Bybitで利食いを設定する方法は?
- 独自連載
- Bybit特集
- 2019.04.29.
- 特集
- Bybitで利食いを設定する方法は?
仮想通貨取引のみならず、投資の世界で効率的に利益を出していくためには「利食い」が重要だといわれています。
ポジションの利益が順調に増えていると「もっと増えるだろう」と持ち続けるひとも多いですが、待っている間に思わぬ価格変動が発生し、結局利益が減ったり、損失を生んでしまったりするのです。
利食いは投資の心得といっても過言ではないでしょう。
そこで今回は、Bybitの利食い設定や注意点などについてご紹介します。
利食いとは
そもそも利食いとは、ポジションの含み益を売買によって確定させることをいいます。
もし保有しているポジションの含み益が順調に増え続けていた場合、「もうちょっと待てばもっと利益が大きくなるかもしれない」という期待が生まれるものです。
もちろん、ポジションを持ち続けて利益が大きくなる場合もありますが、大抵の場合は利益が減ってしまい、「あの時売っておけば(もしくは買っておけば)良かった…」となるパターンがほとんど。
さらに、利益が減ったり損失が出たりすればますます売買したくなくなって、最終的には塩漬けになってしまう人も多く存在します。
こうならないためにも、含み益が出たら着実に利益確定をすることが大切です。
<塩漬けとは>
本来塩漬けとは、野菜や魚介類を塩に漬けることで腐敗を防いだり、塩味を付けたりするという意味で使用される言葉です。
しかし、投資の世界では“損なポジションを持ち続ける”という意味で使用され、主に「売りたくても売れない(買いたくても買えない)」という状況を指します。塩漬けになる前に損切りをすることも考えましょう。
利益確定の格言「利食い千人力」
投資の入門書などを読むと「利食い千人力」という言葉が必ず出てくるのですが、この言葉には「たとえ少ない利益でも、確定させれば千人の力を得たも同然」という意味です。
つまり、投資の世界で利益を出すというのは非常に難しいということで、大きな利益を望むと損失を発生させてしまう可能性も高くなるのです。
仮想通貨取引においても同様で、少ない利益をコツコツと積み重ねていくことが基本中の基本となり、これを忘れた場合は痛い目を見ることになります。
Bybitの利食い注文
利食い注文とは、その名の通り「利食い」をするために決済するシステムです。
Bybitのプラットフォームでは、特定の条件が満たされた場合にポジションを自動で決済できる「自動注文」を利用することができます。
自動注文では「利食い注文」「損切り注文」「トレーリングストップ」の3種類が設定可能で、利食い注文においてはあらかじめ決済価格を設定しておくことで、ポジションを成行注文で決済することが可能です。
利食い注文の設定方法
Bybitでは、以下4つの方法で利食い注文を設定することができます。
いずれも設定は簡単ですが、ポジションの一部決済や執行される注文方法が異なるので注意が必要です。
「指値注文」もしくは「成行注文」の発注時
- 注文確認画面から決済価格を設定
- ポジションの一部決済はできない
- 利食い成行注文として執行される
- 他にポジションを保有している場合は設定不可
オープンポジションタブ
- オープンポジションタブから決済価格を設定
- ポジションの一部決済はできない
- 利食い成行注文として執行される
指値注文の設定
- オープンポジションと反対の注文を設定
- ポジションの一部決済ができる
- 最終取引価格が注文価格に到達した際、利食い指値注文として執行される
条件付き成行注文の設定
- オープンポジションと反対の注文を設定
- ポジションの一部決済ができる
- 最終取引価格がトリガー価格に到達した際、利食い成行注文として執行される
Bybitでの注文方法
Bybitでの注文方法には、「成行注文」「指値注文」「条件付き注文」の3種類があります。
それぞれ注文や決済のタイミングが異なりますので、しっかりと理解したうえで注文方法を選択するようにしましょう。
Bybit(バイビット)の登録・口座開設から入金方法、取引を始めるまでの流れをご紹介
成行注文
その時の最終取引価格における入手可能な最良値で執行される注文です。
注文画面では「レバレッジ」と「数量」を設定することができ、市場の状況によって注文が約定されます。
指値注文
特定の価格を自分なりに設定して注文することができ、市場価格がその価格に到達した時点で注文が執行されます。
指値注文では「レバレッジ」「数量」「注文執行価格」「注文の有効期間」を設定します。
条件付き注文
指定された基準を満たすと自動的に注文が提出される仕組みですが、注文をアクティブにするためには「トリガー価格(TP)」を指定する必要があります。
そのために、初心者というよりかは経験が豊富な上級者向けの注文方法だといえるでしょう。
条件付き注文にも「指値」と「成行」があります。
<条件付き指値注文>
市場価格がトリガー価格(TP)に到達した場合のみ取引板に掲載され、ユーザーは希望の有効期限オプションを設定することも可能です。
<条件付き成行注文>
市場価格がトリガー価格(TP)に到達した場合、その時の利用可能な最良価格で注文が執行されます。
「ストップ注文」「損切り注文」「利食い注文」として設定することも可能です。
利食い注文をする際の注意点
利食いというのは、利益が出たら決済するだけなので一見簡単なように思えますが、なかなか実行できない人が多いというのが現状です。
なぜなら、利食いをしようと思っていても「もうちょっとだけ…」という欲が邪魔して、結局ポジションを持ち続けてしまうからです。
そのため、ためらいなく利食いができよう自分で工夫をするようにしましょう。
あらかじめ利食いのタイミングを決めておく
利食いするべきタイミングには決まりがありません。
どこで決済するかは全て自分次第になります。
これが欲に負けてしまう大きな原因になるのですが、タイミングが決まっていないのであれば自分で決めれば良いのです。
たとえば、「○○ドルに到達したら」と明確な金額で決めておくのも良いですし、「価格が急騰(急落)したら」「チャートがちょっとでも悪い形になったら」など、自分が判断しやすいルールにしておくのがポイントです。
指値注文を活用する
指値注文ではあらかじめ決済価格を設定することができますので、自分の感情に関係なく効率的に利食いをすることが可能です。
また、長時間チャートに張り付く必要もないので、とても便利な注文方法でもあります。
日々の情報収集を欠かさない
利食いのタイミングを上手に判断するためには、日々の情報収集も非常に大切です。
初心者には少々難しいかもしれませんが、仮想通貨に関するさまざまな情報をチェックしていればイベントや事件などをいち早く知ることができるので、ある程度であれば価格変動を予測できるようになることも多いです。
まとめ
Bybitでは、欲に惑わされることなく利食いができる「利食い注文」ができることがメリットです。
万が一、寝ていたり、欲に惑わされても、あらかじめ注文時に設定した決済価格に到達した時点で決済が行われるので安心です。
また、その際には、利食いのタイミングを決めておく、指値注文を活用する、情報収集を書かさない、これら3点に注意が必要です。
Bybitで「利食い注文」を活用し、投資の世界の塩漬けを避け、利益をコツコツ積み重ねていきましょう。
今Bybitに登録すると最大約10,000円相当のボーナスが手に入ります!
今すぐ下のボタンをクリックしてカンタン登録!
お得なボーナスを完全無料で受け取ってください!