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それでも2023年には仮想通貨を購入するという人が40%存在

  • 仮想通貨関連
  • 2022.12.24.

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  • それでも2023年には仮想通貨を購入するという人が40%存在

ビットコインをはじめとする仮想通貨の2022年は下落傾向が続いた1年でした。

新型コロナによる経済への打撃が続いている中で、2月24日にはロシアによるウクライナ侵攻が始まったことで、世界経済は混迷を極めていました。

 

そして仮想通貨業界では仮想通貨取引所大手のFTXが破綻したことで、仮想通貨そのものに対する信頼性が損なわれてしまいました。

これにより仮想通貨市場全体が低迷したまま2022年は終わりそうです。

 

しかしこのような状況下にあっても来年、つまり2023年には仮想通貨を購入すると主張している人が40%も存在するというアンケート結果が発表されました。

これは一体どういう人々なのでしょうか。

 

仮想通貨の中でも、特にビットコインの2022年の値動きを振り返るとともに、このアンケートについてご紹介しましょう。

 

ビットコインの2022年の値動き

tradingview BTCJPY

画像引用:tradingview BTCJPY 1年表示

 

仮想通貨の代表格であるビットコインの2022年は下落基調から始まりました。

しかし1月の下旬には上昇に転じ、3月末には584万円にまで達しています。

この金額は2021年11月の746万円には至らないものの、この当時はまだ上昇し続けるのではないかと考えていた投資家も多かったようです。

 

その後、ビットコイン価格は下落を始め、5月、6月には大きく下落し、11月にも大きな下落がありました。

この11月の下落要因は、11月11日に仮想通貨取引所FTXが破産申請をした影響が大きいとみられています。

 

その後は現在に至るまで大きな値動きはなく、223万円台から224万円付近を推移していますが、仮想通貨取引所FTX破綻の影響は大きく、仮想通貨に対する信用度は低下したままであるといえます。

 

Blockchain.comのオンライン調査

前述したような状況の仮想通貨に対して、投資家はどう考えているのかをBlockchain.comがオンライン調査「Crypto Confidence: A Survey on Investor Sentiment」を実施し、2022年12月22日にその結果を発表しています。

Blockchain.com 仮想通貨投資オンライン調査

画像引用:medium.com

 

このオンライン調査は、2022年11月28日から12月9日の間にBlockchain.comのWebサイトを訪問した4万人以上の人々に対して、アンケートを実施する方法が取られました。

 

なおこのオンライン調査で回答者が最も多かった居住国はナイジェリアで、次いでアメリカ、イギリス、ガーナ、ドイツの順でした。

 

下落傾向の2022年に仮想通貨を購入していた人々が41%

このオンライン調査では、仮想通貨市場が全体に下落傾向にあった2022年にも、仮想通貨を購入したと回答している人が全体の41%にも上ることが明らかになりました。

 

2023年に仮想通貨を購入しようと考える人々は40%

さらに現時点で下落基調が続いているビットコインなどの仮想通貨を、2023年にも購入するつもりでいる人が全体の40%存在していることも明らかになりました。

 

国によって仮想通貨に対する投資意欲が異なる

今回のオンライン調査では、下落基調の2022年に仮想通貨を購入したかどうかに加え、2023年に仮想通貨を購入するつもりかどうかを国別に集計しています。

 

その結果、仮想通貨投資に対する国別の意欲格差が明らかになり、ブラジルやナイジェリア、ガーナの人々は、仮想通貨投資に強気の姿勢であることが分かりました。

一方、仮想通貨投資に弱気、もしくは懐疑的であることが明らかになったのがドイツとイタリアでした。

 

それぞれの国の回答内訳は以下のようになっています。

 

【ナイジェリア】

回答者が最も多かったナイジェリアでは、50%の人々 が2022年に仮想通貨を購入しており、46% が2023年に購入するつもりであることが分かりました。

さらに46%の人々は休日に家族で仮想通貨について話し合うつもりであることも明らかになっています。

 

【ブラジル】

ブラジルで2022年に仮想通貨を購入した人は50%存在しており、2023年も仮想通貨を購入しようと考えている人も同じ割合、つまり50%に上りました。

 

【ガーナ】

ガーナの回答者のうち、60%の人々が2023年に仮想通貨を購入するつもりであると回答しています。

 

【アメリカ】

アメリカでは回答者の 44% が2022年に仮想通貨を購入しており、40% が2023年に購入するつもりだと回答していました。

 

【ドイツ】

ドイツで2022年に仮想通貨を購入したと回答している人は34%で、2023年に購入するつもりだと回答している人は30%にとどまっていました。

 

【イタリア】

イタリアで2022年に仮想通貨を購入した人はわずか31%で、2023年に購入しようと考えている人は29%と、国別では仮想通貨投資に対して最も意欲がないことが明らかになりました。

 

最も低くても29%の人々が2023年に仮想通貨購入を検討

上記のように、国によって仮想通貨に対する投資意欲には差があることが明らかになりましたが、2023年に仮想通貨を購入しようと考えている人は最も多いガーナで60%、最も少なかったイタリアでさえ29%となっています。

 

これだけの人々が2023年のどのタイミングかは不明ですが、仮想通貨を購入しようと考えているわけです。

それはつまりこれだけの人々が今後、仮想通貨は価格が上昇していくと考えていることと同義といえるのではないでしょうか。

 

また今回のオンライン調査には日本は含まれていませんが、日本で同様の調査が実施された場合には、どのような結果になるのでしょうか。

 

まとめ

2022年の仮想通貨の動向として、ビットコインの値動きを振り返るとともに、下落傾向であった2022年にも仮想通貨を購入していた人が一定数存在しており、2023年にも仮想通貨を購入するつもりの人が4割も存在していることを、海外のオンライン調査からご説明しました。

 

現在のビットコインなどの価格は購入する意欲がなくなるほど下落しており、仮想通貨取引所などでも流動性の低さを嘆いているような状態です。

 

しかし海外では、仮想通貨の2023年の価格上昇を確信しているかのような調査結果が出ています。

2023年は仮想通貨の価格上昇に期待したいところです。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

リスク警告

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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