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Bybit独自の二重価格メカニズムとは?

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  • 2019.04.26.

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  • Bybit独自の二重価格メカニズムとは?

仮想通貨FX取引はまだまだ未成熟な部分があり、市場価格が操作されやすく、スポット価格から大幅にかけ離れてしまうことがあります。

 

 

こうなると多くのユーザーが清算に追い込まれます。

清算はユーザーが一生懸命稼いだ資金を奪うだけでなく、想通貨業界全体のイメージダウンにも繋がりかねません。

 

Bybitでは、ユーザーが市場操作の影響を受けないための「二重価格メカニズム」を採用しており、いつでも公正に取引ができる環境を整えています。

Bybitが独自に採用している、二重価格メカニズムについてご紹介しましょう。

 

仮想通貨の市場操作とは

仮想通貨の価格は「供給と需要」によって成り立っており、通貨の総発行枚数に対する需要で決まります。

 

そのため、価格が高い場合は、通貨の発行枚数が少ない、もしくは人気が高い傾向にあります。

一方、価格が安い場合は、発行枚数が多い、あまり人気がない傾向にあります。

 

しかし、多くの仮想通貨には総発行枚数の上限が設けられているため、時間とともに供給が減っていきます。

 

そうなると、仮想通貨の「需要」の割合が大きくなり、話題性やフェイクニュースなどで簡単に市場操作が起こってしまう、つまり乱高下が起きてしまうのです。

 

仮想通貨市場においては、多くの投資家が各通貨の公式サイトや情報サイト、Twitter、掲示板、コミュニティーなどから情報収集を行っており、「噂」で取引をしているといっても過言ではありません。

こういったことが、仮想通貨は株や為替に比べて市場操作が起こりやすく、価格変動を激しくしている要因に繋がっているといえます。

 

仮想通貨初心者が知っておくべき価格変動の仕組み

 

Bybitが採用する二重価格メカニズム

Bybitでは、ユーザーがこのような市場操作の影響を受けないよう、二重価格メカニズムというシステムを採用しています。

二重価格メカニズムとは「マーク価格」と「最終取引価格」で構成されるもので、市場価格とスポット価格を近似さるはたらきがあり、さらにユーザーの損失を最小限に抑えることができる仕組みです。

 

マーク価格

マーク価格は、「世界の直物価格指数+減衰基金金利」の数値を示したもので、世界のいくつかの主要取引所におけるリアルタイムスポット価格が反映されています。

 

Bybitでは「清算が開始されるタイミング」および「未実現損益の評価」にマーク価格が使用されていますが、マーク価格がユーザーの清算価格に達したときだけポジションが清算される仕組みになっています。

 

これによって、市場操作などの悪意ある清算が起こらないようになっています。


<マーク価格の計算>

  • マーク価格・・・インデックス価格×(1+資金調達ベーシス)
  • 資金調達ベーシス・・・資金調達率×(資金調達までの時間÷資金調達間隔)

最終取引価格

最終取引価格とは、Bybitでの現在の市場価格を指します。

 

清算が開始されると、そのポジションは最終取引価格をもとに清算されることになりますが、最終取引価格は「資金調達メカニズム」という仕組みにより常時スポット価格と近似しています。

 

そのため、Bybitの価格がスポット市場の価格と大幅に相違してしまう可能性は極めて低いといえるのです。

 

資金調達メカニズム

資金調達メカニズムというのは、最終取引価格と世界のスポット価格を常に近似させるためのメカニズムです。

 

  • 資金調達は「買いユーザー」と「売りユーザー」の間で、8時間ごとに直接交換される。
  • 資金調達率がプラスである場合、ロングポジションがショートポジションに支払いを行う。また、資金調達率がマイナスの場合はショートポジションがロングポジションに支払いを行う。
  • ユーザーは、これらの時点でポジションを保有していた場合のみに資金調達料を支払う(もしくは受け取る)。
  • 資金を交換する前にポジションが決済された場合は、資金の支払い(もしくは受け取り)は発生しない。

