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アルトコインで利益を出すために知っておくべきこと

  • 投資
  • 2019.05.20.

仮想通貨と聞くと、実際に取引を始めた経験のない方は、ビットコインを連想するものと思います。

しかし、ビットコインを超える技術を実装した仮想通貨「アルトコイン」は、徐々にシェアを広げています。

 

アルトコインとは英語で「alternative coin」を意味する仮想通貨で、言わばビットコインの「代替品」として認識されています。

しかし、ビットコイン以上の複雑な取引を実現し、仕様を改善してスケーラビリティの問題を解決した通貨も出てきています。

 

仮想通貨の技術は日々向上しており、新たな通貨の開発も増え続けています。

2019年5月現在では、世界中で2,000種類以上もの仮想通貨が出回っていると言われています。

 

その中でも、機能が優秀で管理体制も充実している仮想通貨は、取引量を着実に増やしています。

イーサリアム・リップルなどは、取引量も増え価値も上昇傾向です。

 

しかし、数多くのコインが世に出回っているため、中にはリスクの高いコインも存在しています。

全く価値の認められないようなコインも少なくないため、利益を出すために取引するには、信用度の高いコインが何なのか、知っておく必要がありそうです。

 

そこで今回は、アルトコイン取引で利益を出すために知っておくべきことを、いくつかの視点からご紹介します。

 

価格の安さと変動幅の高さを活用する

仮想通貨取引を行う際、ビットコインと比べるとアルトコインの価格は安めです。

また、価格変動(ボラティリティ)もビットコイン同様に高いことから、その波をうまく利用して取引を行えば、早い段階で大きな利益を得ることも可能です。

 

ビットコインチャート

出典元:bitFlyer

 

イーサリアムチャート

出典元:bitFlyer

 

上の二つのチャートを見ると分かる通り、ビットコインとイーサリアムのチャートは、ある程度共通の動きをしています。

ビットコイン同様のリスクはあるものの、1万円あたりで購入できる数量が多いため、そこまで心理的なハードルは高くないものと考えられます。

 

また、アルトコイン全体を見てみると、モナコインのように価格変動は比較的小さいものも存在しますから、分散投資することでダメージを減らすこともできます。

複数のアルトコインを使ってリスク分散ができるため、自分がどこまでリスクを取れるのかを考えつつ、幅広い種類への投資を検討しましょう。

 

幅広く取引されているアルトコインについて理解する

アルトコインはビットコインと比較して、それぞれの取引所で「取り扱いのあるコインに違いがある」という特徴があります。

例えば、取引所Aでは取り扱っているアルトコインが、取引所Bにはなかったりすることはよくあります。

 

特に、日本で仮想通貨取引所を運営するためには、金融庁による仮想通貨交換業者の登録が必要となりますから、必然的に安全性・流動性の高い通貨が扱われます。

自分が将来性の高い通貨だと思って保有を考えていても、そもそも日本の取引所では手に入らない通貨だというケースは珍しくないのです。

 

また、取引が活発に行われていないアルトコインは、取引所側で取引を中止するケースもあり、その点にも注意が必要です。

自分が取引する環境で、自分の欲しいアルトコインが手に入るかどうかは、事前にチェックしておきましょう。

 

各アルトコインのメリットを理解する

アルトコイン取引を行う際は、それぞれのアルトコインがどのようなメリットを持っているのかを知ると、今後その通貨が伸びるかどうかを判断する指針となります。

全てのアルトコインが同様の機能を備えているわけではありませんし、長所もそれぞれのコインで異なりますから、最初に購入する場合は特徴をしっかり押さえておきたいところです。

 

以下に、今後有望なアルトコインをいくつかご紹介します。

 

イーサリアム(ETH)

スマートコントラクトを実装する仮想通貨で、大手企業も活用を検討しているアルトコインです。

コントラクトとは日本語で「契約」を意味しており、仮想通貨自体が契約をスマートに行える構造となっています。

 

一定の条件を満たすことで自動契約が行え、契約の条件を確認して履行までを自動で行うことが可能です。

この機能の素晴らしい点は、面倒な取引の過程を自動化できることで、決済期間の短縮・不正防止・仲介者を必要としない点などが主なメリットとなります。

 

コスト削減が期待される機能であり、将来的にはユーザー同士による契約がスムーズに行われる可能性を秘めています。

実社会で投資目的以外で広まることが期待されているため、その分価格に反映されるだろうという思惑が強まってきています。

 

リップル(XRP)

金融の分野・特に送金に関する分野で期待されているアルトコインです。

取引の承認速度・送金速度が速いため、色々と面倒な手続きがある海外送金などの現場で活用されることが期待されています。

 

価格自体が安いという特徴を持っていて、そこには明確な理由があります。

インターネット上で情報の提供・意思疎通ができるように、価値の移動も世界中で手軽・迅速・ローコストで行えるようにすることが、リップルの最終的な目標だと言われています。

 

ちなみに、その理念はリップルの略称である「XRP」にも示されています。

 

日本円の国際的な通貨コードの「JPY」は、JP=日本・Y=円という意味を持っています。

これをXRPに当てはめると、X=無国籍の、RP=リップルという意味になります。

その名称から、国際通貨となるべく誕生したのだというリップル社の意思表示が見て取れます。

 

技術面での管理を行うのがリップル社ということもあり、安全性は確保されている通貨なのだという安心感もあります。

その点が、将来的に投資の面でもプラスに働くことが予想されます。

 

エイダコイン(ADA)

オンラインカジノ発の仮想通貨で、Cardano(カルダノ)というオンラインカジノプラットフォームで用いられるアルトコインです。

このような仮想通貨が普及した背景の一つとして、運営側に有利なプログラムによりゲームが操作されないよう、スマートコントラクトを実装してカジノを公平にしようという試みがあります。

 

ポテンシャルは高いアルトコインで、将来的に全世界の難民が自由に資産を保管・貯蓄できるようにするという「30億人の財布」がコンセプトです。

イーサリアム以上のセキュリティ・機能性を目指して開発されてきた経緯から、将来的に数多くの場面で活用されることが期待されています。

 

また、エイダコイン専用のウォレットも存在し、名前をDaedalus(ダイダロス)と言います。

秘密鍵を用いた高いセキュリティを備え、送受信記録の管理もできます。

紙ベースでコールドウォレットの使用もできるため、通貨を安全に保有したい人にとってメリットの大きいアルトコインの一つと言えそうです。

 

開発は随時進んでおり、日本では東京工業大学がCardanoと提携しています。

残念ながら日本国内の取引所では取り扱いが見られないものの、世界大手では取り扱いがありますから、Binanceなどで購入を検討してもよいでしょう。

 

おわりに

アルトコインは値動きも激しく、取引もビットコインに比べるとそれほど活発ではないため、今後市民権を得るためには実社会でどのように応用されるかが鍵になります。

しかし、一つひとつの機能をチェックしていくと、将来的に私たちの生活をより便利にしてくれる可能性を秘めた通貨の一つであることは、ほぼ間違いなさそうです。

 

当面、仮想通貨投資を行うにあたっては、アルトコインそれぞれがどのような機能を持ち、どれくらい流通し、どの幅で変動しているのかを確認する必要があります。

広く世の中で必要とされていることが分かっている通貨でなければ、そもそも保有するという発想が生まれないからです。

 

FX取引などで、短期でのボラティリティに賭ける手法を取ることも決して間違いではありませんが、確実に利益を出すのであれば、保有予定の通貨が持つ機能をしっかり理解する必要があると言えるでしょう。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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