【知らなきゃ損】マイニングとは?個人でのおすすめのやり方も徹底解説!
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- 2019.10.03.
- 仮想通貨FXブログ
- 【知らなきゃ損】マイニングとは?個人でのおすすめのやり方も徹底解説!
ビットコインで稼ぐためには安く買って高く売るだけではありません。これから解説するマイニングという手法を使ってビットコインを入手することも可能です。
この記事では個人で行うマイニングについて解説しています。これからマイニングを始めようと考えている方は必見です。
マイニングはどれくらい稼げるのか?簡単に始めることができるのか?メリット・デメリットや具体的な取り組み方法についてまとめてみました。
マイニングは意外と参入障壁が高かったりしますが、簡単に始めることができるマイニングファームについても併せて解説しています。
マイニングとは?仮想通貨を入手する方法!
一時期話題となった仮想通貨ですが、儲ける方法は売ったり買ったりして利ざやを狙うだけではありません。
これから解説するマイニングという方法を用いて仮想通貨を手に入れる方法もあります。
それではマイニングについて詳しく解説していきます。
マイニングのしくみ
ビットコインを入手するための方法としては、Binance Futuresや販売所で購入するものが知られていますが、マイニングでも手に入れることが可能です。
マイニングには、「ハッシュ関数」が密接に関わっています。
ハッシュ関数は、入力された数値をまったく別の値に置き換える暗号のような関数のことです。示された結果からは、元の数値をたどることが非常に困難です。
このハッシュ関数にいろいろな値をあてはめていき、特定の数値より小さくなったときにマイニングが成功したと見なされ報酬が支払われます。この数値のことを「ナンス」といい、ナンスを探しあてる作業こそがマイニングに直結するのです。
ハッシュ関数は非常に不規則な関数であり、ハッシュ関数の一定値を下回るナンスを導き出すには、とにかく当てずっぽうに数値を代入していくしかありません。
ハッシュ関数にも難易度がある!? 「ディフィカルティ」とは!?
まるで、巨大なデータの鉱脈から、目当ての数値を探り出すような作業ですね。
この難しさが、「マイニング(採掘)」の語源となっているのです。
個人でやると採算が合わない!?マイニングファームとは
これまでマイニングの概要について解説してきました。これからは実際にマイニングをしてみたときにどれくらい儲かるのか、どのようなリスクがあるのかを解説していきます。
収益化は難しい!? 個人でやる場合の注意点
まず、結論から述べてしまうと、個人単位でマイニングを行って利益を出すのはなかなかハードルが高いといえるでしょう。
そもそも仮想通貨とは暗号化されたデジタル通貨であり、インターネット上に飛び交う情報量は膨大なものです。
マイニングを成功させるにはひたすら何度も計算を繰り返していき、条件に合った数字を見つけ出す作業が必要になってきます。
そして条件に合った数字を最初に見つけた人だけに、ビットコインが報酬として支払われるわけです。
これは計算したから必ずできるものではなく、ほとんど偶然見つけるようなものです。
例えるならばくじ引きと似たようなものです。
また、おびただしい量の情報を処理するためには、かなりのスペックのパソコンを必要とします。それに付随して電気代の負担が大きくなることも、個人で参入するハードルを上げてしまっている原因といえます。
マシンを1台稼働させただけでマイニングが成功するわけではなく、報酬が発生しないケースもあるのです。
マイニングファームを利用するメリットとは?
個人ではなかなか収益を上げにくい構造のマイニング。
しかしながら、マイニング成功時の報酬は大きく、みすみすあきらめたくないのも事実でしょう。
実は、企業や投資家が必要な設備やマシンを用意した「マイニングファーム」というものがあります。
それでは、このマイニングファームを利用するメリットをご説明します。
手軽に24時間管理が可能
マイニングファームで、セキュリティやマシンを保全するための空調などの管理を代行してもらえます。
また、信頼性の高い機器が提供されるので、故障のリスクを低減できます。
業者が税理士と提携している場合もあるため、煩雑な税金の手続きを依頼することも可能です。
電気代を削減できる
個人宅での電気代は小口契約なのに対して、マイニングファームだと業務用の大口契約で利用できます。
個人での利用だと契約電力は50kw未満の低圧電力契約(1kw18~29円)ですが、業務用なら50kw以上の高圧電力契約(1kw13~17円)と大幅なコストの削減が見込めるのです。
マイニングファームを利用する際のデメリットも併せてご紹介します。
初期費用が高額
高性能なマシンや万全な設備を導入するためには初期費用が1000~2000万円ほど必要です。さらに、マイニングファームの管理手数料として報酬の約20%が差し引かれることがあります。
海外マイニングファームはリスクが大きい
国内においては考えづらいのですが、海外はインフラが不十分で電力供給が安定していません。また、インターネット回線も不安定なため、突然の停電やシステムダウンに見舞われることも。
日本ほど治安がよくないためハッキングによる被害やマイニングマシンが盗まれる可能性など、セキュリティ面でも不安があります。
メリット・デメリットの両面を把握したうえでの利用をおススメします!
