なぜ仮想通貨FXを含めたトレードで負けるのか?
- 取引
- 2019.05.15.
- 仮想通貨FXブログ
- なぜ仮想通貨FXを含めたトレードで負けるのか?
「トレードを始めてしばらくたつけど、負けてばっかり……」
あなたは現在、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
仮想通貨FXや通貨FXなどのトレードは、始めること自体はむずかしくありません。トレード結果は人それぞれでしょうが、現実的には9割の人が負けているといわれています。
仮想通貨FXや通貨FXなど、FXに関していえば、価格が上がるか下がるかだけのことであり、それを予想するのですから、勝率は5割になっていいはずです。
にもかかわらずほとんどの人が負けているのはどうしてでしょう。
そこで今回は、仮想通貨FXを含めたトレードで負けてしまう原因についてご説明していきたいと思います。
トレードを仕事(ビジネス)とみなしていないから
トレードで負ける原因1つ目は「トレードを仕事とみなしていないから」です。これは、1961年生まれの独立系トレーダー、ボブ・ボルマン氏が著書『FXスキャルピング』の中で語った言葉です。
これは決して、「会社を辞めてプロのトレーダーになれ」「トレードにもっと時間をかけろ」という意味ではありません。ではどういうことかというと、「トレードをする時は、通常のビジネスを進める時と同じように行うべきだ」ということです。
冒頭でもお話したように、トレードを始めること自体はむずかしくありません。学歴は求められませんし、社会的責任もありません。
たとえば、あなたが自己資金で始めたトレードで負けたからといって、他の人から「責任をとれ!」「謝罪しろ!」などと責められることはありません。
一言でいえばトレードは「好き勝手」にできます。
匿名で始められますし、責任はありません。
自分の好きなようにできるわけです。
しかし「好き勝手」にできるからこそ、何の準備もせずにトレードに挑んだり、トレードを始めた後もこれまでに負けた経験を改善しないでトレードし続けるのです。
こうなると負けるためにトレードをしているのと同じです。
一方、ビジネスの世界は真逆です。仕事はうまくいって当たりまえです。
もし大きなミスをしたり、会社に損害を与えてしまったりすれば、責任を取らなければなりません。
しかも経験を積むにつれてより高度なことを求められますが、それに対応できないと給料は上がらず、社内での地位も上がりません。
常に真剣勝負であり、これがビジネスの姿です。
つまり、トレードもビジネスと同じように真剣に取り組んでいるのであれば、負け続けているという現実に対し、眠れないほど苦悩し、打開策を考えるはずです。
それをせずに、ただ勝てない、負けているというだけでは、今後もきっと負け続けてしまうのではないでしょうか。
うまくいった人のノウハウをそのまま真似するから
世の中にはトレードで大金を手にしている人やトレードに対する知識が豊富で、書籍を出版している人やSNSで勝つための手法を発信している人もいます。
これらの情報を入手し、理解さえすれば勝てると思っていませんか?
つまり、トレードの勉強をしっかりやってさえいれば勝てると思ってしまっているということです。
以下のようなケースがあてはまります。
- 「トレード手法に関する書籍をたくさん読んだ」
- 「トレードに強い人のブログ記事や過去のツイートを読み込んだ」
- 「プロトレーダーのやっていることをそのまま、真似した」
これだけ勉強したのだから勝てるだろうという考え方をしてしまうと、必ず負けてしまいます。
例えば、FXなどのチャートで過去の値動きを解説しているのを目にしたことがあるでしょう。
ここでこうなったから、こう動いた…、そんな説明がされているはずです。
しかしこれは、全て後付けの解説です。
動き方が事前にわかるのであれば、その解説者は大金持ちになっているはずです。
また勉強して、過去の事例についての知識を身に付けることは無駄ではありませんが、今後も似たようなケースになった時、同じように値動きする保証はどこにもありません。
つまり100%の正解はなく、勉強で「正解を知ろう」「必勝法を知ろう」と思わないことです。
そう考えて勉強するからこそ、負け続けてしまうことを覚えておきましょう。
「気分」でトレードしてしまうから
トレードをしていると、「なんとなく勝てそう」「運が向いてきている気がする」と感じることもあるでしょう。
そしてその気分に任せてトレードしていると、確実に負けてしまいます。
気分でトレードするのは、トレードを仕事だと思っていないともいえます。
また、もし勝てたとしても、なぜ勝てたのか勝因は分からないでしょう。
原因がわからなければ再現することも、この先のトレードで応用できません。
負けた場合であっても同じです。
気分でトレードして負けてしまっても、敗因は分析しようがありません。
それどころか「損した分を取り返さねば」という気持ちから、想定外の大金を費やしたり、借金してまでトレードを続けてしまったりするのです。
損切りラインを決めてないから
負ける原因4つ目は、損切りラインを決めていないからというもの。
損切りラインとは、「含み損がいくら出たら、ポジションを手放す」という金額のこと。
ちなみに「含み損」とは確定前の損失のことをいい、「ポジション」とは株や外貨やビットコインを持っている状態のことをいいます。
「損切りラインを決めておく」とは、たとえば、仮想通貨の現物投資で1ビットコイン=100万円の時に買った人が「1ビットコイン=80万円まで値下がりしたら売却しよう」と決めておくことです。
この場合、「80万円」が損切りラインです。
この損切りラインを決めずに、「あまりに値段が下がるようだったら、その時は手放そう」と思っていても、いざそうなった時に「まだ大丈夫」「いずれ持ち直すだろう」と根拠のない楽観的思考が生じて、損失を拡大してしまうのです。
仕事に例えるならば、この取引の予算は100万円から80万円を引いた20万円です。
これが、30万円になったらもう仕事とはいえませんし、会社に予算オーバーのことを報告できません。
つまり20万円以上になったら、続ける意味がないということです。
失敗を受け入れられないから
前章でご説明した「損切りライン」を決めておいても、確実に執行できなければ負けてしまいます。これは「もう少し、我慢して持っていれば、値上がりするのでは?」と期待をかけてしまうため。
たしかに値上がりする可能性があるかもしれませんが、ほとんどの場合はズルズルと持ち続けたばかりに挽回ができないほどの損をしてしまいます。
損切りラインの設定と確実な執行は、マインドを強く持つ上でも必須ですが、ほとんどの人は損切りを確実に実行できません。
実行ができない原因は、失敗したことを受け入れられない、もしくは受け入れたくないからです。誰でもトレードで失敗したくありませんし、失敗して損をしたという事実を認めたくありません。
もうけるつもりでトレードしているにもかかわらず、負けてしまうのは腹立たしいでしょう。そのため、今回は負けたけれど、次に同じような動きがあれば勝てるはずと考えてしまいがちです。
しかし、これが仕事であればどうでしょう?
腹が立とうが、冷静に事実を素直に受け入れるしかありませんし、同じ失敗は犯さないようにします。
負けを負けと認める勇気を持てば、損切りも確実に実行でき、冷静に自分のスキルを見つめることができるようになるはずです。
まとめ
仮想通貨FXを含めたトレードで負ける原因をご説明しました。
結局、トレードで負けるのは、楽をしてもうけようと考えるからです。
仕事と考える、確実に勝つ方法はない、気軽にトレードしない、損切りラインを決める、損を受け入れる、これらは苦痛なことです。決して楽なことではありません。
つまり、楽でないからこそ勝てるのであり、楽をしていないトレーダーだけが勝てるのかもしれません。
もしあなたが負け続けているのであれば、参考になさってください。
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