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仮想通貨価格が今後上昇する可能性を指摘する2つの説

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  • 2022.07.04.

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  • 仮想通貨価格が今後上昇する可能性を指摘する2つの説

低迷を続ける仮想通貨価格は、以前のように復調する兆しがみえません。

ビットコインを例に挙げると、2022年5月以降からより下落傾向に陥り、2022年7月3日の16時半現在は19099.39USDにまで落ち込んでいる状況です。

 

今後ビットコインをはじめとする仮想通貨市場は復調していくのでしょうか。

もし上昇に転じるとするならば、どのようなタイミングなのでしょう。

このことは仮想通貨FXを取引きする方にとって大きな関心事のはずです。

 

そこで今後、ビットコインをはじめとする仮想通貨価格が上昇する可能性を主張している2つの説をご紹介しましょう。

この説の主張通り、上昇に転じるかどうかは断言できないものの、注意しておくべきタイミングであることは間違いないはずです。

 

この2つの説について、詳しくご説明しましょう。

 

ビットコインは年末までに28,000ドルに回復するとの説

BNN Bloombergが2022年6月29日に報じたところによると、ドイツ銀行はビットコイン価格が今年の年末までに28,000ドルにまで回復するとみていることが明らかになりました。

BNN Bloomberg ビットコイン年末に28,000ドル予想

画像引用:BNN Bloomberg

 

BNN Bloombergの「ドイツ銀行はビットコインが年末までに28,000ドルに戻ると見ています(Google翻訳)」と題された記事によると、マクロ経済とインフレに対する懸念が要因となり、株式市場だけでなく、ビットコインをはじめとする仮想通貨市場も大きく下落していることを指摘。

 

そしてドイツ銀行のストラテジストは、Nasdaq 100やS&P500などが2022年の年末までには同年1月と同レベルまで回復すると考えており、仮想通貨は2021年11月以降、テクノロジーを多用するこれらのベンチマークと相関関係が高まっていることから、ビットコインも同様の動きを示す可能性があると予測しています。

 

つまりS&P500などが1月のレベルまで回復するなら、30%上昇することになり、ビットコインが同様に上昇すれば28,000ドル台に上昇するのではないかと考えているわけです。

 

仮想通貨の特徴が下落につながる可能性も

ドイツ銀行のストラテジストは、上記のように上昇の可能性を指摘していますが、ビットコインの特徴が下落につながる可能性もあることを懸念しているようです。

 

その特徴とは、公開株制度などのような評価モデルが存在しないことに加え、仮想通貨市場が断片化されていること。

また仮想通貨システムそのものが非常に複雑であることなどを挙げ、これらのことからS&P500などが回復したとしても、その動きに追随しない可能性も残されていると懸念しているわけです。

 

伝統的資産は下落するが仮想通貨は数か月で上昇との説

もうひとつの仮想通貨価格上昇説は、伝統的資産である株式や債券、不動産などが下落するタイミングで起こる可能性に言及した説であり、前述した「年末までに28,000ドルに回復説」がS&P500などが回復するタイミングで仮想通貨も上昇するとした説とは、ややタイミングなどが異なります。

 

この伝統的資産が下落すると仮想通貨が上昇する可能性があると主張しているのは、ヘッジファンドPantera CapitalのCEO、Dan Morehead氏です。

 

Dan Morehead氏は2022年6月29日に公開されたCNBCのインタビュー内でこの説を述べました。

CNBC Dan Morehead氏インタビュー

画像引用:CNBC

 

CNBCのインタビューでは、金利が上昇することによって伝統的資産である株式や債券、不動産などの価格が下落傾向にあり、それによって仮想通貨価格は1年後に上昇する可能性が非常に高いと主張しています。

つまり仮想通貨の価格は、株式や債券、不動産などの価格と乖離するということを主張しているわけです。

 

金利が上昇することは、数学的にも株式や債券に影響を及ぼし、なかでも不動産については間違いなく連邦準備銀行のターゲットとなるといえるとし、その一方で金利と相関関係にない存在のひとつが仮想通貨であると述べています。

 

また仮想通貨が株式や不動産などとは無関係で、独自に取引される点においてGOLDと同じようなものであること、またトウモロコシや大豆などのソフトコモディティもリスク資産とは無関係ゆえに好調であることを指摘しています。

 

現在は巨大な弱気市場でもまだまだ魅力的

CNBCのインタビュー内でDan Morehead氏は、現在の仮想通貨市場は巨大な弱気市場に陥っていることを述べた後、投資家視点でみると、仮想通貨はまだまだ魅力的であると述べています。

 

その理由としてDan Morehead氏が述べていたのは、これまで仮想通貨市場は5度の弱気市場を経験してきたが、10年間投資を続けてきたことを挙げています。

すなわち弱気市場に陥ったことは何度もあったというものです。

 

もちろん過去に巨大な強気市場も経験し、今が巨大な弱気市場であることも理解しているものの、仮想通貨資産に対するファンダメンタルズはまだまだ魅力的であると主張しているわけです。

 

これらの情報を仮想通貨FX取引に活用するために

前述した2つの仮想通貨価格上昇タイミングは、ドイツ銀行の説では「年末までに」であり、Dan Morehead氏の説では「数か月」となっています。

 

また背景となる株式なども、ドイツ銀行の説では「回復」することが前提であり、Dan Morehead氏の説では今以上の下落とは明言していないものの「乖離する」、すなわち下落することが前提となっています。

仮想通貨価格の上昇タイミングや背景も異なるわけです。

 

もちろん、これらの説通りに仮想通貨価格が上昇するとは限りませんが、これら2つの説を仮想通貨FX取引に活用するには、株式などの推移を注視しておく必要があるといえるでしょう。

 

まとめ

低迷を続けるビットコインを含めた仮想通貨が、今後上昇する可能性があると主張する2つの説をご紹介しました。

 

仮想通貨がこれほど弱気市場に陥る以前には、例えばビットコインは50万ドルにまで上昇するなど、驚くような予想を発表している人物も存在していました。

しかし弱気市場に落ち込んだ現在、強気の発言を繰り返していた人物は話題にも上っておらず、ニュースにもなっていません。

 

しかし仮想通貨が世の中に定着していることは明らかな事実であり、既に法定通貨にまで定めた国も存在しているのです。

 

幾つかの要因が弱気市場にしてしまったとはいえ、いずれ回復してくることは間違いないでしょう。

それがいつなのかを判断できれば、仮想通貨FX取引で大きな利益を得ることもできるはずです。

 

今回のニュースを参考にしてみてください。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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