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強気相場が続くビットコインを取り巻く現状

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  • 2020.11.07.

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tradingview BTCJPY 1ケ月 2020.11.7

画像引用:tradingview BTCJPY 1ケ月

上昇傾向にあったビットコイン価格は、2020年11月5日未明からさらに上昇し始め、2020年11月7日現在160万円台で推移しています。

 

仮想通貨関連メディアでは以前からビットコイン価格が上昇するであろうことは報じられていましたが、実際に上昇しつつあることを目にすると、予想とはいっても信憑性のあるものは多いのだということが分かります。

 

160万円台にまで上昇したビットコイン価格は今後どうなっていくのでしょうか。

また価格上昇に伴って、世の中の動きはどうなっていくのでしょう。

さらに2020年11月4日のニュース記事発掘難易度が下がってもハッシュレートが上がらないビットコインでご説明した、取引手数料の高騰化につながっているマイナーの動きはどうなっているのでしょうか。

 

ビットコイン価格の今後についてと、価格上昇によりビットコインを取り巻く現状がどう変化しつつあるのかなどについて詳しくご説明しましょう。

 

上昇傾向が継続しているビットコイン価格

本記事冒頭のチャートで分かるように、2020年9月上旬から110万円付近でボラティリティの小さな状態が続いていたビットコイン価格は、10月中旬頃から少しづつ上昇を始め、 その後は大きく値を下げることもなく上昇し続けています。

 

このようなビットコイン価格の上昇がビットコイン市場だけでなく仮想通貨市場、さらに仮想通貨関連企業などに様々な効果を及ぼしています。

しかも大方の見方では、ビットコイン価格はまだしばらく上昇を続けるものと見られており、そのことが更なる波及効果を生み出しているようです。

 

今後のビットコイン価格について

今後のビットコイン価格についての予想は色々なメディアでも報じられていますので、直近に発表された情報をご紹介しましょう。

 

世界でも最大規模の仮想通貨取引所であるBinanceのCEO、Changpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏が、2020年11月6日にビットコイン価格の今後について以下のようなツイートをしています。

CZ_Binance Twitter

画像引用:CZ_Binance Twitter

 

ジャオ・チャンポン氏は2020年9月5日に、ビットコインが12,000ドルまで行くであろうことを意味するツイートをしていましたが、11月6日にその価格を20,000ドルに修正しています。

つまりジャオ・チャンポン氏はビットコインがまだまだ強気相場を維持しており、9月時点では12,000ドルまで行くだろうとしていた考えを、11月にはより高い20,000ドルに修正してきたということになります。

 

上場企業のビットコイン購入と好調なビットコイン関連事業

新型コロナウイルス対策として中央銀行の量的緩和策が実施されたことで、インフレへの懸念が高まると同時に、上場企業が次々と大量のビットコインを購入し始めています。

このことは2020年10月24日のニュース記事ビットコインの資産価値は2020年5月より高まったとの説で詳しく説明していますが、MicroStrategy(マイクロステラテジー)やPaul Tudor Jones(ポール・テューダー・ジョーンズ)、Square(スクエア)などが大量のビットコインを購入しています。

 

この動きは投資という意味だけではなく、これまで法定通貨つまり米ドルで保有していた財産がインフレによって価値が下がることを懸念し、ビットコインに移行させたということです。

 

これらの上場企業の中でもSquare社は決済事業を主軸としていますが、ビットコイン販売の売り上げが2020年第3四半期には前年同期比で約11倍となり、利益額も前年同期比の15倍になったこと、さらに第2四半期と比較しても倍増していることを投資家向けのレター内で発表しています。

Square 2020 Q3 investor letter

画像引用:Square Q3 investor letter

 

仮想通貨関連サービス拡大の動き

ビットコインの価格上昇は、仮想通貨インフラが充実しつつあることも要因として挙げられるでしょう。

 

クレジットカードやデビットカードで仮想通貨を購入することができる事業を展開している英のKoinal社はまだスタートしたばかりの企業ですが、クレジットカードでビットコインだけでなく何種類かのアルトコインを購入することができます。

 

そのKoinal社が仮想通貨取引所であるHuobiやBinanceなどと提携を発表しており、今後も提携先は増えることが予想されます。

 

仮想通貨取引では仮想通貨を購入するのに銀行口座との連動が必須ですが、クレジットカードやデビットカードと連携することで、決済が容易になるだけでなく、仮想通貨取引そのものがやりやすくなるメリットがあります。

このようなサービスが充実することで、仮想通貨取引や仮想通貨FX取引などの初心者が取り組みやすくなり、今後は世界中に広がっていくことが予想されます。

 

ビットコインハッシュレートも回復傾向

ビットコインのハッシュレートが上がらないことに関しては、2020年11月4日のニュース記事発掘難易度が下がってもハッシュレートが上がらないビットコインでもご説明しましたが、現在はその状況も回復傾向にあるようです。

 

以下のグラフは2020年11月6日時点の、過去1年間におけるマイナーの収入を示したグラフです。

このグラフはマイニング報酬だけでなく取引手数料との合計を示したものです。

blockchain.com miners-revenue 2020.11.6.

画像引用:blockchain.com miners-revenue

 

このグラフによると、2020年11月3日から5日にかけて急速に上昇していることが分かります。

 

そして大きく下落していたハッシュレートはどうなっているのでしょうか。

下のグラフは2020年11月6日時点の、過去1年間のハッシュレートをあらわしたものです。

画像引用:blockchain.com hash-rate

 

このグラフをみると、2020年11月4日から6日にかけて大きく回復傾向にあることが分かります。

 

つまりここに来て急速にマイナーの収益が向上しており、それに伴ってマイニングへの取り組みも向上しつつあることが読み取れます。

 

ハッシュレートが落ち込むと、取引そのものがしづらくなることで価格への影響が避けられないとの懸念がありました。

しかし現時点では回復傾向にあるため、ビットコイン価格に影響を与える懸念は少なくなったといえるでしょう。

 

まとめ

ビットコインの強気相場が続いていることで起こっている、仮想通貨を取り巻く環境の変化等についてご説明しました。

 

ご説明した内容はどれもビットコインが好結果につながっており、今後も見通しが明るいことが分かるものばかりです。

そして現時点では、このようなニュースが仮想通貨関連メディアにはあふれているのが現状です。

 

しばらくの間は、ビットコイン価格の上昇の話題が多くなってくるのかもしれません。

 

しかしビットコインなどの仮想通貨を取り巻く環境は、ここに来て急速に変化してきています。

トレーダーも環境が変化する速度に順応していくことが求められる時代といえるでしょう。

そしてその変化に順応していくことが、ビットコインを利益に結びつけていく、最も有効な手段なのかもしれません。

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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