利益はでるの?個人でマイニングをやる方法
自分自身でマイニングする方法には二通りあります。
ひとつはソロマイニングと呼ばれる単独でのマイニングで、もうひとつが何人かが集まって実施するプールマイニングです。
ソロマイニング
その名のとおり自分一人だけでマイニングするため、高スペックのパソコンやマイニングソフトが必要になります。
もちろん揃えるだけでマイニングができるわけではなく、パソコンやソフトがうまく稼働するよう調整も必要です。さらにこれらに関した知識やスキルが求められます。
しかもパソコンは24時間常にフル稼働させなければならず、パソコンを複数台設置すれば電気代も余計にかかってしまいます。
加えてマシンの稼働音もそれなりに大きいため、騒音対策も必要となってきます。
つまり、これらをクリアするためにはそれなりの設備投資とスキルや電気代が必要ですが、マイニングが成功すると自分だけの利益にできるメリットがあります。
プールマイニング
プールマイニングとは、管理者の下に複数のマイナーが揃って作業することです。
参加者はネット環境下でパソコンの計算能力を提供し、複数人が一斉に取り組むためマイニングが成功する確率は上がります。一方で報酬は自らが提供できた仕事量に応じたものになってしまいます。
マシンはソロマイニングと同じ高スペックのものが必要ですが、ソフトは管理者提供のものを使う必要があります。
また24時間パソコンを稼働させる必要があり、これらにかかる費用は全額自己負担です。
費用はどのくらいかかるの??
ソロマイニングやプールマイニングをするには高性能パソコンが必要で、稼働させるためには電気代も計上されます。
いったいマイニングにはどのぐらいの費用がかかるものなのでしょう。
GMOインターネットがビットコイン用のマイニングマシンとして「GMOマイナー B3」という機種を販売していますが、このマシンの価格がおよそ22万円となっています。
ちなみにこのGMOマイナー B3の場合、必要電力が1秒あたり最大で約3400w。
一日あたりの電気代に換算すると2,214円となります。
この計算はマシン1台の場合です。
複数台所有するなら、台数分の費用がかかる計算になります。
つまり、これだけの費用を投資して利益が出なければ赤字になるということです。
報酬を受け取るしくみ
ビットコインを送金すると、新しい取引情報(トランザクション情報)はすぐにインターネット上に伝わります。
この「いつ・誰が・いくらビットコインを取引したか」という情報をブロックといい、何と約10分おきに生成されるものです。
なお、ビットコイン取引における個人情報はハッシュ関数によって暗号化されてブロックに保管されます。各ブロックは、顧客台帳のような役割を果たしているわけです。ちなみに、ブロック=顧客台帳はより多くの人に共有されたほうが便利ですよね。
このブロックを複数つないでいったものをブロックチェーンとよびます。
ブロックチェーンは、不特定多数の顧客が台帳を共有できるしくみといえるでしょう。
さて、冒頭でハッシュ関数を最小値にするナンスについて述べました。
ナンスは非常に特定が困難であることから高いセキュリティが担保される数値です。実際にナンスを探しあてたユーザーには既存のブロックチェーンに新しいブロックをつなぐこと=マイニングの権利があたえられます。
ナンスを一番最初に導き出し、マイニングを最初に行うことで、報酬が支払われるのです。
ビットコインの総発行量の上限は2,100万BTCであり、2018年の時点で約1,700万BTCがマイニングされています。現在は残りの約400万BTCが報酬として支払われると想定されており、2040年には上限を迎えるという予測がなされていることを覚えておいてください。
まとめ
ビットコインを例にしたマイニングについてご説明しました。
いずれのやり方でも、それ相応のマシンや設備・資金が必要です。しかし環境が整ったうえで勝負をするなら勝つ見込みは十分にありそうです。
なお本文内では紹介しませんでしたが、ビットコインマイニングの報酬額は21万ブロック単位で半額になっていく半減期があります。
マイニングを狙う時期にも注意したいものです。
専門的なマシンや設備を必要としない仮想通貨FXに取り組んでみるのもアリです。
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