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エンベロープとはどんな分析?乖離幅に要注意!【仮想通貨】

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仮想通貨FXの際に最も重要だと言われているテクニカル分析のための解説を行なっていきます。

ここでは「エンベロープ」というテクニカル指標の使い方や解説していきたいと思います。

 

そのほかのテクニカル指標はこちら

 

テクニカル指標は併用して効果を発揮するものであるため、知識をつけておくことに損はないでしょう。

色々基本的な考え方を学習して、自身で併用しながら自分のスタイルを作り上げてください。

その中にエンベロープが使えるかどうかを判断するための基本的な知識をつけて頂く記事として紹介していきます。

 

エンベロープとは何か?トレードのための利用法

エンベロープとは何か??

エンベロープとはトレンドフォロー型のテクニカル指標として認識されています。

エンベロープは指定された移動平均線からの乖離幅を一定レンジで保ちながら表示されています。

ボリンジャーバンドと似ている動きとなりますが、この一定という部分でボリンジャーバンドとは異なっています。

エンベロープはトレンドフォロー型の指標ですが、使い方によっては逆張りトレードにも利用することができます。

 

では最初に実際どのような動きになるのかご覧ください。

下記はbybitのBTCUSDの日足チャートを表示しています。

bybitのBTCUSD日足チャート

設定は移動平均線を14日、移動平均線からの乖離幅を10%で表示させています。

赤色が乖離幅のバンドとなっており、真ん中の黄色のラインが移動平均線です。

 

ご覧頂くとわかる通り一定のレンジを保ちながら推移しているのがわかるでしょう。

この一定の幅を利用したい場合にはエンベロープを利用し、ボラが出た際、トレンドフォローとして利用する場合にはボリンジャーバンドを利用する等使い分けるトレーダーもいます。

 

移動平均線の日数に悩んだ場合は14日を利用するトレーダーが多いため14日で設定することが望ましいでしょう。

 

次にどのようなトレード手法があるかをご説明します。

 

エンベロープを利用した基本的なトレード手法

エンベロープは一定のバンドを保ちながら推移するためこれを利用することでトレードを行うトレーダーが多く仮想通貨FXでも同様のことが言えるでしょう。

ここではトレード手法を2つに分けて解説します。

 

順張りのトレード手法

まずエンベロープを設定した後設定した乖離幅の上限にタッチしながら上昇する相場があったとします。

この場合は移動平均線も上昇トレンドを継続しているため、エンベロープの上限と移動平均線の範囲で推移すると考え、移動平均線まで戻って来ればロングメイクし、下落トレンドの場合はその逆のトレードを行います。

この順張りトレードを行う際に併用すべきテクニカル指標は「MACD」です。また「DMI」もトレンドの強さを占うADXというラインがあるため併用すると、より騙しに引っかからず効率的なトレードができるでしょう。

 

では実際にどのような局面で利用されているかご覧ください。

下記はBTCUSDの4時間足のチャートです。

設定は移動平均線は14日で、乖離幅は2%としています。

BTCUSDの4時間足チャート

このようにご覧頂くとお分かりの通り強い上昇トレンドの時は移動平均線をサポートラインとしてエンベロープの間で収まりながら上昇していくことが見て取れます。

これが順張りトレードの基本的な手法となります。

 

またMACDとDMIを併用した場合は下記のような状態になるためより騙しを回避しやすくなるため一度チェックしてみてください。

BTCUSDの日足チャートにエンベロープとMACD、DMIを一緒に表示しています。

BTCUSDの日足チャートにエンベロープとMACD、DMIを一緒に表示

ローソク足が急上昇したタイミングでMACDはゴールデンクロス、DMIのADXも急上昇しており、トレンドの強さがしっかりと確認できる動きとなっているため、このような状況だとエンベロープの順張りトレードが有効と判断できます。

 

逆張りトレードの手法

次にエンベロープを利用した逆張りトレードの手法について解説します。

この逆張りトレードは基本的にトレンドが出ていない横ばいの状況や、凪相場の状況で機能するケースが多いです。

そのためトレンドが出ている状態で逆張りトレードは危険ということを覚えておきましょう。

 

たまにエンベロープの設定した乖離幅を突き抜けたら逆張りトレードでエントリーという方法を解説しているところもありますが、トレンドに逆らったトレードはトータルでは負けやすいことを自覚し自重するようにしましょう。

 

逆張りトレードを行う時はチャートから見て確実にレジスタンスラインとサポートラインが見てわかるようなチャートになっており、トレンドが出ていないことを確認してください。

そのあとに乖離幅をチャートに合わせて設定し、チャートのバンド上限に来ればショートメイクし、チャートのバンド下限に来ればロングメイクを繰り返すことで利益をあげることができます。

 

逆張りトレードで必ず守るべきことは<レンジをブレイクしてトレンドがで始めたらきっちり損切りを行うことです。

 

相場が横ばいの時に一番注意すべきことは、「相場は永遠とじっとしているものではない」ということです。

必ずどこかのタイミングで動き始め休憩し、また動き始めると行ったことを繰り返します。

そのため一生レンジ相場が続くことはないため、トレンドが出ると一気に損失が拡大することから早期の損切りはするように常に逆指値の注文を出してリスク管理を徹底しましょう。

 

エンベロープを利用するときの注意点

最後にエンベロープを利用するときの注意点を解説します。

エンベロープは時間軸によって乖離幅を変更する必要があります。

またその乖離幅はその対象となる商品のボラティリティによって自身で変更する必要があります。

 

特に仮想通貨FXの場合は外国為替以上にボラティリティが大きく、外国為替のFXと同様の乖離幅で設定してしまうと、騙しのエントリー回数が増えてしまうため、FXで上手くいっていたとしも負ける可能性は十二分にあるということです。

そのためボラティリティは時間軸を変える事でどの乖離幅がベストか最初きちんと考えて設定するようにしましょう。

 

基本的にはMACDの考え方と一緒で95%の範囲内で収斂するような設定が騙しも少なく勝率は上がります。

通貨によっても、異なってくるためこの点は忘れずに注意して設定するようにしてください。

乖離幅が上手く設定できればとてもトレードがやりやすくなるものでもあるため根気強く考えてながらエンベロープの使い方をマスターしましょう。

 

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海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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