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それでもビットコインに強気な人々とその動き

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  • 2021.12.22.

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Bybit BTCUSDチャート

画像引用:Bybit

ビットコインは相変わらず低迷を続けており、2021日12月22日の18時頃のBybitのチャート(BTCUSD)では49,504ドルと、やや持ち直したものの、相変わらず低いレンジで推移しています。

一時68,000ドル付近まで上昇していたのが、まるで遠い過去のように感じられる人も多いはずです。

 

今後ビットコインがどのような動きをしていくかは分かりませんが、年内に上昇に転じるのは厳しいだろうとの意見も多く見受けられます。

 

しかしそれでもビットコイン価格は今後上昇していくと強気な姿勢を崩さない人々も多く見受けられます。

一体どんな人々がそう考えているのか、またこれらの人々はどんな行動をとっているのかをご説明しましょう。

 

最近のビットコインの値動き

ビットコインは12月20日の午後、45,600ドル台にまで下落してしまいました。

ここまでビットコイン価格が下落した背景には、新型コロナのオミクロン株の蔓延によって再び世界経済が混乱するのではないかという懸念があると指摘されています。

 

また米国のFRB(連邦準備制度理事会)が、来年6月に終了させるはずだった量的緩和政策を前倒しの3月で終了することを発表したことに加え、2022年には利上げを3度実行する考えであることを明らかにしました。

 

これによって危機感を感じた投資家がビットコインを売却する動きにつながったのではないかといわれています。

ただ2021年12月21日から22日にかけては、これまでの軟調な値動きに反発するような上昇がみられました。

 

さらにビットコインに次いで取引量の大きいイーサリアムも、これまでの軟調な動きに反発するがごとく、21日以降はやや上昇しています。

 

価格低迷でも強気姿勢を示すデータ

このような状況下のビットコインですが、それでも強気な姿勢を崩していない人々が存在することをご紹介しましょう。

 

取引所のビットコイン取引残高について

ビットコインが値下がりするということは、ビットコインを売る人が増えるからですが、売却するためには自身の保有しているビットコインを仮想通貨取引所に移さなければなりません。

 

つまり仮想通貨取引所にビットコイン残高が多いということは、ビットコインを売ろうと考えている人が多いということになります。

一方、仮想通貨取引所にビットコイン残高が少なければ、売ろうと考えている人が少なく、長期保有しようと考えているということです。

 

ブロックチェーンの分析をおこなうオンチェーンアナリストであり、ロシアの銀行サービスプロバイダーでもあるMoskovski CapitalのCIOであるLex Moskovski氏が、仮想通貨取引所のビットコイン預入残高について、2021年12月20日に以下のツイートをしています。

Lex Moskovski Twitter 

画像引用:Lex Moskovski Twitter 

 

取引所のビットコインはすくい上げられており、3年ぶりに低さを更新しました。

引用:Lex Moskovski Twitter Google翻訳

 

ビットコインの仮想通貨取引所における預入残高は、今年の6月以降減少を続けていることがLex Moskovski氏のツイートにあるglassnodeのグラフからみて取れます。

そして現時点では、過去3年のうち預入残高が最も減少していることが分かります。

 

このデータが意味するところは、多くのビットコイン保有者はビットコインを売却するつもりがないことを表しているといえるわけです。

 

ビットコイン長期保有者に売却の動きはない

仮想通貨取引所のビットコイン預入残高が減少していることについて、興味深いデータがあります。

それはビットコインを長期保有している投資家ほど売却の動きがなく、長いスパンでビットコインを捉えているということです。

 

データ分析企業であるglassnodeのレポート「The week onchain(week51)」によると、ビットコインの最近の値動き、つまり価格を下落させているのは、ビットコインを3ヶ月から半年以内に購入した投資家による影響が大きいことが分かっています。

 

さらにビットコインを長期間保有している人々ほど売却の動きが少ないことも明らかになっていると指摘しています。

glassnode「The week onchain(week51)」

画像引用:glassnode 「The week onchain」

 

そしてビットコイン長期保有者は今年5月にビットコイン価格が下落してから買い集めており、彼らによるビットコインの保有量はビットコインの新規発行量のおよそ3.4倍にもなっていることをglassnodeのオンチェーンホストであり、アナリストでもあるTXMC氏が2021年12月20日にツイートしています。

TXMC Twitter

画像引用:TXMC Twitter

 

5月のワイプアウトに続いて、これらのHODLerは最初に再びスタックを開始しました。

非流動的な供給の伸びは、現在、コインの発行を3.4倍上回っています。

引用:TXMC Twitter Google翻訳

 

これらのことから、ビットコインを長期保有している投資家ほど強気の姿勢を崩していないことを読み取ることができます。

 

ビットコインマイナーも強気を維持か

ビットコインに対して強気の姿勢を維持しているのは長期保有者だけではないようです。

マイナーも強気の姿勢を維持していると主張しているのはオンチェーンデータプロバイダーであるCryptoQuantのオンチェーンテクニカルアナリストであるDan氏です。

 

Dan氏はマイナーが保有しているビットコインのボリュームは、価格が下落しているにもかかわらず増えつつあることを指摘し、マイナーはビットコインを長い視点で捉えており、強気の姿勢を崩していないと2021年12月21日にツイートしています。

Dan Twitter

画像引用:Dan Twitter

 

マクロリスクがオフになり、1か月のBTCプルバックが発生したにもかかわらず、マイナーは引き続き準備金を増やし、ハッシュを増やしています。

鉱山労働者はBTCネットワークに自信を持っています。

引用:Dan Twitter Google翻訳

 

またDan氏のツイートと似た内容をglassnodeもツイートしています。

そのツイートによると、マイナーがビットコインを長期保有する傾向は2021年3月ごろから続いているとしています。

そして売却せずに保有したままになっているビットコインはおよそ170万BTCになっていることも指摘しています。

 

これはマイナーが、ビットコインが高騰していた今年の4月や10月、11月にも売却することもなく、長期保有する姿勢を崩していないということになります。

すなわちマイナーは、今後のビットコイン高騰を確信しており、そのために長期保有を続けているわけです。

 

まとめ

ビットコイン価格は現在は低迷していても、今後上昇していると予想している投資家やマイナーは少なくないことについて、データを交えてご説明しました。

 

実際に今後ビットコイン価格が上昇していくのか、また上昇していくとすればいつ頃からなのかは分かりませんが、ビットコインを大量に保有している人ほど上昇を確信しているかのような動きをとっています。

 

これは現在の世の中にとって、ビットコインが不可欠なものになっていることを理解しているからこその動きなのかもしれません。

 

だとすれば仮想通貨FXにおいても、今後大きな利益を得ることができる機会がやってくるということにつながっていくはずです。

これから年末にかけて、また年始にかけて、チャートから目を離さない方が良いのかもしれません。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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