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2021年のビットコインは平均28万8000ドルになるとの説

  • ビットコイン
  • 2021.03.19.

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  • 2021年のビットコインは平均28万8000ドルになるとの説

2021年に入ってからおよそ3ヶ月半が経過しましたが、その間にビットコイン価格は倍以上の高値になっています。

もちろんこの間の値動きは順調に値上がりしてきたわけではなく、時には下落もありましたが、大きな視点で見ると価値は高まってきているといえるでしょう。

 

2021年3月18日19時半ごろのビットコイン価格は638万円となっていますが、今後のビットコインはどうなっていくのでしょうか。

一般的に現在のビットコインは強気相場だといわれていますが、この状態がまだ続いていくのかどうかは誰もが知りたいところでしょう。

また、もし強気相場が続いていくとするならば、どこまで上昇するのかも気になるところです。

 

そんななか、2021年のビットコイン価格は平均で28万8,000ドルになるとの説が発表されました。

この説についての詳しい内容と、それを裏付けるような企業のビットコイン投資情報、さらにビットコイン価格に大きな影響がある米FRBによる政策金利、量的緩和などについてもご説明しましょう。

 

ビットコインは平均28万8,000ドルになるとの説

本サイトでも何度か紹介している、ビットコイン価格分析モデルである「ストック・フロー(S2F)」を考案した仮想通貨アナリストPlanB氏が、ビットコイン価格は2021年に平均で28万8,000ドルになると予想しました。

 

これは2021年3月17日のPlanB氏のTwitterでツイートされたものです。

PlanB Twitter2021年3月17日

画像引用:PlanB Twitter

 

このツイートの中でPlanB氏は、以下のように説明しています。

 

12月の終値:28,992ドル

1月の終値:33,141ドル

2月の終値:45,240ドル

3月17日価格:55,000ドル

Bitcoinは強気相場に入ってわずか3.5か月です。

BTCは$ 100,000で止まらず、S2Fでは$ 288Kの平均価格レベルを継続します。

引用:PlanB Twitter Google翻訳

 

つまりPlanB氏は、ビットコインが強気相場に突入してからわずか3.5ヶ月しか経っていないため、まだ強気相場は続くと予想しているわけです。

そしてPlanB氏が考案したビットコイン価格分析モデル「ストック・フロー(S2F)」を使って分析してみると、10万ドルどころではなく、平均価格で28万8,000ドルになると主張しているのです。

 

PlanB氏は2021年1月3日のツイートで、3~8ケ月以内にビットコインが10万ドルに達する可能性について言及していました。

このことは2021年1月6日のニュース記事2021年のビットコインの動きをアナリスト達が予想内で説明しています。

 

以下の画像はPlanB氏のツイートに記載されているビットコインの「ストック・フロー(S2F)」分析グラフです。

PlanB Twitterストックフロー

画像引用:PlanB Twitter

 

このグラフにある色付きの点はビットコイン価格を表しており、白い折れ線はストックフローモデルを表しています。

これを見ると、ビットコイン価格はストックフローモデルから逸脱することなく推移し続けていることが分かります。

 

ストックフローモデルで下落まで予想可能

PlanB氏の「ストック・フロー(S2F)」分析グラフと過去のビットコイン価格の推移を照らし合わせた際に起きている現象について、仮想通貨トレーダーでありアナリストであるRekt Capital氏が興味深い内容をツイートしています。

Rekt Capital Twitter

画像引用:Rekt Capital Twitter

 

Rekt Capital氏は、ビットコイン価格がストックフローモデルから突き出て高くなった時は、その価格が天井となっていること、すなわちそのタイミングで大きく下落する可能性が高いことを指摘しています。

 

ツイートに示されたグラフをみると、左端の四角に囲まれた部分だけでなく、他の価格が突き抜けている個所でも同様の傾向を示しています。

 

