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Bybitのトレードバトル「WSOT大会」次回参加に備えて大会条項を確認しておこう

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  • 2020.09.28.

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  • Bybitのトレードバトル「WSOT大会」次回参加に備えて大会条項を確認しておこう

2020年8月10日から開催されたBybitの第1回「2020夏季WSOT大会」は、2020年8月31日大盛況のうちに閉幕しました。

 

夏季WSOT大会に参加して、好成績で高額な賞金を手にできた人だけでなく、不本意ながら好成績を残せなかった人も、WSOT大会の緊張感やトレーダー同士のコミュニティでの充実感に満足されていたようです。

 

しかし残念ながら全ての参加者が正々堂々と競い合っていたわけではなかったようです。

中には不正を働き、参加資格をはく奪された人もいたことがBybitのブログで明らかになっています。

参加資格をはく奪された人の中には大会条項に抵触することを知りながら不正を働いた人もいたでしょうが、大会条項そのものを良く理解しておらず、知らないうちに参加資格をはく奪された人もいるはずです。

 

BybitはこのWSOT大会について、年2回開催すると明言しています。

次回大会がいつ開催されるのかは未だ明らかにされていませんが、不注意で参加資格がはく奪されてしまうようなことが起きないよう、大会条項について正しく理解しておく必要があります。

 

BybitのWSOT大会の大会条項は全部で6項目が挙げられていますので、これらについて詳しくご説明させていただきましょう。

次回のWSOT大会までにしっかりと理解しておいてください。

 

 

WSOT大会の概要について

WSOT大会の内容については、キャンペーン記事Bybitがトレードバトル世界大会2020WSOTを開催!賞金総額最大200BTC!!で詳しく説明していますので、そちらをご覧いただくとし、ここでは簡単に概要だけをご説明しておきましょう。

Bybit 夏季WSOT大会概要

画像引用:Bybit

 

WSOT大会は「BTCチーム戦」と「USDT個人戦」、さらに「WSOT惑星コンテスト」が開催されています。

 

BTCチーム戦:

BTCチーム戦はBTCの取引における「チーム損益率」を競うものです。

さらに、このチーム戦に参加しているメンバーの「個人損益額」、そして「個人損益率」も競います。

 

USDT個人戦:

USDT個人戦は、USDTの取引における「個人損益額」と「個人損益率」をランキング付けし、競うものです。

 

WSOT惑星コンテスト:

この部門は損益額や損益率を競うものではありません。

毎日必ずログインしたり、決められたミッションをこなしていくことでボーナスがもらえるなど、たとえWSOT開会期間中に大きな利益を得ることができなくても特典がもらえるものとなっています。

Bybit WSOT惑星コンテスト

画像引用:Bybit

 

特典項目としては以下のものがあります。

 

  • 毎日のログイン
  • 限定ミッション
  • お友達紹介特典
  • 殿堂入りメダル
  • 賞金ランキング(WSOT人気ランキング、逆転ランキング、利益回数ランキング)

 

Bybit「WSOT大会」の大会条項

1.WSOT大会条項への抵触について

BybitはWSOT大会の大会条項として、いくつかの事柄に対して禁止もしくは制約を設けています。

そのBybitが設けている大会条項に抵触した場合は、該当するアカウントだけでなく、関連するアカウント全てでWSOT大会への参加資格がはく奪されます。

 

まず、大会条項の中で禁止行為として挙げているのが以下です。

 

  • アカウントの複数登録
  • その他不正行為

 

Bybitはメールアドレスさえあればアカウントを幾つも登録することが可能です。

その特徴を利用して、複数のアカウントでWSOT大会に参加すると、例えば「WSOT惑星コンテスト」にある「毎日ログインするだけでボーナスがもらえる」特典を、一人で複数分獲得できることになってしまいます。

そのため、アカウント複数登録者の参加は認められていません。

 

また不正行為については、問答無用でアカウント停止、失格とされるでしょう。

 

2.複数の大会参加者による同一取引戦略の実施について

WSOT大会ではBTCチーム戦を実施しているため、チームメンバー同士が同じ取引戦略を用いている場合もあるでしょう。

これはチームメンバー同士のコミュニケーションが図られている証でもあります。

 

しかしBTCチーム戦には前述したように「チーム損益率」だけでなく、チーム参加メンバーの「個人損益額」や「個人損益率」が同時にランキングされ、賞金が出ることになっています。

もしチームメンバー同士が相談し合って同じ取引戦略を取った場合、同チームのメンバーばかりが上位にランキングされてしまうこともあり得るわけです。

これでは個人の損益額や損益率を競う意味がなくなってしまいます。

 

そこでこのような状況を避けるため、BTCチーム戦の中でも細かな規定が設けられています。

 

①BTCチーム戦の「チーム損益率」ランキング部門について

このランキング部門においては、チームメンバー同士が同じ取引戦略をとっても問題にはなりません。

 

