を両替する画面に変わります。

 

Bybit仮想通貨両替画面

出典:Bybit

 

現在保有している通貨と、交換して入手したい通貨をプルダウンで選択し、保有している通貨の数量を入力します。

 

「見積を取る」ボタンを押すと交換レートが表示されますので、確認して問題なければ「交換」ボタンを押しましょう。

 

 

Bybitにおけるトレードの種類について

2020年7月現在、Bybitから提供されているトレードの種類は以下の5種類となっています。

 

【インバース無期限契約】

  • BTCUSD無期限契約
  • ETHUSD無期限契約
  • EOSUSD無期限契約
  • XRPUSD無期限契約

 

【USDT無期限契約】

  • BTCUSDT無期限契約

 

インバース無期限契約とUSDT無期限契約の違い

上記のようにインバース無期限契約には4種類があり、USDT無期限契約には1種類のトレードがあります。

ではインバース無期限契約とUSDT無期限契約は、何がどう違うのでしょうか。

 

取引数量の入力通貨が異なる

インバース無期限契約で新規取引数量を入力するときは「米ドル」の単位で入力します。

一方、USDT無期限契約で数量を入力するときは直接「基本通貨(BTC、ETHなど)」の通貨単位で入力することになります。

 

証拠金や損益換算の通貨が異なる

インバース無期限契約の証拠金と損益換算はBybitの「基本通貨(BTC、ETHなど)」で行います。

一方、USDT無期限契約では「換算通貨(USDT)」で行います。

 

USDT無期限契約は「両建て」できる

インバース無期限契約とUSDT無期限契約の違いは、両建てできるかどうかにもあります。

 

両建てとは「ロング」と「ショート」の両方のポジションを同時に持つことを指しますが、 インバース無期限契約では両建てはできません

しかしUSDT無期限契約では両建てが可能です。

 

USDT無期限契約ではロングとショートで異なるレバレッジが可能

USDT無期限契約では両建てが可能なだけでなく、ロングポジションとショートポジションのそれぞれで、異なるレバレッジを設定することもできます。

 

 

Bybitの新規注文方法について

Bybitで新規注文を行うには、トレード画面右上の注文ボックスを利用します。

Bybit取引画面

出典:Bybit

 

新規注文のタイプには、主に次の2種類があります。

 

  • 成行注文
  • 指値注文

 

成行注文

成行注文とは、その時の価格で取引するもので、契約数量のみを指定する注文方法です。

即座に売買が成立するため、すぐに約定させたいときに利用されます。

 

成行注文でのインバース無期限契約の操作方法

注文ボックスの「成行注文」タブを選択します。

Bybit成り行き注文タブ

出典:Bybit 成行注文 BTCUSD無期限契約

 

「契約数」欄に、契約数量を入力しましょう。

たとえば1000と入力すれば、「1000ドル分の注文数量」となります。

また契約数の下にあるパーセンテージをクリックすることでも数量を入力できます。

 

数量を入力したら、「買い/ロング」または「売り/ショート」ボタンを押し、次に表示される確認画面で「確定」ボタンを押してください。

これですぐに注文が約定されます。

 

成行注文でのUSDT無期限契約の操作方法

成行注文でUSDT無期限契約で新規ポジションを建てるときは、まず注文ボックスの「参入注文」を選択します。

Bybit USDT注文タブ

出典:Bybit  成行注文 USDT無期限契約

 

そして「成行」を選択し、数量欄に注文したいBTCの数量を入力します。

数量欄の下にあるパーセンテージをクリックすることでも、数量の入力が可能です。

 

数量を入力したら「買いで参入」または「売りで参入」ボタンを押します。

確認画面が出るので確認して「確定」ボタンを押しましょう。

これで成行注文が発注・約定されます。

 

指値注文

指値注文とは自分自身で価格を設定するとともに、レバレッジと契約数量も設定できるもので、取引価格が設定した価格(指値)に達した段階で、設定しておいた内容で約定されるものです。

 

指値注文でのインバース無期限契約の操作方法

指値注文でのインバース無期限契約の場合は、注文ボックスの「指値注文」を選択します。

Bybit指値注文タブ

出典:Bybit 指値注文 BTCUSD無期限契約

 

そして指値となる注文価格と契約数を入力し、「買い/ロング」または「売り/ショート」ボタンを押しましょう。

確認画面が出ますので、確認して「確定」ボタンを押すと発注されます。

 

なおこの注文方法は指値注文ですので、自分が設定した価格に取引価格が達していなければ約定されません

注文が約定されたかどうかを確認するには、チャート下にあるボックスで確認しましょう。

 

Bybit注文一覧表示画面

出典:Bybit 指値注文 BTCUSD無期限契約

 

注文が約定していればポジションタブに保有ポジションが掲載されます。

また未約定であれば「アクティブな注文」タブに注文が載っているはずです。

 

 

取引手数料が気になる時に利用するPost Only

指値注文ボックス画像の下側にある「Post Only」は、指値注文や条件付き指値注文時に設定できるオプション機能です。

 

ここにチェックを入れると入力した指値注文がオーダーブックに載り、市場の流動性を高めたことになるため、指値金額で約定した場合にはリベートを受け取ることができます

ただし「Post Only」をオンにした場合でも、発注直後に約定してしまうケースでは、市場の流動性を高めることにつながらないため、自動的に指値注文そのものがキャンセルされてしまいます。

 

このオプション機能は、大口取引や専業トレーダーなど、取引手数料が気になる額に膨らんでしまいがちなケースで活用されています。

 

指値注文の執行条件の指定

指値注文の発注画面の一番下にある「GTC」をクリックすると、GTC・IOC・FOKという3つの選択肢が出てきます。

これは発注した注文が執行およびキャンセルされる条件をあらわしています。

 

  • GTC:ユーザーが手動でキャンセルした時、約定していない注文が失効するという条件のことです。
  • IOC:大量の注文を、それぞれ異なる指値で注文していた場合、「ただちに」約定しない注文のみを失効させるようにするものです。
  • FOK:「ただちに」「全注文数量」が約定しない時に、全ての注文を完全に失効させるものです。

 

これらの執行条件は、通常の指値注文の場合はGTCのままが一般的です。

またIOCは大量注文の際に利用され、FOKはスキャルピングトレーダーやデイトレーダーなど、短期的な取引で利用されているようです。

 

まとめ

Bybitでの新規注文方法についてご説明しました。

 

Bybitは、海外の仮想通貨FX取引所でありながらも多くの人々から使いやすいと好評を得ているだけあって、非常に細かな設定や配慮がなされていることがお分かりいただけたでしょう。

 

これでBybitでの新規注文に、不安もなくなったはずです。

是非、実際の取引で、その使いやすさと安心感を実感してください。

 

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

リスク警告

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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