またRekt Capital氏は現在のビットコイン価格について、現時点ではストックフローモデルから突き抜けていないことを指摘しています。

これは、今の時点でのビットコイン価格は、まだしばらく大きく下落することはないという意味になります。

 

企業のビットコインへの投資は続いている

PlanB氏やRekt Capital氏が主張するように、現在の値動きを見る限りでは、ビットコインは強気相場が続いているようです。

 

この強気相場はビジネスソフトウエア企業であるマイクロストラテジー社、決済企業であるスクエア社、そして電気自動車メーカーであるテスラ社などがビットコインを大量に購入したことなどが影響しています。

 

特にテスラ社は15億ドル、日本円で1,600億円を投資しており、それが報道された途端に価格は急騰しました。

 

そして米以外の企業でもビットコインへの投資は継続されているようです。

 

香港証券取引所に上場している中国企業であるMeitu社は、2021年3月7日にビットコインを1,790万ドル、日本円にしておよそ19億円分を、そしてイーサリアムを2,210万ドル、日本円にしておよそ約24億円分を購入していましたが、2021年3月17日にはそこからさらに買い増ししたことを発表しました。

Meitu社 仮想通貨投資

画像引用:hkexnews

 

Meitu社が買い増ししたのはビットコインを2160万ドル、日本円にしておよそ23億円分と、イーサリアムを2840万ドル、日本円でおよそ30億円分です。

 

この2回の購入によってMeitu社は、ビットコインおよそ765BTC、イーサリアムは31,000ETH保有したことになります。

 

この仮想通貨の購入はもちろんMeitu社の取締役会で承認されたものですが、承認された仮想通貨の購入額は1億ドル、日本円でおよそ108億円未満というものでした。

つまりMeitu社は、仮想通貨をまだ1,000万ドル購入する可能性があるということになります。

 

Meitu社がビットコインを購入したのは企業資産を分散化させることが目的だったようですが、イーサリアムはブロックチェーン業界に参入するための準備とのことです。

 

このような企業によるビットコイン購入は、ビットコインの強気相場を大きく支えているだけでなく、このことがさらなる刺激となって企業のビットコイン購入を促していくことが予想されます。

 

FRBの政策金利政策と追加経済政策

ビットコインの強気相場を後押ししているのは、企業によるビットコイン購入だけではありません。

 

FRB(米連邦準備理事会)が今後の政策金利について、2021年3月16日~17日に開催したFOMC(連邦公開市場委員会)において、現在のゼロ金利を2023年末まで継続すること、さらに国債などを買い入れる量的緩和も継続することを表明しました。

 

FRBはこれによって経済成長率だけでなくインフレも上昇するとの見方を示していますが、インフレはあくまでも一時的なものであると説明しているようです。

 

しかし企業や投資家などはインフレが進むことを懸念しており、その結果としてビットコイン市場に多くの資産が流れ込んだため、現在の強気相場が形成されていると考えられます。

 

現時点では強気相場を後押しする要素しかない

企業のビットコイン投資が進むと同時に、インフレ懸念が解消されないため、ビットコイン市場の強気相場が出来上がっています。

 

ではこの強気相場を打ち消す要素はあるのかというと、現在のところ見当たらないのが実情でしょう。

つまり冒頭で説明したPlanB氏の説のように、強気相場がまだしばらく続く可能性が高いということです。

 

まとめ

ビットコイン価格が2021年に平均で28万8,000ドルに達するという説、そしてその説を後押しする情報なども含めてご説明しました。

 

今後ビットコイン価格は上昇する可能性が非常に高いといえますが、仮に28万8,000ドルに達したとしても、それまでは一時的にでも下落する場面があるはずです。

仮想通貨FX取引では、その一時的な値動きが利益を大きく左右するため、そこをどう見極めるかが重要になってくるといえます。

とはいうものの大局的には強気相場が続くことが予想されるため、チャンスは必ず訪れるはずです。

 

このチャンスを是非利益に結びつけてください。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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