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Bybitでは当初証拠金以上の損失は発生するのか?

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  • 2019.04.27.

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  • Bybitでは当初証拠金以上の損失は発生するのか?

仮想通貨のレバレッジ取引は「少ない資金で大きな利益が狙える」というのが魅力ですが、その分損失が増えるリスクもあるため、慎重に取引する必要があります。

しかし、万が一思わぬ方向に値動きした場合、損失は一体いくらまで増えてしまうのでしょうか。

 

ここでは、bybitにおける当初証拠金以上の損失についてご紹介します。

 

当初証拠金以上の損失とは?

そもそもレバレッジ取引というのは、取引所から借りた資金を使うことで元手よりも大きな金額が動かせる仕組みになっています。

そのため、取引をする前には証拠金を納める必要があり、この証拠金を「当初証拠金」と呼びます。

 

たとえば、100倍のレバレッジで100万円を契約するとしましょう。

この場合、必要となる元手の1万円が当初証拠金です。

 

レバレッジ取引では、うまく取引ができれば大きな利益を得ることができますが、最悪の場合は大きな損失を生んでしまう可能性もあります。

また、レバレッジが大きいほど損失も大きくなりますから、取引所から借りた資金はもちろん、元手となる当初証拠金まで上回るケースもあるのです。

 

Bybitでは当初証拠金以上の損失が発生しない

Bybitでは、ユーザーが当初証拠金以上の損失を負わないよう、洗練された清算システムが構築されています。

この清算システムは、損失が一定の割合に達するとポジションが自動で決済されるというもので、維持証拠金はすべて失われますがそれ以上の損失は発生しません。

つまり、預けた当初証拠金以上の損失が発生することはないのです。

 

維持証拠金とはポジションを維持し続けるために必要な「最低資産残高」のことで、Bybitでは維持証拠金率を0.5%と定めています。

 

たとえば、1万円で10倍のレバレッジを使用するとしましょう。

このとき、「1万円×10倍×0.5%」で維持証拠金は500円になりますので、損失が99,500円になった時点で清算が開始されるということです。

 

ただし、清算はレバレッジ・維持証拠金率と大きく関連しており、契約の種類によっても異なります。そのため、取引を始める前に必ず「契約詳細」を確認し、自分の維持証拠金率を把握するようにしましょう。

 

ADL(自動デレバレッジ)システムと保険基金

Bybitの清算では、清算の際に破産価格よりも優位な価格で清算できる「ADLシステム(自動デレバレッジ)」と、自動デレバレッジの発生を減らす「保険基金」を使用することで、当初証拠金を超える損失が出ない仕組みが成り立っています。

 

ADLシステム(自動デレバレッジ)

ポジションが清算価格に達したにもかかわらず破産価格より有利な価格で清算することができなかった場合に、反対売買ポジションのユーザーを自動で選択し、デレバレッジを行ってくれるシステムです。

Bybitでは、ユーザーの「利益率」と「レバレッジ倍数」に応じてランク付けがされ、ADLシステムが有効になった際は、デレバレッジの相手として最高ランクのユーザーが選ばれる仕組みになっています。

 

<ADLシステム(自動デレバレッジ)の特徴>

  • システム内で最も高いランクのユーザーがデレバレッジの対象として選ばれる
  • ユーザーのランクは利益率とレバレッジ倍数によって決まる
  • ユーザーのランクは「ADLランキング」で確認することができる
  • 選択されたポジションにはメイカーリベートが支払われ、清算された注文にはテイカー手数料が請求される
  • デレバレッジの対象となったユーザーは、電子メールおよび携帯電話による通知を受けた後、アクティブとなっている注文がすべて決済される
  • ユーザーは自由に再参入ができる

 

保険基金

自動デレバレッジを発生しないようにするためのシステムで、清算時が破産価格よりも不利な価格で決済されてしまった場合に、保険基金を使ってその差額を埋めます。

つまり、この保険基金が不足している場合にADLシステム(自動デレバレッジ)が発動するということです。

 

<保険基金の特徴>

  • 破産価格よりも有利な価格で清算される場合、証拠金残金は保険基金に蓄えられる
  • 破産価格よるも不利な価格で清算される場合、契約損失は保険基金によって補填される

 

