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仮想通貨FXチャート分析の手法19【ブレイクアウトトレード】

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仮想通貨FXを行うために色々本を読んだり、セミナーに参加したり、色々なサイトで勉強している方も多いと思います。

しかし、それぞれ記載されているのは千差万別で、「では実際に何が正しいのか」、「どの記載が最も自身にベストなのか」悩む方もほとんどです。

 

これは自分自身で記載されていることをしっかり理解して、自分がしっかり考えた上でトレードを行なっていき、何が自分と合っているのかを探る日々が最初に始まります。

この努力するところからがスタートで、一番大事なポイントとなるため怠ることのないようPDCAを繰り返しながら勉強しましょう。

 

仮想通貨では必ずテクニカル分析が必須のプロダクトと言われています。

それはファンダメンタルズ分析という概念があまりなく、チャートしか頼るべきトレードの判断材料がないからです。

そのためテクニカル分析を理解することは仮想通貨FXを行う上ではとても大事なことということを認識しましょう。

仮想通貨FX入門ではテクニカル指標を1つ1つ解説し1つ1つの特徴や使い方について解説しています。

 

そしてここからはテクニカル指標や実際のチャートを用いてどのようなチャートパターンがあるのか、そして取引手法について具体例を用いて解説していきます。

ここでは取引の具体例として、シンプルな手法と言われる「ブレイクアウトトレード」をご紹介します。

 

ブレイクアウトトレードの手法

ブレイクアウトトレードとは

ブレイクアウトトレードの手法はトレンドフォロー型の手法に分類されるでしょう。

これは直近節目と考えられているポイントをブレイクした場合は素直にそのマーケットが向かっている方法へポジションを取る方法です。

 

トレンドフォローは初心者では基本であり、逆張りよりも利益は上がりやすいトレードになります。

しかしトレンドフォローを行なって取引したいと言ってもどのタイミングでエントリーすればいいかわからず、そのタイミングを何かを利用して決めていかなければなりません。

トレーダーによって移動平均線だったり、サポートラインだったり、レジスタンスラインだったりしますが、ブレイクアウトトレードは直近の高値や安値を更新した場合はエントリーをするというシンプルな手法になります。

 

ダウ理論に沿ったトレードであり、相場は高値を更新しながらトレンドを形成するため視覚的にチャートで判断しやすい手法と言えるでしょう。

 

では実際にどのようなタイミングでエントリーするかを解説したいと思います。

 

ブレイクアウトトレードの具体例

下記のチャートはBTCUSDの4時間足チャートです。

BTCUSDの4時間足チャート

チャートの中に日本の水平線が引かれているのがわかると思います。

最初のポイントはコメントを記載したレンジが横ばいで全くボラティリティが低下しているタイミングです。

相場の基本としてレンジ相場が継続した後に上か下かにブレイクアウトした場合、トレンドは継続すると言われています。

それはレンジ相場の段階で相場のマグマが溜まっている状態であり、どちらかに動きたいものの動けない状況が継続しているためです。

そのためストップロスの注文も両サイドのブレイクアウトの位置で積み上がっていることから相場の変動幅を増幅させるため、トレンドが出やすいということになります。

 

ブレイクアウトトレードを行う場合は下の青のラインがレンジの高値になるため、そのラインを上に超えてきた場合はロングポジションを構築するという判断になります。

 

当然ながら、エントリーした後はストップロスの注文は必ず入れてください。

 

この場合ストップの位置はレンジ相場のサポートラインの下辺りに注文を置いておくのが基本的な戦略となるでしょう。

 

では次に上の青の水平線をご覧ください。

このラインは先ほどロングポジションを構築する前に急落しているのがわかると思いますが、その急落前の高値です。

この高値はかなり重要なラインということを認識しないといけません。

理由としては急落した後レンジ相場になっています。

 

短期的なトレンドフォロワーは急落後のレンジ相場でショートポジションを構築しているためこのようなレンジ相場になっています。

このタイミングでショートポジションを構築した仮想通貨FXのトレーダーはストップロスの注文を急落前の高値で置いているトレーダーが多いということがチャートから判断できるからです。

つまり、チャートから判断できることは、そのラインを越えると一旦ショートを構築していたトレーダーはギブアップする水準であるため、ここを越えるとロングポジションを積み上げるという判断ができると思います。

 

その後チャートを確認すると。高値更新するも少し押し戻されていますが、ストップの位置は赤の丸印の少し下の位置が基本的な位置になるでしょう。

ここでのポイントは最初のエントリーでいいタイミングでロングポジションを構築できていることから、赤の丸印の下でストップロスがヒットしたとしても大きな損失にはならず、ほぼプラスマイナス0でトレードを終わらすことができます。

 

そして、この位置まで最初のロングポジションのストップロスを引き上げることで、大きくプラスになるか、損益が0で終わるかという、損失はない状態でトレードができるということになります。

 

このタイミングで考えてしまうのは「少しでも最初の利益を残したい」という人間の弱い心がトレードの邪魔をしますが、トレードは利益を引き伸ばしながら、損失は限定にして確率論としてプラスのトレードを行うことが勝つ条件です。

決して博打で確率論から逸脱するような判断はしないようにしてください。

今回はプラスで終わることができるかもしれませんが、何度も同じ取引を行うことで、いずれ損失が膨らむようになります。

 

では実際にこのトレードはどのように推移したかというと、チャートが示しているように大きなリターンを上げる結果となります。

ストップロスは徐々に評価益が大きくなるに連れて引き上げていくことで、ストップロスがヒットしても利益が出る位置でトレードを終えることができるため、間違いなくプラスで終えることができるトレードとなることがわかります。

このブレイクアウトトレードはとても簡単にみなさん始めることができます。

 

また仮想通貨のマーケットはトレンドがで始めると、一方方向に動き続けるマーケットであり、トレンドフォローの投資家はトレンドがで始めるととても大きなリターンを得ることができるのが理解できるでしょう。

恐怖心や目の前の利益に目が眩み、計画外に利益確定したり、損切りを躊躇し注文を取り消したりして、大きな損失に繋がることだけは必ず避けるようにしてください。

それが出来ない限り負け続けることは確実です。

逆にこのようなシンプルな手法でも機能するのが仮想通貨のマーケットでもあります。

 

つまり一番の敵はマーケットではなく自分自身であり、律する心が必須ということです。

この点を勘違いせず、トレードしてもらえれば自ずと結果は付いてくることでしょう。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

リスク警告

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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