仮想通貨FXはボラティリティが大きく儲かりやすい?リスクはないの?
- 投資
- 2019.04.14.
- 仮想通貨FXブログ
- 仮想通貨FXはボラティリティが大きく儲かりやすい?リスクはないの?
仮想通貨FX取引は、短期間で大きな利益を出すことができることが知られているため、誰もができればチャレンジしたいと考えてしまいます。
仮想通貨FXはレバレッジをうまく活用できるため、投資元本が少なくても大きな利益を得られるチャンスが生まれますが、ハイリターンにハイリスクは付きものです。
仮想通貨FXに取り組む際には、どんなリスクがあるのかを十分理解したうえで、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などをしっかり考慮したうえで取り組まねばなりません。
仮想通貨FXでは短期間で大きな利益を狙える
仮想通貨FXは短期間で大きな利益を狙える投資の1つです。
場合によっては1日で資産が2倍以上になるといったケースもあり得ます。
コツコツと投資信託を積み立てるなどの方法は、着実ではあるものの、大きな利益にはつながりません。
投資に回せる金額が限られていれば、余計利益につながりにくくなってしまいます。
仮想通貨FXにはレバレッジという存在があります。
このレバレッジがあるために、短期間で大きな利益を狙えるわけです。
外貨FXも同様にレバレッジを活用して大きな利益を狙えますが、ドルやユーロなどの相場は世界情勢などに影響されやすいのが実情です。
一方、仮想通貨FXは世界情勢にそれほど影響を受けることは少ないように見受けられますが、価格変動は外貨FXに比べ、短時間でしかも変動も非常に大きいのが特徴です。
そのために短期間で大きな利益を得ることができたというわけです。
仮想通貨そのもののボラティリティが大きい
仮想通貨FXに一獲千金のチャンスがある理由の1つが、ボラティリティの大きさです。
仮想通貨は種類にもよりますが、そもそも出来高がそれほど多くありません。
そのため仮想通貨を現物取引する場合でも、1日などの短期間で30%以上の変動が生じるなど、ボラティリティが極めて高い局面が出てきやすいです。
ビットコインなど知名度が高い仮想通貨でさえ、ボラティリティが高い状態になる場合があり、新興の仮想通貨の場合は余計にこの傾向が顕著になる傾向があり、成長期待の上下などから、特に短期間で相場が急騰・急落するケースが多く見られます。
このようなことから、新興の仮想通貨は信用できないけれど、ビットコインやイーサリアムなら安心、という考えを持つ人が多いのも理解できるでしょう。
外貨であれば、為替レートが急変すると中央銀行が為替介入を行うなどして相場の安定化を図ることがありますが、仮想通貨は発行主体が国ではないため、ボラティリティの高い状態が放置されてしまいます。
これも仮想通貨の変動が大きい理由のひとつです。
もっとも仮想通貨は高い将来性が期待されており、今後、決済手段などとして普及が進めば出来高が伸び、ボラティリティが縮小することもあり得る話です。
また、仮想通貨を投資・投機の対象と見なす層の増加も、出来高を押し上げる要因になるでしょうが、仮想通貨バブルが崩壊したこともあって、仮想通貨に群がる投資家が減少する可能性も否定できません。
これらの結果、仮想通貨が薄商いとなりボラティリティがより大きくなることも考えられます。
専門家の意見でも、長期的に見れば仮想通貨は今以上に値上がりすると主張する人がいる一方で、仮想通貨は定着しないという人もいます。
つまり仮想通貨が今後どうなっていくかは誰にも予想できないわけです。
こうなってくると仮想通貨のボラティリティの大きさも予想不可能ですが、予想不可能だからこそ、大きく利益を得ることができる投資になっているわけです。
仮想通貨FXのレバレッジは規制強化へ向かうか
仮想通貨FXはレバレッジがあるからこそ、少ない証拠金で大きな利益を得ることができるのが魅力といえます。
