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ビットコインFXで利益を狙うためのチャート分析

  • ビットコインFX
  • 2019.05.11.

ビットコインなどの仮想通貨に限らず、FX投資においてチャート分析は非常に重要で、必須の分析方法です。

ビットコインFXの場合は値動きが激しく、株価や外貨のように世界情勢や失業率などの要素が大きく影響するケースはまれなため、基本的にはチャートの動きをにらみながら取引を続けなければなりません。

 

チャートにはいくつかの種類があり、多くの取引所サイト・アプリで確認できるのは、「線チャート」や「ローソク足」と呼ばれるチャートです。

 

線チャートは本当に基本的な内容のチャートで、単純な値動きだけをフラットに追うために用いられます。

これに対してローソク足は、日や時間などある時点での始値・終値・高値・安値をチェックでき、情報量が多いという特徴を持っています。

 

どちらを選んでも、値動きの範囲から今後の展開を予想しやすいため、活用方法によっては効率的に利益につなぐこともできます。

今回は、ビットコインFXで利益を狙うために、どのようなチャート分析を行うべきかについてご紹介します。

 

チャートはビットコイン相場FXでも機能するかで考える

チャートの多くは、株式相場を基本として発展してきた歴史があります。

FXなどの外貨取引にも応用されており、信用性の高い分析方法も数多く存在します。

 

しかし、ビットコインFXはボラティリティが大きく展開も急なため、分析方法の全てが100%あてはまるとは限りません。

ジャンルによっては有効に働くものもありますが、ビットコインFXだから例外が生じるということは、往々にして存在します。

 

とはいえ、人間心理の観点から全く効果が期待できないというわけではなく、相場の動きとして共通する点も見られます。

知っているのと知らないのとでは、判断基準にも差が生じますから、チャートのパターンを知っておくだけでもプラスに働くはずです。

 

まずは、主なパターンを頭に入れておき、それに合致した場合にふさわしい判断ができるようにしましょう。

 

比較的よく見られる「半値戻し」

半値戻しチャート

半値戻しとは、ある地点から上昇した分の半分だけ価格が下落することを言います。

底値から上昇し、高値を付けた後で下落した後は、およそ半分の値で再度上昇する傾向をこのように呼びます。

 

半値と言っても、半値ちょうどになってから上昇するとは限らず、およそ半分という考え方です。

多少の誤差はあるものと認識し、チャートの動きを見守る必要があります。

 

問題はその「およそ」の範囲ですが、この点についてもある程度数字は固定化されており、概ね以下のような数値になります。

 

  • 1/3戻し
  • 半値戻し
  • 2/3戻し
  • 全戻し

 

上昇した幅と比較して、その1/3もしくは2/3、あるいは上昇した分と同じ分だけ値が戻ることもあるため、半分と言うのはあくまでも目安です。

よって、タイミングを計りながら小出しに売り・買いを行うことで、ダメージを減らせます。

 

ちなみに、上がった後に半分下がるということは、逆に言えば下がった後に半分上がる傾向も見られます。

パターンは大きく分けて2つなので、覚え方も分かりやすくて便利に使えます。

 

三角保合い(さんかくたもちあい)もよく見られる傾向

ビットコインFXのような仮想通貨の取引では、反発の動きや状態が拮抗した後の動きが大きくなりがちです。

そのため、相場のエネルギーがたまっている状態を見つける手法は、比較的有効といえます。

 

三角保ち合いチャート

上の画像を見ると、ビットコインの価格推移が、どんどん小さくまとまっていくのが分かります。

グレーの線は、値動きの上限・下限を表しています。

 

最終的にグレーの線の上下は交差し、まるで三角形のような形を示します。

そのタイミングで、一気に上もしくは下の方向に価格が動くため、三角保合いという名前がついています。

形が三角旗に似ていることから「ペナント」とも呼ばれます。

 

この分析方法でいくと、完全に三角形が形作られてからトレードするイメージで考えるかもしれませんが、実際のトレードではその前に動くこともあります。

よって、幅が狭まったらいつでも動けるよう準備しておく必要があります。

 

上か下、どちらに大きく動くのかは、その前段階での相場を見ておかなければなりません。

全体的に上がっているのか、それとも下がっているのかをチェックしながら、次の動きを予想します。

 

直近で大きく上げているならそのままの傾向が続くでしょうし、最近上がってから横ばいの状態が続いていたら下げにつながる可能性もあります。

いずれにせよ、大きな値動きが想定されることから、値動きを注視して注文することが大切です。

 

また、波打つ動きがある程度予測できているなら、そのタイミングごとに注文を確定する手法もあります。

リスクは高いものの、短時間での取引には有効です。

 

大きな動きの前でどちらに転ぶか分からない場合は、両建てをすればリスクは減らせるものの、損切りのタイミングによっては大幅に損してしまう可能性も考えられます。

そのような場合は、直近の長いヒゲが上と下で、どちらに伸びているかで判断するという方法もあります。

 

後述しますが、ローソク足でチャートを読み解くと、瞬間の値動きが何を意味するのかまで分かります。

相場の傾向をつかむのであれば、パターンの副次的な情報として、ローソク自体の読み方も勉強しましょう。

 

ローソク足の分析を覚えるとより細かい展開が分かる

ローソク足は奥が深く、これ一つを読み解くだけでもかなりの知識・経験量を必要とします。

一つひとつを細かくまとめると一冊の本ができてしまうほどなので、ここでは「ヒゲ」をどう読むかについて触れましょう。

 

ヒゲとは、ローソク足の芯にあたる部分で、上もしくは下に長いケースが比較的多く見られます。

これはその瞬間の安値と高値を示すもので、始値と終値に辿り着くまでにどう動いたのかを示しています。

 

上下ヒゲチャート

この画像を見ると、上下にヒゲが伸びています。

トレードの勢いが分かり、ヒゲが長いほど価格上昇・もしくは下落に抵抗があるものと分かります。

1分足で考えたとき、1分間の間に大きく上昇しようとしていたものが結果的に元の値に戻るような場合は、全体として価格上昇に対し「市場が抵抗を感じている」ことを意味します。

 

チャート分析をする場合、ローソクの太い部分だけを追うのではなく、ヒゲも含めて分析することが大切です。

上下どちらに抵抗があるのかを知っておくと、将来的にパターンの先の動きが読みやすくなるからです。

 

他にも、ローソク足には数多くの読み取り方がありますから、新しいパターンを見つけたら、ヒゲも含めて動きを観察するようにしましょう。

 

おわりに

以上、ビットコインFXで利益を狙うためにできる、チャート分析の手法をいくつかご紹介してきました。

基本的な手法であり、仮想通貨においては必ずしも100%適用されるわけではないものの、相場の動きを読み解くには比較的有効です。

 

チャートを長時間チェックしていると、ある日「この動きは前回も見たような気がする」という場面に遭遇します。

ひょっとしたら、それは相場においてよく見られる傾向なのかもしれません。

 

相場では、チャンスは一度だけとは限りません。

トライアンドエラーを繰り返し、共通点を記憶したりメモしたりしていれば、勝ちパターンを見つけることも不可能ではないでしょう。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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