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コロナショックでもビットコインへの強気発言続く

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  • 2020.03.23.

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  • コロナショックでもビットコインへの強気発言続く

2019年の年末に発生した新型コロナウイルスの猛威は、2020年3月23日現在、終息の気配が見えないどころか、ますます感染範囲を広げています。

これに伴って世界経済は低迷しつつあり、今後の予想もつかない状況に陥っています。

 

しかしこのような状況にあっても、複数の人物がビットコインの将来について強気な発言をしています。

その発言とはどのようなもので、その根拠とはいったい何なのでしょうか。

 

このニュースについて詳しくご説明しましょう。

 

BINANCEのCEOによる強気発言

世界的規模の仮想通貨取引所であるBINANCEのCEOであるChangpeng Zhao氏(通称CZ)が、2020年3月20日付けのBINANCE blog内で、「ビットコインは安全な避難所ですか?(Google翻訳)」と題した記事を公開しました。

BINANCE blog

画像引用:BINANCE blog

 

このblog記事はQ&A形式で記述されており、Changpeng Zhao氏は、多くの仮想通貨取引をしている人々が抱いている不安に対する自分なりの見解を説明しています。

 

2008年の金融危機との比較

2008年に起こった金融危機と、現在の新型コロナウイルスによる経済危機との違いについて質問されたChangpeng Zhao氏は、以下のようにその違いを説明しています。

 

コロナウイルスは単なる原因であり、根本的な原因ではないと考えています。

私たちの経済は、少なくともいくつかのショックを乗り切るのに十分なほど強くなければなりません。

さらに重要なことに、2008年には選択肢があまりありませんでしたが、問題を引き起こしたシステムが何らかの形で魔法のように治癒することを願っていました。

しかし、今回はより多くの選択肢があります。

引用:BINANCE blog Google翻訳

 

そのうえで、現在の金融システムについては壊れていると表現しています。

さらに金融危機を起こしているのは人ではなく、システムであるとも説明し、ビットコインはこのシステムを修正していくと述べています。

 

仮想通貨の将来について

世界経済が低迷する中で仮想通貨は大丈夫なのか、心配ではないのかという質問に対し、Changpeng Zhao氏は以下のように答えています。

 

仮想通貨についてはまったく心配していません。

基本は変わりませんでした。

法定通貨とは異なり、ビットコインは限られた供給の通貨のままです。誰もそれ以上印刷できません。

特に現在、需要は増加しています。

大丈夫だよ。

引用:BINANCE blog Google翻訳

 

Changpeng Zhao氏が説明していることは、経済活性化のために法定通貨を大量に印刷してバラまく量的緩和策や財政支援策は、インフレにつながっていくことも示唆しているわけです。

 

投資の活性化について

上記の見解を説明したうえで、金融市場への投資がいつ活性化してくるのかについてもChangpeng Zhao氏は言及しています。

 

新型コロナウイルスのワクチンや治療法などはいずれ開発・発見され、そのショックから解放されるのも時間の問題であること。

そうなれば、金融資産を現金化して手元に置いている人々もその必要がなくなったと理解して、ビットコインへの投資に戻ってくるはずだと述べています。

 

Morgan Creek Digital共同設立者の強気発言

そしてもう1人、ビットコインの将来について強気な発言をしているのが、Morgan Creek Digital社の共同設立者であるAnthony Pompliano氏(通称ポンプ)です。

 

Anthony Pompliano氏は、「コロナの金融危機から生まれる最高かつ最悪の資産(Google翻訳)」と題したレポートを発表し、その中で投資対象として一般的な株式や石油、GOLD、さらにビットコインについて、今後の18~24ヶ月間を予想しています。

Off The Chain

画像引用:Off The Chain

 

Anthony Pompliano氏の予想では株式、石油、GOLD、ビットコインともに今より改善していく、前向きな予想がされていますが、その中でも特にビットコインに関してはこれまでにないほどのパフォーマンスが得られると主張しています。

 

量的緩和策や財政支援策の影響

新型コロナウイルスによる金融危機を回避するために実施される、中央銀行や政府による量的緩和策や財政支援策が、結果的にインフレを引き起こすと指摘しており、それによって投資家はインフレから逃れられる資産に逃げ込むと予想しています。

 

そして投資家が逃げ込む先はGOLDとビットコインであると述べています。

 

ボラティリティが有利にはたらくビットコイン

さらにAnthony Pompliano氏は、GOLDとビットコインの違いについても言及しています。

 

この2つの大きな違いは、GOLDよりもビットコインはボラティリティが大きいことであり、それが投資視点でみた場合に大きなパフォーマンスの違いになってあらわれるとしています。

 

一般的にビットコインのボラティリティの大きさは、ネガティブ要因として受け止められていますが、今回のケースではそれが有利に働くと述べています。

GOLD価格は35~65%上昇するであろうと予想されますが、同じ条件であればビットコインは3倍以上の価格になる可能性が高いと予想しています。

 

半減期がより加速させる可能性

Anthony Pompliano氏は、もう一つの要素がビットコイン価格を大きく加速させることになると予想しています。

その要素というのが、2020年5月に予定されている半減期です。

 

半減期を迎えることにとって、ビットコインは供給量の減少が予想されますが、前述したようにインフレから逃げ込みたいビットコインは、半減期によって希少性が高まった状態です。

つまり半減期で希少性が高まっているビットコインを、さらに多くの人が奪い合う状態になるということです。

この状態のことを、Anthony Pompliano氏はロケット燃料という表現で説明しています。

 

量的緩和により人々はビットコインに追い込まれ、2020年5月に供給が大幅に削減されます。

負の供給ショックとほぼ同時に正の需要ショックが発生しています。

これは、分散型デジタル通貨のロケット燃料となるでしょう。

引用:Off The Chain Google翻訳

 

Anthony Pompliano氏が予想する価格

上記のことを基にして、Anthony Pompliano氏は2年後のビットコイン価格を予想しています。

 

私の価格目標は、ローエンドで20,000ドル、ハイエンドで100,000ドルです。

これにより、政府からのインフレ反応からあなたの財産を保護しながら、短期間で3倍から15倍のアップサイドチャンスがもたらされます。

引用:Off The Chain Google翻訳

 

すなわち新型コロナウイルスによって低迷しているビットコイン価格は、わずか2年の間に低い場合でも20,000ドル、高ければ100,000ドルになると予想しているわけです。

 

まとめ

BINANCEのCEOであるChangpeng Zhao氏とMorgan Creek Digital社の共同設立者であるAnthony Pompliano氏の2人が予想している、新型コロナウイルスの金融危機がビットコイン価格に及ぼす影響についてご説明しました。

 

Changpeng Zhao氏はビットコイン価格について具体的に言及していませんが、2人の予想で共通していることは、金融危機対策として中央銀行や政府が実施する量的緩和策や財政支援策がインフレにつながり、そのことによってビットコインへの投資が高まっていくという点です。

このことは他の有識者も明言しており、ほぼ間違いないことだといえるでしょう。

 

ビットコインの将来の姿や今後の価格動向について知りたいと考えていた方には参考になるニュースではないでしょうか。

特に仮想通貨FX取引をおこなっている方は、この予想に沿った観点で日々のニュースをご覧になってみてください。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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