投資初心者は仮想通貨FX取引には注意が必要!失敗しないポイントとは?
- 取引
- 2019.04.15.
- 仮想通貨FXブログ
- 投資初心者は仮想通貨FX取引には注意が必要!失敗しないポイントとは?
仮想通貨FX取引は大きな利益を生むこともありますが、その裏側にはハイリスクも併せ持っています。
そのために相場急変時には、短期間で大きく稼ぐことができる一方で、資産がゼロやマイナスになることもあり得る投資です。
万が一、損失を防ぐための強制ロスカットが遅れた場合には、大きな借金を背負う可能性も否定できません。
またレバレッジのかけすぎには注意が必要です。
レバレッジは賢く使うと資産を効率よく増やせますが、常にリスクと隣り合わせだと意識しておいてください。
取引操作のミスについても、取引環境を整えてリスクを抑えましょう。
追加投資資金について、どこまで投入するのか明確に決めておくことも大切なポイントといえます。
仮想通貨FXはハイリスクに注意
仮想通貨FX取引で最も注意すべきことはリスクの高さです。
海外の仮想通貨FX業者は、国内のFX取引所よりも高レバレッジを利用することが可能です。
レバレッジの高さは少ない証拠金を大きな利益につなぐことができますが、その分、損失も大きくなってしまいます。
効率よく資産増加を狙えるという仮想通貨FXのメリットを活かすためにも、ハイリスクへの意識をしっかり持つことが重要です。
自分なりにどこまで利益が出たら離隔し、どこまで損失が出たら損切りするのかの目標をしっかりと定めておき、そのルールを守る意識を持ち続けなければ、それはもう投資ではありません。
投資であるからにはリスクマネージメントが必要です。
そしてリスクマネージメントを的確に実行するには、相場の動きに惑わされるのではなく、冷静に自分の決めたルールに従うべきです。
それができなければ、落ち着いて本業に集中することもできなくなってしまいます。
相場急変時の売買には特に注意が必要
仮想通貨FXで大きな利益を狙うなら、相場急変時に取引したくなるかもしれません。
確かに相場急変時はボラティリティの高さを利用して、短期間で大きな利益を狙いやすいです。
しかし、安易にポジションをとると一気に大損することもあり得ます。
相場急変はチャンスでもありますが、仮想通貨FXの場合、外貨FXと違って相場が動く原因がはっきりしないことが多く、どれほど動くかが全く予想できないということでもあります。
乱高下したからと慌ててポジションを持つと、相場の波に飲み込まれてしまいかねません。
たった1回の取引に資産の運命を賭けるのは、投資ではなく博打ともいえる行為であることを理解しておくべきでしょう。
初心者ならレバレッジの高めすぎは禁物
仮想通貨FXで初めて取引きした人は、本当に利益を出せるのか、大きな損失を出さないか、不安を感じていたはずです。
しかし、ビギナーズラックなどもあるため、最初の取引で利益が出ると初めに抱いていた不安はどこかに忘れてしまうでしょう。
こんなケースは最も注意が必要です。
それは自分なりのルールも持たずに強気の取引をしてしまいがちだからです。
特にレバレッジを大きくして取引するなどの行為は大変危険です。
仮想通貨FXの相場はいつ急変するかわからないのに、レバレッジを大きくした強気の取引をしてしまうと、証拠金が消失してしまうだけでなく、負債を抱えることもあり得ます。
少しづつであったとしても資金が増えてくれば、それで良いという考え方を持つことも重要です。
また、相場を頻繁にチェックできない場合は、あらかじめレバレッジを抑えたり、ポジションを解消したりしてリスクを限定することがポイントです。
仮想通貨FXで損失を抱えるケースもある
仮想通貨FXには損失を限定するために、強制ロスカットの仕組みがあります。
しかし仮想通貨は短時間で乱高下することが多く、相場急変時には強制ロスカットが追い付かないケースもあります。
また、リスクを察知して早目に決済しようとしても、相場急変時には仮想通貨FX業者のプラットフォームの問題で、取引が受け付けられないケースも見受けられます。
