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仮想通貨FXチャート分析の手法5【プロが使う節目と水平線】

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ここでは仮想通貨FX取引に利用できる、プロも利用しているチャート分析の方法について解説していきたいと思います。

チャートはローソク足チャートや鍵足チャート等種類はありますが、日本で一番メジャーなのはローソク足のチャートです。

 

チャート分析の基本であり、一番大切なことは

「チャートはバイアスをかけずにシンプルに考えること」

です。

 

相場の世界では商品は違うものの、テクニカル分析はどの商品やプロダクトにも応用できるものであり、たくさんの分析手法があります。

人それぞれ合う合わないがあるものの、大体3つ程度のインディケーターを利用して分析しているトレーダーが多く、あまり多くの判断材料を織り交ぜると、複雑なチャートとなり判断が逆にしにくくなってしまうものです。

その点を踏まえて読み進めてもらえればと思います。

 

今回は

  • 「節目とは何か?」
  • 「水平線とは?」

この2点をご説明していきます。

 

仮想通貨FXの勝てるチャート分析の基本

節目とは?

まず最初にチャートを俯瞰して分析するにあたって重要なキーワードをご紹介します。

それは

「節目」

というものです。

これをしっかり覚えておくことで、スキャルピング取引にも応用することができ、かなり有利にトレードすることができるようになります。

 

節目とは「マーケットが意識している重要なポイント」というラインを指している言葉です。

マーケットで勝つにはマーケット参加者が意識しているポイントを必ず考えてトレードしなければならず、そのラインを超えるか超えないかでトレンドが変わっていくかどうかを判断しなければいけません。

その節目を把握することで次の展開が予想しやすいことから重要な材料となっています。

 

よくマーケットで使われている節目の言い方として、

「大台の節目を突破し上昇トレンドが強まった」とか

「節目で跳ね返されトレンド転換はならず」

という言葉の使い方を聞いたことがある方もいると思います。

解説に出てくるほどその節目は理解しないといけない水準であり、勝つために把握しないといけないものとして理解してください。

 

ではチャートでその節目はどういう見方をすればいいのかご説明します。

下記のチャートはBTCUSDの日足チャートです。

BTCUSDの日足チャート

チャートをご覧頂くと4,200ドル辺りに水平線が一本通っているのがわかるかと思います。

これが節目を示しているもので2018年の12月下旬に一度このラインで止まり、再度2019年の2月にこの付近で下落している動きとなっています。

 

このようにあるラインで止まっているということは、その値動きが示した通り、そのあたりで売り注文が入り下落してしまったことを意味しています。

こうしたチャートの形を描いた場合、マーケットでは何が起きているかというと、参加者はそのラインでショートポジションを構築しているのです。

 

また、ショートポジションはどこかで買い戻しをしなければなりません。

この4,200ドルのラインで二回上昇を止められたため、そこから下落すると考えているから、ショートでポジションを構築しているのは理解しやすいと思います。

そのため損切を行うポイントで多いのは4,200ドルよりも上のラインとなります。

その損切の注文というのは「損を確定させる買い戻し」を意味しているため、そのラインを超えると急なロスカット注文が自動的に発動し、チャートのような急上昇をする動きとなります。

 

この例のように4,200ドルで止められている間は下落する可能性が高いが、その水準を上回ってくると、トレンドが変わり上昇するというラインが節目であり、トレンド転換のサインとなります。

 

このチャートだけをみてもどれだけ節目を意識して取引することが重要なのかが理解できることでしょう。

 

「水平線の重要性」と水平線を利用したトレード手法

水平線は上記のような節目を視覚的に把握するために用いるラインのことを示しています。

この水平線はサポートライン(下落した際に止まりやすいと思われている位置)とレジスタンスライン(上昇した場合に頭打ちとなると思われるLINE)の両方を把握する時に有用なものです。

この水平線の引き方は

  • 2点が同じライン付近で止まっているポイントを引く

これだけなので誰でもできるラインでシンプルな手法です。

 

とても大雑把な説明をすると、

「この水平線だけでもトレードで勝てる」

ということを覚えておきましょう。

 

ではサポートラインとレジスタンスラインを利用したトレード手法や水平線の見方についてご説明します。

下記のチャートはETHUSDの1時間足のチャートになります。

ETHUSDの1時間足チャート

まず187ドル付近のラインはレジスタンスラインと呼ばれる位置を示しています。

二度ほどこのライン付近で止まっているのがチャートからわかります。

そして下の175ドル付近のラインがサポートラインです。

つまり、トレード手法としては

 

①187ドルの高値を超えたらトレンド継続と判断しロングメイク

②175ドルを下回ると下落トレンド転換と判断しショートメイク

 

というトレードアイデアが生まれ、結果的に175ドルを下回ったことで、下落トレンド転換となり、ショートポジションを構築することで10%以上の利幅を取ることが出来た結果となります。

 

このように水平線を利用するだけでも十二分にトレードが出来ることがお分かりいただけたでしょう。

まずは今回ご説明したことを覚えて、今後のトレードに是非お役立てください。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

リスク警告

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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