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Coincheckがレバレッジを5倍から4倍に変更

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  • 2019.09.03.

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Coincheck Blog レバレッジ変更

画像引用:Coincheck Blog

 

国内仮想通貨取引所のひとつであるCoincheckが、レバレッジを現在の5倍から4倍に変更することを発表しました。

これにより、国内の仮想通貨取引所はZaifを除くすべてが4倍のレバレッジとなります。

 

このニュースについての詳細とレバレッジを4倍に変更した理由や背景などについてご説明しましょう。

 

Coincheckがレバレッジを5倍から4倍に

日本国内の仮想通貨取引所であるCoincheckが2019年8月30日に、2019年10月31日14:00以降はレバレッジを従来の5倍から4倍に引き下げることを発表しました。

 

なおこの変更に伴って、約定していないレバレッジ取引の新規注文については、2019年9月30日14:00 以降にキャンセルされることになります。

またレバレッジ変更時に、従来の5倍のレバレッジでポジションを保有していた場合、ロスカットされる危険性もあり、注意が呼びかけられています。

 

レバレッジ変更の発表とともに、現在はレバレッジの新規注文が停止されている旨も発表されています。

おそらくこれはレバレッジ倍率引き下げに伴う措置だと思われますので、2019年10月31日14:00のレバレッジ変更が完了次第、新レバレッジでの新規注文ができるものと思われます。

 

レバレッジ変更の理由

Coincheckは一般社団法人「日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)」に加盟しています。

このJVCEAは、レバレッジ取引の最大倍率を4倍以内にすることを自主規制としており、加盟取引所と調整をしていました。

 

自主規制を検討していた当初のレバレッジはbitFlyerで15倍、GMOコインが10倍、Zaifで25倍など、高倍率になっていました。

しかし投資家保護などを目的として、レバレッジを下げる動きとなっていました。

 

ただし、このレバレッジ4倍というのはあくまでも自主規制であり、金融庁の法令では25倍が上限とされています。

 

残る4倍以上のレバレッジの取引所は?

JVCEAの自主規制によって国内の仮想通貨取引所のレバレッジは、ほとんどが4倍になっており、4倍になっていなかったのはCoincheckとZaifだけでした。

 

Coincheckが2019年10月31日からレバレッジ4倍に移行することで、国内の仮想通貨取引所で4倍以上のレバレッジを実施しているのはZaifだけとなります。

 

Zaifにおける2019年9月2日現在の最大レバレッジは7.77倍となっていますが、現時点でインフォメーションはないものの、おそらく2019年以内にZaifも改訂し、最大4倍となることが予想されます。

Zaif レバレッジ

画像引用:Zaif

 

日本仮想通貨交換業協会とは

ではCoincheckを含め、国内の仮想通貨取引所が加盟している日本仮想通貨交換業協会とはどのような組織なのでしょう。

JVCEA

画像引用:JVCEA

 

日本仮想通貨交換業協会は、金融庁と共に不安定で規制がバラバラな日本の仮想通貨業界を自主的に規制していこうと、日本仮想通貨事業者協会と日本ブロックチェーン協会とが協力して作り上げた自主規制団体です。

現在は金融庁の認定貸金決済事業者協会に登録されていますので、まさに金融庁のお墨付きをもらった自主規制団体といえます。

 

日本仮想通貨交換業協会の活動は今回紹介したレバレッジの自主規制だけではありません。

仮想通貨取引所の体制やセキュリティ、顧客管理などに加え、マネーロンダリングやテロ資金供与対策などに対しても監視しています。

つまり、快適に仮想通貨取引ができる環境づくりに努めているわけです。

 

会員には金融庁から仮想通貨取引所として正式に登録されている第一種会員の19社、そして現在は金融庁の登録はできていないものの、今後の登録と仮想通貨取引所の運営を目指している第二種会員の8社が加盟しています。

 

海外仮想通貨取引所なら最大100倍のレバレッジ

日本国内の仮想通貨取引所は、Zaifも含めておそらく年内にレバレッジ4倍に統一されることが予想されます。

 

レバレッジは、少ない証拠金で大きな取引ができることが魅力ですが、その分リスクも増えることになります。

大きな損失を出してしまった場合、つまり証拠金がゼロになっても足りない場合には追証を支払わなくてはなりません。

日本の仮想通貨FX業者はこの追証が必要なところがほとんどです。

 

一方、海外の仮想通貨FX業者は最大レバレッジが100倍のところもあります。

もちろんその分だけリスクも大きくなりますが、海外の仮想通貨FX業者で特筆すべきは追証がない業者がほとんどであるという点です。

追証がないということは、いくら負けたとしても証拠金がゼロで留めることができるということです。

それだけでも海外の仮想通貨FX業者を利用する意味はあるのではないでしょうか。

 

まとめ

国内の仮想通貨取引所で、レバレッジ5倍だったCoincheckがいよいよレバレッジ4倍に変更されるニュースをご紹介しました。

Coincheckを利用されている方は、レバレッジ変更に伴うロスカットなどに注意してください。

 

そしてもしレバレッジ4倍の仮想通貨FX業者では不十分だ、儲けることができないなどとお考えであれば、海外の仮想通貨FX業者に目を向けることも必要なのかもしれません。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

リスク警告

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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