仮想通貨FXチャート分析の二番底とは何?重要なチャート5選を解説!
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仮想通貨FXを行うにあたってテクニカル分析が最も重要ということは様々な記事で記載していきました。
しかし、実際にはテクニカル分析の他にもチャートの形状からトレードを判断する手法も存在します。
これは仮想通貨FXに限らず、現物株や外国為替のFX、商品市場全てのチャートに通ずるものであり、
チャートは人のセンチメントを織り交ぜた上で構成されるものだからです。
チャートは人間の心理的な側面を表しているものであるため、このように同じような形状が構成されるようになります。
チャートを的確に分析できるようになれば、自ずと勝率も上がります。
この記事では仮想通貨FXのチャート分析の方法やチャート分析に役立つ知識を解説することで、
仮想通貨相場で勝てるような内容となっております。
ビットコインで使える仮想通貨FXのローソク足分析の基本

ここからはFXなどでよく使われるローソク足について説明していきます。
仮想通貨FXを行ううえでは重要な知識になりますので、以下で詳しく見ていきましょう。
ローソク足とは
ローソク足とは仮想通貨FXでよく使われるチャートで、【始値、高値、安値、終値】の4本値の値動きを時系列に沿って表示したものです。
・始値(はじめね):取引が始まった時の価格
・高値(たかね) :期間中の高値
・安値(やすね) : 期間中の安値
・終値(おわりね): 取引が終わった時の価格
ローソク足を並べることで、相場の状態や流れを一目でわかるようにしたチャートです。ローソク足チャートは日本の江戸時代に生まれたと言われていて、現在は海外でも広く使用されています。
ローソク足の種類
ローソク足チャートの分析を行ううえで、必要な要素を紹介していきます。
ローソク足は、売り手と買い手が相場でぶつかり合うことで変動が発生します。どういったときに変化するのか、ポイントを抑えながら確認していきましょう。
それでは、基本的な内容について説明していきます。
陽線
終値の値が始値より上昇して高いものを「陽線」といいます。
チャート図では、「赤色」で表現されることが多いです。
見方としては、ローソク足の実体部が長いほど、買いの勢いが強いといえます。逆に短ければ買いの勢いが弱まったと分かります。
陰線
陰線は、反対に終値の値が始値より下落して低いものを「陰線」といいます。
チャート図では、「青色」で表現されることが多いです。
見方としては、ローソク足の実体部が長いほど、売りの勢いが強く、逆に短ければ売りの勢いが弱まったと分かります
ローソク足の読み方
ローソク足は、時間軸(分足、日足、週足など)の間の値動きを示しているもので、過去の値動きが表示されています。
そのため、ローソク足は、「マーケットの値動きを作り出す、投資家たちの心理」が価格に反映された値動きを表したものといえます。
単純に「マーケットの値動きを表している」と考えがちですが、それでは将来の価格を予想することはできません。
したがって、ローソク足を読むには、投資対象の値動きを予想するのではなく、投資予想する投資家たちの行動を考えて読むことが重要です。
仮想通貨FXの基本用語解説

ここからは仮想通貨FXの基本用語について解説していきます。
リップル
リップル(XRP)とは、2020年5月現在、時価総額が第4位の仮想通貨です。
2013年から正式に配布されました。
特徴としては、ブリッジ通貨として2通貨間の橋渡しのような存在として活躍しています。決済の手間やコスト削減が目的です。
他にも、リップル社という管理主体が存在し、毎年少しずつ市場開放することで管理を明確にしています。
ナスダック
ナスダックとは、1971年に開始された株式市場の名称のことです。全米証券事業協会による自動価格見積もりという意味です。
(National Association of Securities Dealers Automated Quotations)の頭文字をとってナスダック(NASDAQ)と呼ばれています。
ナスダックには、中小企業やベンチャー企業を中心に現在、多くの銘柄が上場しています。
ユーロ/米ドル
ユーロ/米ドルは、日本人にはあまり馴染みのない通貨ペアですが、現在世界で1番取引量が多い通貨ペアです。
ユーロ域内の人口は米国を上回る規模に達しており、外貨準備高の通貨構成割合でも、米ドルの62%につづく第2位の約20%をしています。
ユーロと米ドルの取引がグローバルに活発化している状況がお分かりいただけると思います。
重要なチャートの読み方5選