ただし、投資家保護などの観点から、レバレッジを際限なく高めることはできません。
レバレッジの上限値は取引所により異なりますが、日本の仮想通貨FX業者では25倍など、FX取引並みの水準に設定されているようです。
今後は規制強化によって、仮想通貨FXのレバレッジ上限が4倍程度に定められる見通しで、高レバレッジを活用しにくくなります。
一方、海外の仮想通貨FX業者は日本のような規制を受けることはありません。
最大100倍のレバレッジを掛けることができる業者も多く見受けられます。
レバレッジの低い日本の仮想通貨FX業者であっても、仮想通貨のボラティリティ自体が大きいため、十分な利益を生み出すことが可能です。
例えば、1日でレートが30%変動した場合、レバレッジ4倍だと単純計算で120%の変動率となります。
つまり、30%程度の相場変動があれば、レバレッジが4倍でも一気に資産を2倍以上に増やすことが可能です。
日本ではレバレッジ規制によって仮想通貨FXへの注目度が低下する可能性もありますが、レバレッジ上限が4倍であっても仮想通貨FXがハイリスク・ハイリターンの投資であることに変わりありません。
また日本のレバレッジ規制の対象は日本国内の仮想通貨FX業者だけに適用されるため、海外の仮想通貨FX業者を利用すれば日本人でも高レバレッジの仮想通貨FXに挑戦できます。
すこしでも大きなレバレッジで取引きしたいと考えるのであれば、海外の仮想通貨FX業者の利用も検討してみましょう。
仮想通貨FXに取り組むならリスクへの心構えが不可欠
仮想通貨FXは大きな夢のある投資です。
しかしその分、ハイリスクが存在します。
仮想通貨FXに取り組むなら、このハイリスクに対して十分すぎるくらいの心構えをしておかねばなりません。
適切な心構えとしては、宝くじを大量に購入する際と似たような心構えが目安になるのではないでしょうか。
高額当選すれば良いですが、外れると一気に購入額(投資額)がゼロになるわけです。
もっとも、宝くじは抽選日が決まっていますが、仮想通貨FXはいつ相場が急変して巨額の損益が出るかわかりません。
そのためレバレッジをかけすぎていると、万が一の損失が気になってしまい、仕事などに集中できなくなることもあり得ます。
また、宝くじは最大の損失の場合、購入した金額をすべて失うことになりますが、仮想通貨FXの場合は損失が大きいと、証拠金が全て消失するだけでなく、マイナスになることもあります。
仮想通貨FXに投資するのであれば、余裕資金を活用することはもちろんですが、余裕資金を全て充ててしまうと、万が一の場合大変になってしまうことも理解しておくべきです。
もし仮想通貨の将来性に期待しているのであれば、現物取引をして、中長期的な値上がり益を狙うことも選択肢のひとつであることを覚えておきましょう。
仮想通貨FXに対する適切な姿勢とは
仮想通貨FXは非常に短期間で大きな利益を生み出しやすい投資ではあるものの、短期間で大きな損失が出るリスクも含んでいます。
そのために少しでもリスクを少なくできる方法を考えていくことも重要です。
例えば全く経験のない人が、いきなり仮想通貨FXにチャレンジするのは無謀でしょう。
まず仮想通貨の現物取引から始め、値動きの激しさなど、仮想通貨のことを知るのも一つの手です。
また仮想通貨FXと同様にレバレッジを活用できる外貨FXに取り組んだり、仮想通貨FXのデモトレードでツールの使い方や特徴などを把握することも有効な手法でしょう。
デモトレードを通じて、仮想通貨FX取引に関する独自の仕組みや各仮想通貨FX業者の特徴などもしっかり理解・把握することができます。
そしてこれらを自分の知識や経験にしていくことが、仮想通貨FXで利益を生み出していく原動力になっていくはずです。
単なる運で利益を上げるのではなく、知識や経験で利益を生み出していけるトレーダーになってください。