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ビットコインはいよいよ半減期に向けて強気相場に投入か?

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  • 2023.07.12.

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2023年5月30日のニュース記事「ビットコインは2024年の半減期で大きく価格上昇との説」では、ビットコインが2024年に迎える半減期に関連して、大きく価格上昇するとの説をご紹介しました。

 

時間の半減期までにはまだ時間がありますが、ビットコインが強気相場に突入したことを裏付けるような事例や説が続々と出てきています。

もちろん今強気相場に突入したとしても、次回の半減期といわれる来年4月頃まで強気相場が継続して上昇し続けるとは限りませんが、少なくとも仮想通貨FXを取引するうえでは参考になるはずです。

 

どうして強気相場に突入しているといえるのか、その事例や説についてご説明しましょう。

 

英スタンダードチャータード銀行がビットコイン価格予想を上方修正

2022年4月に、ビットコイン価格は2024年末までに10万ドル(日本円でおよそ1,340万円)にまで上昇すると予想していた英国の金融大手であるスタンダードチャータード銀行が、予想額をおよそ2万ドル上方修正したことが報じられています。

Blockworks スタンダードチャータード銀行のビットコイン価格予想上方修正

画像引用:Blockworks

 

スタンダードチャータード銀行はビットコイン価格をこれまでの予想から大きく上方修正し、2023年末には5万ドル(およそ706万円)に達し、2024年末までには12万ドル(およそ1,695万円)に達すると予想していることが海外メディアであるBlockworksによって報じられています。

 

2022年4月時点では、2024年末の価格のみしか予想していませんでしたが、今回の上方修正では、2023年末時点の価格まで新たに予想しています。

 

2022年時の予想の根拠と今回の上方修正の根拠

ではどうしてスタンダードチャータード銀行は、ここにきてビットコイン価格の予想を上方修正したのでしょうか。

 

スタンダードチャータード銀行が2022年4月時点で予想していた、2024年末までに10万ドルという根拠は、幾つかあるようです。

 

まず近年、急速に高まっている金融不安によって、リスク資産であると指摘されていたビットコインの価値が高まっていることが挙げられます。

このことは、米において利上げが終わる可能性が高まると同時に、リスク資産が安定化してくることも関係しているでしょう。

また、仮想通貨の中でも特にビットコインのドミナンスが高まっていること。

加えて、2024年にビットコインの半減期が来ることや、仮想通貨に対する規制や機関投資家からの資金が流入してくること。

そして特に重要な点として、ビットコインマイナーの利益が増加することを挙げていました。

 

ビットコイン価格が高くなれば、マイニング報酬としてビットコインを得ているマイナーの利益はおのずと増加します。

そのため、マイナーは事業を維持するために売却していたビットコイン量を今までより少なくできるわけです。

これはつまり、市場に供給されるビットコイン量が少なくなるということであり、それによってビットコイン価格が上がることにつながっていきます。

 

これらの根拠に基づいて、2022年4月に、2024年末にビットコイン価格は10万ドルになると予想していたわけですが、それを上方修正したのが、マイナーのビットコイン売却率です。

 

世界のマイナーのうち、およそ2割を占める大規模マイナーでは、2023年の1月~3月に新規発掘したビットコインを106%売却していましたが、4月~6月では100%以下にまで減っているようです。

つまり、ビットコイン供給量がさらに減るため、価格上昇につながると予測しているわけです。

 

機関投資家からのデジタル資産投資商品への資金流入が急増

デジタル資産運用企業であるCoinShares(コインシェアーズ)がリリースしている2023年7月の直近のウィークリーレポートによって、この7日間のデジタル資産投資商品に対する資金流入額が急増していることが明らかになりました。

CoinShares デジタル資産投資商品への資金流入額急増

画像引用:Coinshares

 

この7日間の資金流入額は1億3600万ドル(およそ180億円)に増えており、直近3週の流入合計額は4億7000万ドル(およそ670億円)に達しているとのことです。

 

なお過去9週間ではデジタル資産投資商品からの資金流出が顕著であったが、その状況を一転させるほどの流入額であり、年初からの流入額は2億3100万ドル(およそ330億円)と急増していることが明らかになりました。

 

仮想通貨取引所への資金流入は低水準

デジタル資産投資商品に対する資金流入額が急増している一方で、仮想通貨取引所に対する資金流入は低水準であることを仮想通貨データ分析企業であるGlassnode(グラスノード)が2023年7月10日に発表しています。

Glassnode Twitter

画像引用:Glassnode Twitter

 

グラスノードが発表したデータによると、仮想通貨取引所に対する資金流入額は23億ドル(およそ3270億円)にとどまっていることが明らかになっています。

2021年6月頃のピーク時には122億ドルだった資金流入額が、およそ5分の1程度にまで減っているということになります。

 

マイクロストラテジーの株価は2023年1月から183%上昇

ビジネス向けソフトウェアを開発している米マイクロストラテジー社は、2020年の第2四半期頃からビットコインを資産として購入し始めました。

同社の共同創設者であるMichael Saylor(マイケル・セイラー)氏が米ドルに対する資産運用の一環としてビットコイン戦略を導入したわけです。

 

その後、米マイクロストラテジー社は2年間で14万BTCを購入しましたが、ビットコイン価格が大幅に下落した際には含み損が発生していたにもかかわらず、今後も購入し続ける意思を示していました。

そして、2023年6月28日には12,333BTCを3億4,700万ドル(およそ500億円)で買い増ししていることが明らかになっています。

この買い増しにより、米マイクロストラテジー社のビットコイン総保有量は152,333BTC(45億2000万ドル相当)にまで達しています。

 

このような動きをしている米マイクロストラテジー社に対し、NASDAQでは高値が付けられています。

TradingView マイクロストラテジー社株価

画像引用:TradingView 1年

 

米マイクロストラテジー社の株価は本記事執筆時点で412ドル台で、2023年初めと比較すると183.04%上昇となっています。

 

このことは、米マイクロストラテジー社の資産運用計画が投資家から評価されており、その割合も増えてきているということを表しています。

 

ビットコインはいよいよ強気相場に突入の可能性

上でご説明した「英スタンダードチャータード銀行によるビットコイン価格予想の上方修正とその根拠」、「デジタル資産投資商品に対する資金流入額の急増」、「仮想通貨取引所への資金流入額の低下」、「米マイクロストラテジー社の株価上昇」は、そのどれもがビットコインが今後大きく価格を上昇させる可能性が高い、もしくは多くの人々が上昇するだろうと考えていることを示しています。

 

強気相場とは相対的な表現であり、具体的な数値は示すことができないものの、紹介した事例は明らかにビットコインが強気相場に突入したことを確信できるのではないかと考えられます。

 

まとめ

ビットコインが強気相場に突入したと受け止めることができる事例についてご紹介しました。

ただ、仮に強気相場に突入していたとしても、その間でも価格の上下はあるはずです。

大きく上昇することがあれば、一時的に下落することもあるでしょう。

特にビットコインの資産価値が認められ、多くの人々が購入している現在は、世界経済の影響を受けるケースも多いはずです。

価格の上昇を促す情報だけでなく、下落につながる情報も昔とは比べ物にならないほど増えているでしょう。

 

しかし2024年4月頃に迎える半減期に向けて、ビットコイン価格はほぼ間違いなく上昇傾向にあるといえるでしょう。

仮想通貨FXで利益をあげる絶好のタイミングなのかもしれません。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

リスク警告

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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