 

こういった仕組みは、スポット証拠金取引における保有契約の利子費用に似ているといえます。


<資金調達の計算>

  • 資金調達・・・ポジション価格×資金調達率
  • ポジション価格・・・契約数量/マーク価格

たとえば、10,000BTC/USDのロングポジションを保有しており、資金交換期限のマーク価格が8,000USD、現在の資金調達率が0.02%だったとしましょう。

 

 

この時、ポジション価格は

「10,000BTC/8,000USD=1.25BTC」

 

資金調達料は

「1.25BTC×0.02%=0.00025BTC」

 

となり、資金調達料は買いユーザーが売りユーザーへ支払うことになります。

つまり、このユーザーは0.00025BTCを支払わなければならず、同じ数量の契約を持つ売り手が0.00025BTCを受け取ることになるのです。

 

また、買いユーザーが資金調達料を交換する前にポジションを解消した場合、0.00025BTCを支払う必要ありません。

 

二重価格メカニズムを採用する意味とは

以前、市場操作が起きたことにより、大手取引所の市場価格がスポット価格から大きくかけ離れてしまうという事象がありました。

 

このとき、実際に多くの投資家が清算に追い込まれてしまい、多額の損失を抱えてしまったのです。さらに、世間的にも仮想通貨業界に対する不信感を仰ぐことになりました。

 

Bybitの基本姿勢は「全てのユーザーに公正な取引環境を提供すること」です。

 

こういった市場操作の影響を防ぐために二重価格メカニズムを採用し、どんなタイミングでも公正な取引を可能にしています。

 

二重価格メカニズムによるユーザー保護

市場操作が起こると多くのユーザーに「清算」が発生してしまいますが、Bybitの清算は「マーク価格が清算価格に達した時点」で発生します。

 

そのため、万が一価格操作された場合でも清算を引き起こすことはありません。さらに、マーク価格の操作はほぼ不可能だといわれています。

 

つまり二重価格メカニズムは、クジラや悪意ある市場操作者の影響を回避することができる、非常に有効な仕組みだといえます。

 

では、実際の例で考えてみましょう。

 

スポット価格が7,000USD前後で推移しているとき、ある取引所ではビットコインの最終取引価格が4,800USDまで暴落しました。

これにより、ロングポジションでレバレッジを使用していたユーザーのほとんどが清算になってしまったのです。

 

もしもこのとき、二重価格メカニズムが採用されていたらどうなっていたでしょう。

マーク価格は7,000USD前後でしたので清算が引き起ることはなかったでしょうし、市場操作によって暴落した最終取引価格は、短期間で平常時の状態に戻る傾向があります。

 

そのため清算を逃れることはもちろん、暴落した価格もすぐに平常に戻り、ユーザーは何の影響も受けることはなかったはずです。

 

ただし、価格変動が非常に激しい仮想通貨市場ですので、一時的にBybitの最終取引価格がマーク価格からかけ離れてしまうケースもあります。

これは実際の損益を意味していませんが、注文直後に大きな実現損益を引き起こす可能性もあるでしょう。

「清算価格」と「マーク価格」の距離感をよく確認し、未然に回避できる清算は自分で防ぎという心がけが大切です。

 

まとめ

Bybitが採用している独自の二重価格メカニズムによって、ユーザーにとっては、悪意ある市場操作による清算を回避できるというメリットがあります。

 

二重価格メカニズムの「マーク価格」は清算タイミングおよび未実現損益の評価に使用され、もう一つの「最終取引価格」はBybitの市場価格を表しています。

 

市場操作は最終取引価格が大きく変動しますが、Bybitなら最終取引価格は資金調達メカニズムのおかげで常にスポット価格と近似するようになっています。

 

公平に快適な取引を目指すBybitの企業姿勢が、隅々にまで反映されていることがお分かりいただけるでしょう。

 

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海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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