こうなると入金してあった証拠金が消失してしまうだけでなく、損失を抱えてしまいかねません。
つまり損失を仮想通貨FX業者に支払わねばならないわけです。
特にレバレッジを大きくしていると、損失が大きくなってしまい、補填しなければならない金額も大きくなってしまいます。
最初は余裕資金で始めたはずだったのに、それが一瞬で消失してしまうだけでなく、損失補填のために金融機関から借り入れしなければならないのです。
こうなってしまうと、生活にまで大きな影響が出てしまいます。
仮想通貨FX取引は非常に魅力的ですが、これほど大きなリスクもあることを理解しておいてください。
取引画面の操作に習熟しよう
仮想通貨FXでは1回の取引で大きな損益が出やすい投資です。
そのため発注ミスしてしまうと、大きなダメージを受けることも考えられます。
発注前には念入りに確認すると同時に、発注後には自分がとったつもりのないポジションが誤発注によって取られているなど、間違いがないかこまめにチェックすると良いです。
もし誤発注などを出してしまった場合は、早目に損切りする習慣をつけるようにするべきです。
また仮想通貨FX業者のプラットフォームの機能を十分に理解できているかどうかも利益や損失に大きく影響します。
仮想通貨FX業者の各プラットフォームには色々な機能が備わっています。
これらの機能は顧客の使い勝手を考慮して作られているため、うまく活用できれば強い味方になります。
例えば、利食いや損切もポジションを持つ際に設定できるなど、便利な機能を使いこなせば、ミスも防ぐだけでなく、利益につながっていきます。
自分が使う仮想通貨FX業者のプラットフォームに慣れるためにも、実際に取引する前にはデモトレードを使って十分に機能を理解しておくようにしましょう。
新興の仮想通貨など出来高が乏しい銘柄は避けたい
仮想通貨FX取引では、ボラティリティが高い傾向に目をつけて新興の仮想通貨がらみのペアに興味を惹かれるかもしれません。
しかし、仮想通貨FXはそもそもハイリスク・ハイリターンの取引であり、新興仮想通貨はその中でもよりハイリスク・ハイリターンの銘柄です。
初心者には定番のビットコインなど、知名度が高く、一定の流動性も確保されやすい仮想通貨から取引を始める方が少しでもリスクを回避できるでしょう。
仮想通貨FXへの証拠金追証は非現実的
仮想通貨FX取引には外貨FXと同様に、強制ロスカットにより損失が限定される仕組みがあります。
損失抑制を目的とする強制ロスカットですが、自動的なポジション清算で思わぬ損失を被る可能性も否定できません。
外貨FXの場合は、相場急変時に証拠金を積み増しすれば、このような強制ロスカットを避けることができます。
しかし仮想通貨FXの場合、乱高下が瞬時に起こることが多く見受けられます。
このような時に証拠金を追証している余裕はありません。
また日本国内の仮想通貨FX業者の証拠金は日本円が適用されますが、海外の仮想通貨FX業者の場合、証拠金はビットコインなど仮想通貨に限定されているのがほとんどです。
仮想通貨を購入してから、証拠金として追証することは時間的に不可能に近いでしょう。
外貨FXなら証拠金を追証すればロスカットを防ぐことができる程度の相場の動きで収まることもあるかもしれませんが、仮想通貨FXの場合は乱高下の幅が大きいために、追証しても追いつかないケースも増えてきます。
もちろんレバレッジが大きくなれば、この傾向もより強くなるでしょう。
つまり追証した分がそのまま消失してしまう可能性が高いということです。
これらのことから、仮想通貨FXでロスカットを防ぐための証拠金の追加投資は考えるべきではありません。
そのため仮想通貨FXで取引する際には、いくらまで投資するか、レバレッジはいくらまでにしておくか、損失はどこまでで損切りするか、利益はどこまでになったら決済するのかなど、自分なりのルールをしっかりと決めておくようにしましょう。