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2021年のビットコインの動きをアナリスト達が予想

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  • 2021.01.06.

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ビットコイン価格は2020年の12月中旬ごろから上昇し始め、2021年に入ってから300万円を突破しました。

急激な高騰に反発し、下落した時もありましたが、再び盛り返して1月6日現在は355万円台を推移しています。

 

結局2020年のビットコインは、90万円台から大きく上昇したわけです。

では2021年のビットコインはどのような動きになるのでしょうか。

今のまま上昇していくのでしょうか。

それとも大きく下落していくのでしょうか。

 

2021年のビットコインの値動きを、仮想通貨の専門家やアナリスト達が予想しています。

彼らはビットコインがこの1年でどうなると考えているのでしょうか。

彼らの説をご紹介しましょう。

 

5万ドル~10万ドルにまで上昇する可能性

現在の上昇傾向が続き、短期的ではあるものの1BTCが5万ドルから10万ドルにまで達する可能性を示唆しているのが、JPMorgan Chase のアナリストNikolaos Panigirtzoglou氏です。

 

Nikolaos Panigirtzoglou氏のビットコインに対する将来的な予想については、2021年1月5日付のBloombergが報じています。

Bloomberg JPMorgan Chase のビットコイン146,000ドル説

画像引用:Bloomberg

 

Bloombergの「JPMorganはビットコインが長期的に146,000ドルに急増する可能性があると言います(Google翻訳)」と題された記事によると、Nikolaos Panigirtzoglou氏はビットコインについて、短期的には上記の価格に達する可能性を示唆していますが、この価格が維持されるとは考えていないようであり、難しいと表現しています。

 

また短期的ではないものの、今後の数年でビットコインの価格と時価総額はGoldへの投資額とほぼ同じになることを予想しています。

そしてその時のビットコイン価格は146,000ドル、日本円にして1500万円になっている可能性も言及しています。

 

ただし、そのためには現在のビットコインの特徴でもあるボラティリティの大きさがもう少し小さくなることが必要で、これが機関投資家の参入しづらい環境になっていると述べており、この環境が改善されるには数年かかるだろうと予想しています。

 

2020年の3倍にまで上昇する可能性

ビットコイン価格は2020年の3倍にまで上昇する可能性を指摘しているのは、米の投資ファンドであるFundstrat社を運営し、アナリストとしても活躍しているThomas Lee(トーマス・リー)氏です。

 

Thomas Lee氏はCNBCの経済番組であるFast Moneyに2020年12月31日に出演し、この可能性について説明しました。

CNBC`s Fast Money Twitter Thomas Lee氏出演

画像引用:CNBC`s Fast Money Twitter

 

番組の中でThomas Lee氏はビットコイン価格上昇の理由として、新型コロナウイルスに起因する金融緩和策などがドル安につながっていることを指摘しており、そのことからリスクヘッジするためにビットコインへ資産が流れ込んでいると述べています。

 

そしてドル安の状態が今後も継続するようであれば、それはビットコイン価格を押し上げることになるとも述べています。

 

また過去のビットコイン半減期後の強気相場例として2016年のケースを紹介し、その時には強気相場が長期化していたことから、2020年5月に半減期を迎えたことで同じように強気相場が長期化する可能性についても言及しています。

 

2021年1月上旬には天井に達する

2021年の1月上旬にビットコイン価格は天井に達するだろうと予想しているのは、米投資コンサルティング企業Newton AdvisorsのMark Newton CEOです。

Mark Newton氏は2020年12月28日のCNBCの投資番組「Trading Nation」に出演し、この予想について説明していました。

CNBC Trading Nation 1月上旬にBTC天井説報道

画像引用:CNBC Trading Nation

 

さらにMark Newton氏は1月上旬に天井に達した後、下落に転じる可能性があることも指摘しています。

 

下落する理由として挙げていたのが、「bitcoin」のGoogleトレンドです。

Googleトレンドにおける「bitcoin」検索ボリュームのピークは2017年であり、2020年12月の時点では4分の1程度のレベルでしかないことを挙げています。

これは現在のビットコインが個人投資家よりも企業などに注目されているからであり、歴史的にはピークに達した後に下落に転じる傾向があることも理由であると述べています。

 

3~8ケ月以内に10万ドルに達する可能性

ビットコインの価格分析モデルとして「ストック・フロー(S2F)」を考案し、仮想通貨アナリストとしても知られるPlanB氏は非常に強気の価格予想をしており、3~8ケ月以内に10万ドルに達する可能性も考えられると2021年1月3日にツイートしています。

PlanB Twitter 3~8カ月でBTC10万ドル説

画像引用:PlanB Twitter

 

PlanB氏のこの説の根拠となっているのは、過去の半減期後の価格変化を騰落率で比較したチャートがベースです。

そして今後のビットコインが過去の半減期後と同じトレンドをたどったとすると、10万ドルに達するのではないかと考えられるということを主張しています。

 

長期予想では2025年に10万ドル到達

2021年の短期予測ではありませんが、米の経済・金融情報メディアとして知られるBloombergが、2020年10月8日にビットコイン価格が10万ドルに達するのは2025年であるとの予想を報道しています。

 

その根拠として挙げているのが、ビットコイン価格が1桁増えるのにかかった年数です。

例えば1万ドルになったのは2017年ですが、1000ドルから1万ドルになるまでにはおよそ4年かかっています。

そして1万ドルから10万ドルになるには8年かかると試算しているわけです。

 

1桁増えるのにかかった期間が長くなるのは、資産価値が高まるとともにボラティリティが小さくなってきているからであり、その分長くかかるというわけです。

 

まとめ

2021年にビットコイン価格がどうなるのか、色々なアナリストが予想している情報を集約してみました。

 

これらを見る限りでは、ほとんどの予想が2021年は価格が上昇することを示唆しているようです。

ただ中には1月上旬にピークを迎えるものの、その後下落していくことを予想しているアナリストもいます。

 

仮想通貨FX取引では長期的展望ももちろん必要ですが、短期的な値動きが最も重要です。

例えば2021年1月4日のように340万円台から290万円台に急落し、その後再び上昇し始めるなど、急激な上昇があればその分反発も大きくなります。

つまり強気相場であっても、一時的に下落することがあるわけです。

 

しかし強気相場であることを理解しておけば、反発して下落した時こそ「買い」のチャンスとも判断でき、相場が強気か弱気かを把握しておかなければ「買い」ポジションを持つこともできません。

 

その意味では1月上旬にピークを迎えて、その後下落するのではないかというMark Newton氏の説は十分に意識しておく必要があるのかもしれません。

 

これらの予想を参考にしつつ、2021年もBybitで大きく利益を上げてください。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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