たとえば、BTC/USDのロングポジションを保有していて、このときの清算価格が7,000ドル、破産価格が6,950ドルだったとしましょう。

このポジションでは価格が7,000ドルに達した時点で清算されることになりますが、最終執行価格が6,950ドルよりも高い価格だった場合は、残りの証拠金が保険基金に寄付されます。

逆に、最終執行価格が6,950ドルよりも低い価格だった場合は、契約損失を補填するために保険基金が使われることになります。

 

また、保険基金の残高は、清算されたポジションの「最終価格」と「破産価格」の価格差に応じて増減しますので、公式サイトで定期的に確認するようにしましょう。

 

Bybitのリスク制限

Bybitでは、当初証拠金以上の損失を防ぐために清算システムが採用されていますが、この清算を最小限に抑えるため、すべてのアカウントにリスク制限が適用されています。

これにより、最悪の事態(清算)を未然に防げるようになっているのです。

 

内容としては、ポジション価額に応じて「維持証拠金」「当初証拠金」「最大レバレッジ」が変わるというもので、ポジションサイズが大きいほど利用可能なレバレッジは低くなり、当初証拠金は増加します。

*維持証拠金は一律0.5%と定められており、リスク制限によって変動はしません。

 

また、通貨ごとに価格が異なることから、取引する通貨によっても制限が変わってきます。

 

<BTC/USD>

ポジション価額維持証拠金当初証拠金最大レバレッジ
100 BTC

0.5%

1.00%100
150 BTC1.50%66
200 BTC2.00%50
250 BTC2.50%40
300 BTC3.00%33
350 BTC3.50%28
400 BTC4.00%25
450 BTC4.50%22
500 BTC5.00%20
550 BTC5.50%18

 

<ETH/USD>

ポジション価額維持証拠金当初証拠金最大レバレッジ
300 ETH0.5%1.00%100
600 ETH1.50%66
1,000 ETH2.00%50
2,000 ETH3.00%33
3,000 ETH4.00%25
4,000 ETH5.00%20
5,000 ETH6.00%16
6,000 ETH7.00%14
7,000 ETH8.00%12
8,000 ETH9.00%11

 

<XRP/USD>

ポジション価額維持証拠金当初証拠金最大レバレッジ
250,000 XRP0.5%4.00%25
375,000 XRP6.00%16.6
500,000 XRP8.00%12.5
625,000 XRP10.00%10
750,000 XRP12.00%8.3
875,000 XRP14.00%7.1
1,000,000 XRP16.00%6.2
1,125,000 XRP18.00%5.5
1,250,000 XRP20.00%5
1,375,000 XRP22.00%4.5

 

<EOS/USD>

ポジション価額維持証拠金当初証拠金最大レバレッジ
250,000 EOS0.5%4.00%25
375,000 EOS6.00%16.6
500,000 EOS8.00%12.5
625,000 EOS10.00%10
750,000 EOS12.00%8.3
875,000 EOS14.00%7.1
1,000,000 EOS16.00%6.2
1,125,000 EOS18.00%5.5
1,250,000 EOS20.00%5
1,375,000 EOS22.00%4.5

 

こういったリスク制限は、ユーザーのリスク暴露を制限するための非常に重要なリスク管理措置になります。

価格変動が激しい仮想通貨市場の中、高レバレッジの大口ポジションは清算中でも大きな損失を生み出す可能性があり、リスクが高いといえるでしょう。

BybitではADLシステム(自動デレバレッジ)、保険基金といった制御システムがありますが、ほかのユーザーにとって自動レバレッジの危険要因になることも事実です。

そのため、ほかのユーザーを守るためにも、保有ポジションに応じたリスク制限は必要であるといえます。

 

まとめ

少ない資金で大きな金額を取引できるレバレッジ取引ですが、その分リスクも大きくなってしまうため、なかなか手がだせないという方も多いのではないでしょうか。

 

Bybitでは、維持証拠金率が0.5%を下回るとポジションが自動で決済される「清算」が設けられているため、損失が当初証拠金を上回ることはありません。

また、ポジションが清算価格に達した際、何らかの事情で破産価格よりも不利な価格で清算さてしまわないよう、「ADLシステム(自動デレバレッジ)」や「保険基金」といったシステムもあります。

 

Bybitはユーザーのリスクが十分に考慮された取引所だといえるでしょう。

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

リスク警告

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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