ここからは仮想通貨FXをするうえで重要となるチャートの読み方を5つ紹介していきます。
二番底
二番底とは、チャートの形状でも代表的な形の1つです。相場や景気が下落している時に一度下落して、好転した後に再度下落して底になることから二番底と呼ばれます。
二番底で終了するわけではなく、三番底、大底と続いていく場合もあります。
底の判断は上昇トレンドになれば簡単に判断できますが、下落トレンドの場合はいつ底になっているか判断が難しいです。
実際にチャートを見ながら解説していきます。
下記はbybitの4時間足チャートになります。
赤の○印の位置をご覧ください。
明確に一度下値をつけたラインが意識されて反発しようとしているのがわかります。
トレードの第一のタイミングはこの2回目の赤色の○印の位置です。
これは早期にこのラインで止まると判断してエントリーするタイミングであり、騙しも多く下に突き抜ける可能性もありながらもエントリーするタイミングと言えるでしょう。
このタイミングでエントリーした場合にストップロスの注文を置いておくのは下の青色のラインの下になります。
ではなぜこの青のラインの下にストップロスを置くことが基本なのかというと、トレンドフォローの原則に基づいているからです。このような反発がわからないタイミングでは、下抜けした場合でも下落トレンドは継続すると判断することになります。
そのため、基本的にこのような早期の逆張りのエントリーは早期の損切りが大切であるため、このように浅めのストップロスを注文として入れる仮想通貨のトレーダーが多いように感じます。
次のエントリーのタイミングは上の青のラインを超えてきたタイミングです。
このラインは一旦安値をつけて反発後、一旦浅めの天井をつけているラインとなります。
このラインは、赤の○印をつける下落前の安値水準と同様の水準なことから意識されていることがチャートから理解できるでしょう。
つまり赤の○印の下落を考えて一旦ショートポジションを構築した仮想通貨FXのトレーダーは、ストップロスの注文をこの上の青のラインの上に置いているということが推測できます。
また、トレンドが変わるのはこのラインを上抜けた時で、その前に二番底をつけて反発圧力が強まっている中、上昇トレンドに一番変わりやすいタイミングとも言えるでしょう。
そのため、この青のラインを上に抜けたタイミングでロングポジションを取ることになります。ストップロスの位置は最初示した場所である、下の青のラインの下が基本的な戦略と言えるでしょう。
浅めのストップでは、仮想通貨の場合ブレでストップロスが発動するため浅過ぎることもよくなく、一方で大きく幅を取ると一回の損失が大きくなったりもするため、必ずこのエントリーポイントからの値幅というものには注意しましょう。
このトレードの場合結果的に大きく利益を伸ばすことになります。
二番天井
次は二番天井について解説していきます。
二番天井は、二番底の逆で上昇トレンドの時に、一度高値になった後に下落して、再度高値になることを言います。
二番天井の場合は、二番底のように二番天井、三番天井となることは少ないです。なぜなら、買いの利益を確定したり新規の売りを仕掛けたりするため落ち着いてしまうことが多いです。
値動きを確認している時の判断は難しく、結果論で解説されることが多いです。
実際に、二番天井についてチャートを確認しながら解説していきます。
下記はbybitの1時間足チャートです。
赤い○印の2箇所の部分をご覧ください。
これは先ほどご説明した二番底と逆の形状になっているのがわかると思います。
このエントリータイミングは先ほどとは逆として考えるため、2回目の赤色の○印は1回目の○印の位置まで上昇して逆ばりのショートポジションを構築することとなります。
ストップはこのエントリーした高値の少し上の位置で、予想としてストップロスが溜まっているだろうと思われる位置を考えて逆指値注文を置いてください。
次に大事な相場の見方について説明します。
薄い白のボックスは高値から一旦下落した際の値幅となっています。
二番天井や二番底を形成した後、次にチェックすべき位置は、もしも相場がブレイクアウトした場合にどの程度プライスが進行するのかということです。
このような二番天井の場合の下落の目安は「高値から一度下落したラインの値幅」となります。
その値幅を表しているのが黄色のボックスになります。
これを見ると視覚的にわかりやすい動きですが、最初の赤色の○印から一度下落した値幅分、ブレイクアウト後下落しているのがわかると思います。
これがチャートの癖であり重要な動き方のため、きちんとこの形状を理解しておくと、今後のトレードに有益となることでしょう。
ヘッドアンドショルダー
ヘッドアンドショルダーは、相場の天井や大底の転換点で発生するチャートパターンになります。
・天井を打つパターンをヘッドアンドショルダートップ(三尊)
・相場の底を打つパターンをヘッドアンドショルダーボトム(逆三尊)
上記の2パターンが存在します。
ヘッドアンドショルダーボトムのパターンで解説すると、
下落相場から一度下落して反発することを左ショルダー、
そのあと再度直近の安値を下抜けして下落することをヘッド、
その後に上値となり、左ショルダーと同じポジションになることを右ショルダーと呼んでいます。
このように3回値動きが発生し、山が3つできることを見立てヘッドアンドショルダーと呼ばれています。
三尊と逆三尊は時間をかけて形成されるチャートなので、強い効力を持っています。効力を最大限に発揮するためにはうまく逆指値を使用して、トレードしたいポイントに仕込んでいきましょう。
三角保ち合い
三角保ち合いは、買い手と売り手が拮抗し、トレンドが発生する前に現れるチャートパターンです。
三角保ち合いは基本的には3つのパターンで形成されます。
1)上昇三角形
需要の買い圧力が強まっていることから、安値切り上げの上向きの三角形が生まれる。
2)対称三角形
安値も切り上がり、高値も切り下がり、需要が拮抗する三角形の形。
3)下降三角形
供給側の売り圧力が強まっていることから、高値が切り下がり、下向きの三角形が生まれる。
三角保ち合いは成功率が高く、覚えていると、とても使えるチャートパターンです。自分のトレードスタイルに当てはめていきましょう。
ブレイクアウトトレード
ブレイクアウトトレードとは、ブレイクアウトを利用したトレードです。
ブレイクアウトとは相場において重要とされるラインを越えていく動きのことをいいます。
ブレイクアウトトレードの手法は、初心者でも分かりやすい手法になっています。
- 直近の高音で買い、さらに高値で決済
- 直近の安値で売り、さらに安値で決済
これが基本的な考え方です。
ただし、他に比べると単純な手法のため、だましなども多く発生するのも事実です。
ブレイクアウト直後は様子見する、エントリー回数を絞るなど対策を行うことが懸命です。
しかし、上手く行けば大きな利益も発生する可能性があるため上手く活用しながら利益を出していきましょう。
仮想通貨FXチャート分析の手法19【ブレイクアウトトレード】
まとめ
今回は仮想通貨FXを行う上で重要となるチャートを5つ紹介しました。
チャート分析をできるようになれば自ずと、仮想通貨FXで稼げるようになるでしょう。
ぜひ今回紹介したチャート分析の知識を使って相場に挑んでみてください。
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