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ビットコインの値上がりにつながりそうな根拠2点

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  • 2020.12.10.

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  • ビットコインの値上がりにつながりそうな根拠2点

ビットコインは2020年12月6日に200万円を突破しましたが、12月8日には180万円台にまで下落し、12月10日現在は190万円台にまで戻ってきています。

 

今後、ビットコイン価格がどのような動きを示すのかは、仮想通貨FXに取り組む人なら誰でも関心があることでしょう。

 

このような状況の中、ビットコイン価格の上昇につながる可能性の高い動きが2点報道されています。

これらのニュースがビットコイン価格の上昇につながると判断するかどうかはおまかせいたしますが、少なくともこれらの情報については知っておくべき価値の高いものだといえます。

これら2つのニュースについて詳しくご説明しましょう。

 

機関投資家が仮想通貨ファンドに大量資金投入

2020年12月7日の週に、仮想通貨ファンドに対する機関投資家の資金が4億2900万ドル、日本円にしておよそ447億円投入されていたことがREUTERS(ロイター)によって報じられました。

REUTERS 仮想通貨ファンドに大量の資金流入

画像引用:REUTERS

 

REUTERSの「暗号通貨の資金流入は記録上2番目に高く、資産管理の急増(Google翻訳)」と題された記事によると、12月7日の週に投入された4億2900万ドルという金額は、過去2番目となる大規模なものであるとのことでした。

これまでの最大規模の資金投入はこの3週間前に記録されており、その際の投入額は4億6800万ドルで、日本円にしておよそ487億円でした。

 

なお仮想通貨ファンドに対する資金流入額は2019年末には25億7000万ドルでしたが、現時点での運用資産額は上記の資金流入により150億ドル、日本円にしておよそ1兆5600億円にまで膨らんでいるとのことです。

 

投資家の意識がビットコインに向き始めている

REUTERSは、デジタル資産管理会社であるCoinShares(コインシェアーズ)のストラテジストであるJames Butterfill(ジェームズ・バターフィル)氏の現状に対する見解も紹介しています。

 

それによると、投資家からの質問がビットコインに関するものにシフトしてきている現状などから、ビットコインに対する関心が非常に高まっていること。

さらに現在の状況は、機関投資家にビットコインが普及する転換点であり、これらを考え合わせると今後ビットコインが冷え込んでいくのではなく、ビットコインが投資家の資産に採用される最前線に位置しているとも説明しています。

 

中古マイニングマシンの価格が急騰

ビットコイン価格の急騰によってビットコインのマイニングマシン需要も急増しているものの、ニューマシンの製造が追いついておらず、中古市場での価格が急騰していることが分かりました。

CoinDesk 中古マイニングマシン価格の変動

画像引用:CoinDesk

 

マイニングマシンの大手メーカーで品切れ

マイニングマシンにはBitmain(ビットメイン)とMicroBT(マイクロBT)という2大メーカーがありますが、そのどちらも新しいマシンが供給できるのは2021年5月になってしまうことが分かりました。

 

これはマイニングマシンのオーダーが多すぎ、これらメーカーの供給が追い付いていないということです。

そのためマイニングをおこないたい事業者は、中古のマイニングマシンを入手せざるを得なくなっており、このことが中古マイニングマシンの価格急騰につながっているというわけです。

 

Bitmainはオーダーが増えていることに対し、ビットコイン価格の上昇が新型マイニングマシンの需要に拍車をかけていると説明しており、MicroBTは高効率マイニングマシンに対する需要の高さを認めています。

 

マイニングマシンメーカーが品切れになる背景

いくらマイニングマシンの需要が高まったからといっても、品切れにまでなってしまうのは異常な状態といえます。

どうしてこのような状態になってしまうのでしょうか。

 

マイニングマシンには高性能チップが使われていますが、この高性能チップはマイニングマシンだけでなくappleなどの世界的テック企業のコンピューターにも採用されています。

つまりマイニングマシンメーカーと世界的テック企業とで、この高性能チップの奪い合いが起きているのです。

 

しかしマイニングマシンメーカーはappleなどと比較して軽視されがちであり、顧客としての優先度が低くなっているため、争奪戦には非常に不利な状況です。

そのため高性能チップが入手できず、マイニングマシンの需要に供給が追い付かない状況に陥っているわけです。

 

中古マイニングマシンの価格上昇はビットコイン以上

マイニングマシンメーカーでの品切れによって、マイナーは中古市場でマイニングマシンを購入せざるを得なくなっていますが、現在の中古マイニングマシン市場は、ビットコイン価格が高騰していた2017年末の頃と同様の活況状態になっていると説明されています。

 

そして中古マイニングマシンの価格は1週間で1割から2割変動することが当たり前で、数か月単位でみると4割から5割上昇していることが分かっています。

 

すなわち現在の中古マイニングマシンの価格は、ビットコイン以上にボラティリティが大きく、なおかつ急上昇しているというわけです。

 

上記2つのニュースが示すものとは

仮想通貨ファンドへの機関投資家からの大量の資金投入ニュースに加え、中古マイニングマシンの価格が急騰しているニュース、この2つが示すビットコインの今後とはどのようなものでしょうか。

 

仮想通貨ファンドへの大量資金投入は、もちろんビットコイン価格を直接的に上昇させる要因となります。

 

そして中古マイニングマシンの価格急騰の背景にあるのは、マイニングしたくても十分にできないという状況です。

これはビットコインの需要に供給が追い付いていかない状況につながっていくでしょう。

需要に供給が追い付かなければ、必然的に価格は上昇していきます。

特別な要因がなくても、現在の需要状態が維持されるだけでビットコイン価格は上昇していくということになるわけです。

 

つまり上で紹介した2つのニュースはどちらもビットコイン価格が再び上昇に転じる可能性を示しており、2020年12月6日に記録した200万円超えの価格以上に到達するかもしれないということです。

 

まとめ

ビットコイン価格を上昇させる可能性がある2つのニュースを紹介しました。

もちろんこれらのニュースがあったからといって、必ずビットコイン価格が上昇するとは限りません。

また上昇するとしても、すぐに上昇するとは限らず、一度下落してから上昇するというケースも考えられます。

 

どのタイミングで上昇するかは不明ですが、長期的にみた場合、ビットコイン価格が上昇していくことはほぼ間違いないと考えられます。

この好機を逃すことなく、是非仮想通貨FX取引での利益に結びつけてください。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

リスク警告

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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