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CCIとは?相性が良い指標はMACD!【仮想通貨】

  • 仮想通貨FX実践
  • 中級編

仮想通貨FXを行うに当たってテクニカル分析というのはとても重要です。

外国為替のFXや株、指数先物といったものよりも重要といっても過言ではないでしょう。

 

仮想通貨というのはそのもの自体に金利という概念はなく、商品相場と似ている特性があると言われています。

そのため需給で全ての価格の動きが説明されると言われているため重要とも言えるでしょう。

 

ここではテクニカル分析の中で「CCI(Commodity Channel Index 商品チャネル指数)」と呼ばれるテクニカル指標をご紹介します。

 

CCI(Commodity Channel Index)の見方と使い方

CCIとは何か?

CCIとはCommodity Channel Indexの略語で日本語では商品チャネル指数と呼ばれています。

これは商品先物市場で利用するために考案されたもので、商品相場と特性が似ていると言われている仮想通貨FXでは有益なテクニカル指標とも言えるでしょう。

このテクニカル指標ドナルド・ランバート(Donald Lambert)が1980年に考案しており、歴史のあるテクニカル指標です。

これを考案した目的は商品市場のサイクルを見つけるために考案されました。

その理由として商品市場は需給のみで価格が変動しており、その一定の癖が出やすいマーケットとして知られていることが背景になります。

 

このCCIはオシレーター系として知られていますが、順張りトレード、逆張りトレード共に利用できるため、仮想通貨FXの中上級者は好んで利用しています。

 

特にデイトレーダーが好んで利用していると言われており、短期トレード向きのテクニカル指標とも言われています。

 

オシレーターについては「仮想通貨FXチャート分析の手法15【究極のオシレーター】」もご覧ください!

 

CCIの見方

CCIの見方は基本的に他のオシレーター系(RSIやストキャスティクス等)のテクニカル指標と変わりはありません。

その相場の周期性を考えながら「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」の動きを判断するものとして理解してください。

 

CCIの意味合いは下記のように理解するとわかりやすいでしょう。

「移動平均線と比較して現在の価格の水準が、ヒストリカルで見た差の平均と比較した程度を表したもの」

 

ではCCIがどのようにチャート上で現れているか確認するために下記のチャートをご覧ください。

 

bybitのBTCUSD1時間足チャート

このチャートはbybitのBTCUSDの1時間足チャートです。

 

下段の部分がCCIとなっており、相場が大きく動いた際に目安となるラインを突破すると反対方向に向かっていることがわかると思います。

この目安とする水準は「+100から-100」や保守的なトレーダーは「+200から-200」で利用する方も多いです。

「+100から-100」でトレードした場合は騙しが多いと感じると思うので「+200から-200」の方が短期トレードには向いていると思います。

CCIの計算方法は少し複雑なので割愛したいと思います。

 

次にCCIを実際のトレードに利用するにはどうするのがいいのかを解説したいと思います。

 

CCIのトレード利用方法

まずは基本的なCCIのトレード方法についてまとめます。

 

①買いシグナル

CCIが-100の売られ過ぎの水準から-100を上抜けしたタイミング

CCIが-100を下回り売られ過ぎの水準に突入したタイミング

CCIが-100から0の水準を上回ったタイミング

 

②売りシグナル

CCIが+100の買われ過ぎの水準から+100を下抜けしたタイミング

CCIが+100を上回り売られ過ぎの水準に突入したタイミング

CCIが+100から0の水準を下回ったタイミング

 

これが基本戦略となります。

基本的に真ん中の0を基準としてCCIが上に位置しているときは上昇トレンド、下に位置している時は下落トレンドと認識するようになります。

 

 

CCIのダイバージェンスをチェック

CCIもストキャスティクス等で発見することができるダイバージェンスをチェックすることができます。

ダイバージェンスは出来高と併用すると騙しの少なくすることができるため一緒に利用してみましょう。

では下記のチャートをご覧ください。

bybitのBTCUSDの1時間足チャートとなります。

 

bybitのBTCUSD1時間足チャート

赤の丸印がローソク足とCCIに描かれています。この位置がダイバージェンスが起きている位置です。

 

ローソク足が上昇トレンドを継続している中でCCIは徐々に天井を切り下げているのがわかります。CCIがこのような動きをした場合は注意してください。その後一旦ローソク足が下落しているのがわかると思います。

 

このようにセンチメントが弱まる中での上昇トレンドは続かないことが多く、出来高も減少していることが多いため出来高とCCIの組み合わせはオススメです。

 

CCIと相性のいいテクニカル指標は?

最後にCCIはオシレーター系のテクニカル指標ですが順張りでも逆張りでも利用できるため、併用できる指標は様々です。

特に順張りで利用する場合はMACDでの利用をおすすめします。

 

CCIは期間設定の数値が重要となりますが、基本的には14日で設定すべきでしょう。

大体のトレーダーはこの数字を使っており、みんながチェックしている設定をすることが移動平均線と同様に重要です。

 

実際にどのように利用するか具体例として下記をご覧ください。

CCIとMACDを併用チャート

上記のチャートはCCIとMACDを併用したパターンです。

 

一旦CCIは-100を割り込み売られ過ぎの水準へ入っていますが、そこから最後-100を上抜けてきており、基本的な見方から判断すると買いシグナルとなります。

MACDを見ると同じタイミングでゴールデンクロスしていることがわかると思います。

まだMACDのヒストグラフもプラス圏に入っており、買いシグナルがいくつも点灯しているためロングポジションを構築するタイミングと判断することができます。

 

このようにテクニカル指標を併用することで仮想通貨FXはとても勝率は上がると思いますので、自身で色々試行錯誤しながら、テクニカルを併用しつつ自分のトレードスタイルを作っていっていください。

トレードスタイルが確立すれば後は冷静にトレードをするのみになります。

 


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海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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