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実際に仮想通貨で買い物するにはどうしたらいいの?

  • 考察
  • 2019.05.05.

仮想通貨と聞くと、ほとんどの方が「投資」を思い浮かべると思います。

しかし仮想通貨は、その言葉通り、世界中で自由に使える「通貨」として広まることを想定して作られたものです。

世界では、買い物だけでなく海外送金にも使われることも多く、日本でも仮想通貨決済ができるお店は増えてきてはいるものの、実際に仮想通貨で買い物をしたという人は身近にほとんどいないのではないでしょうか。

 

出典元:仮想通貨でノマドワーカー

 

上記のツイッターを利用したアンケートによると、仮想通貨で買い物をしたことがあると回答した人は全体の16%となっており、まだまだ仮想通貨による決済はメジャーなものとは言えません。

理由は各々で違うものの、そもそも使えるお店が少ないという点が大きなネックでしょう。

 

とはいえ、仮想通貨は各国が発行している通貨よりも利便性が高く、現金のやり取りを行うよりメリットが大きい場面も数多くあります。

今回は、実際に仮想通貨で買い物する状況を想定し、基本的な支払い方法や使えるお店をご紹介します。

 

 

実店舗で決済する場合

仮想通貨を使って実店舗で決済する場合、お店側・顧客側両方に設備が必要です。

設備といっても、それほど大掛かりなことではなく、お店側はタブレット・顧客側はスマホがあれば十分です。

 

今回は、買い物する側の立場に立って、スマホを使った決済方法についてご紹介します。

 

実店舗で仮想通貨決済を行う場合、モバイルウォレットと呼ばれるアプリをスマホにあらかじめインストールしておく必要があります。

このアプリのことを「ウォレットアプリ」と呼ぶこともあります。

 

スマホのカメラと連動できるため、お店のタブレットに表示されたQRコードを読み込んで決済します。

コード読み取り後に金額確認画面が表示されますから、その内容に問題がなければパスワードを入力して決済完了です。

 

ちなみにお店側は、決済終了後から一定時間が経過すると、販売履歴としてお店側のアプリに金額が記録されるという流れです。

 

モバイルウォレットと聞くと、スマホを介してオンラインになるイメージを持ちますが、実際には取引所以上のセキュリティが確保されています。

秘密鍵は本人のスマホ(アプリ)内にのみ保管されているため、ハッキングのリスクは非常に低いですが、念のためにウィルス感染対策はしっかり行っておくようにしましょう。

 

また、比較的歴史の新しいアルトコインなどは対応不可となっているモバイルウォレットもあるため、使用する際は事前に機能についてもチェックしておく必要があります。

 

オンライン上で仮想通貨決済を行う場合

実店舗に比べると、オンライン上で仮想通貨を使った決済方法は広がりを見せており、国内でも大手企業がビットコインをはじめとする仮想通貨での支払いに対応しています。

 

大別すると、仮想通貨でいったんポイントを購入する方法と、そのまま決済できる方法とに分かれており、いずれの場合でも商品・サービスが購入可能です。

ビットコインモールのように、仮想通貨決済専門の通販サイトもあります。

 

いずれのサイトでも共通しているのは、購入手続きの段階で「ビットコイン」などの仮想通貨の種類を選ぶこと、そしてビットコインアドレスやQRコードを使って送金を完了することです。

 

仮想通貨決済をオンラインで行う場合、通常の通販サイトに比べると手順が一つ増えます。

それは、自分のモバイルウォレットを立ち上げる(財布を出す)必要がある点です。

 

クレジットカード決済を例に取ると、多くの場合サイト上でクレジットカードの番号を入力し、決済手続きを進めます。

サイト内にフォームがあり、そこに自分の言わば個人情報の「かたまり」を入力する形になるわけです。

 

これに対し、モバイルウォレットを使った場合は、購入画面に映ったQRコードを撮影しなければならない手間が必要になります。

PC上で行う場合も、メールを介して別画面に移動してからビットコインアドレスをコピペするなど、サイト上でのやり取り以外に手続きが必要です。

 

最終的に送金額が表示され、内容に問題がなければ表示された送金ボタンなどをクリックし、パスワードを入力して完了です。

クレジットカードを使わないために、借金をすることにはなりません。

自分の保有している仮想通貨がウォレットから引き出されるだけのことです。

 

実店舗と共通しているのは、モバイルウォレット・ウォレットアプリなどの準備が必要な点です。

事前準備にやや手間取るかもしれませんが、仮想通貨取引所で用意しているものもありますから、まずは自分が利用している取引所経由で探してみましょう。

 

仮想通貨決済を実際に取り入れているお店とは

ここからは、実際に仮想通貨決済を取り入れているお店について、いくつかご紹介します。

主にビットコインが使えるお店をご紹介していますが、お店によってはアルトコインも使えます。

 

買い物をする前に、自分が持っている通貨が使えるかどうか、きちんと確認しておいてください。

 

DMM.com

出展元:DMM.com

 

通販や動画配信・DVDレンタルなどの総合サイトです。

口座開設も行っており、仮想通貨自体を購入したい場合にも利用できます。

 

ビットコインによる決済は可能となっているものの、DMM.com内でウォレットを介して直接ビットコインの決済を行うわけではありません。

一度、ビットコインでDMMポイントを購入・チャージした後、そのポイントを各サービス購入に使用するという形態になっています。

 

初心者にとってはポイント購入という分かりやすい方法が間に挟まれるため、使い勝手が良いかもしれません。

 

ビットコインモール

出展元:Bitcoinmall

 

主にPC・AV機器などを取り扱っている、仮想通貨専門のショッピングモールです。

仮想通貨のレートがサイト内に表記されており、ビットコインとモナコインが使えます。

 

使用するにあたって配送先の情報が必要で、支払いに使用する仮想通貨を選択したらメールが届き、リンクをたどって表示された入金アドレスに支払いを行う流れとなります。

品揃えにはやや偏りがあるものの、今後商品点数が増え、ビットコイン・モナコインが値上がり傾向となれば、おトクに買い物ができるかもしれません。

 

H.I.S.

出展元:H.I.S.

 

格安旅行代理店として有名なH.I.Sでは、都内9拠点・38店舗でビットコインが使えます。

過去にはビットコイン決済限定の商品も販売されており、旅行代理店の中でも新しい取り組みとして評価されています。

 

仮想通貨は他の通貨に両替しなくても決済に利用できるため、海外旅行とは相性の良い決済方法の一つです。

クレジットカード同様のインフラが整備されたとき、より多くの国で利用されることが考えられます。

 

おわりに

仮想通貨は、決済に関するインフラが他の手段に比べてまだ十分に整っているとは言えず、差益が発生すると税金も一緒に発生してしまう可能性があります。

そのためにクレジットカードやおサイフケータイと同じ程度に普及するには、もう少し時間がかかるかもしれません。

 

しかし、先にご紹介した通り、仮想通貨での買い物はモバイルウォレットがあれば簡単にやり取りを完了させることができます。

送金の際に為替手数料・送金手数料もかかりませんし、どの国でも同じ決済ができるという魅力もあります。

 

今後、普及が加速化しない理由の方が少ないですから、今のうちに使い方を覚えておいた方が良いかもしれません。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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