②BTCチーム戦の個人ランキング部門について

同じ取引戦略を取っている参加者が、BTCチーム戦の個人部門である「個人損益額」や「個人損益率」で複数ランキングされた場合には、2名のみがランキングされることになります。

さらに2名以外の人は賞金ももらえませんが、WSOT大会の特典である手数料割引やボーナスなどは通常通り受け取ることができます。

 

これはつまり、BTCチーム戦の「チーム損益率」に貢献するため、チームメンバーが同じ取引戦略をとることは認めているということです。

 

ただし、同じチームのメンバーばかりで「個人損益額」や「個人損益率」のランキングを独占せず、他のチームのメンバーにも「個人損益額」および「個人損益率」ランキングに入賞できる可能性を残すようにしてあるということです。

 

3.参加者同士の馴合取引の禁止について

WSOT大会ではチーム戦があるということから、同じチームの参加者同士が意図して馴合取引をすることも可能になります。

 

馴合取引とは複数の人物が手を組み、計画的に「売り」もしくは「買い」を同時期に繰り返すことで、価格相場の操作をすることを指します。

これでは公正な取引とはいえなくなります。

 

そこでBybitでは馴合取引が認められた場合、関係したアカウントは全て失格とし、なおかつ大会で獲得した手数料割引やボーナスなども無効になるという非常に厳しい措置を取っています。

 

この行為は不正行為であるとともにWSOT大会に参加していない人々への影響も大きいことから、このような措置が取られているのでしょう。

 

4.短時間での注文キャンセルの繰り返しについて

WSOT大会は開催期間が決まっていることもあり、多くの参加者が一斉に注文を発注することもあるはずです。

そのタイミングではプラットフォームへの負担も相当なものになるでしょう。

最悪の場合、サーバーダウンが起こる可能性もあります。

 

そこでBybitでは通常の取引とは明らかに異なる、嫌がらせのような操作として「1分あたり10回以上にわたって注文をキャンセル」する行為を禁止しています。

 

なお大会条項ではこの行為をおこなった参加者は「失格となる場合がある」と表現されています。

これはどの程度の負荷になれば影響が出るのか予想ができないためであり、この条項は不測の事態を避ける意味で設けられているのだと考えられます。

 

5.チームのリーダーが失格になった場合の措置について

WSOT大会のチーム戦では、チームのまとめ役であるリーダーがチーム損益率賞の賞金の20%を受け取ることになります。

しかしもしリーダーが何らかの不正を働き、失格になってしまうと賞金額の20%の行き先が無くなってしまいます。

その際の賞金の行方についてもBybitは大会条項で定義しています。

 

チーム損益率賞の賞金は、本来チームリーダーが20%を受け取り、もう20%をチーム損益率賞に貢献した上位10人が受け取ることになっています。

そして残りの60%はBTC取引をおこなっていたチームメンバーで分配し、大会期間中にBTC取引をおこなっていないメンバーは賞金を受け取ることができない仕組みになっています。

 

Bybitの大会条項ではリーダーが不正などで失格となると、リーダーが受け取るはずだった20%はチームメンバー全員、つまり大会期間中にBTC取引をしていないメンバーにも賞金が分配されるということです。

 

6.事前に予測できない細かな状況はBybitが判断

上記1~5で説明したWSOT大会条項は、あくまでも事前に想定されるケースを基に作成されたものです。

実際には書ききれないケースが出てくることもあるでしょうし、書かれているケースでも細かな状況が異なる場合もあるはずです。

そのようなケースについてBybitは、大会条項の最後に以下の一文を記載しています。

 

全ての規約に関する最終決定権は当社に帰属します。

ご不明な点やご質問がございましたら、カスタマーサービスまでお問い合わせください。

引用:Bybit

 

すなわち不正であるかどうかの判断に加え、大会条項に明記されていない不正があった場合も、最終的な判断はBybitがおこなうということです。

 

もし自分ややろうとしている取引戦略などが大会条項に抵触するかどうか気になるという方は、事前にBybitの公式サイトからチャットで確認しておく方が良いでしょう。

Bybit カスタマーサポートチャット

画像引用:Bybit

 

「2020夏季WSOT大会」の失格者の存在

WSOT大会条項が事前に明記されていたにもかかわらず、この条項に抵触して失格になっている参加者が多数見受けられたようです。

 

違反内容としては条項に記載されている「短時間での注文キャンセルの繰り返し」や「複数のアカウント登録」、「参加者同士の馴合取引」、「不正行為」と説明されていますが、不正行為の詳細は分かりません。

 

失格になった人は、おそらくこれらの違反行為が発覚することは無いだろうと考えたのか、もしくは嫌がらせの意図があったのかもしれません。

詳しいことは分かりませんが、確実にいえることは不正は必ず発覚するということです。

 

せっかくBybitがWSOTのようなユニークなトレードバトル大会を開催してくれただけでなく、高額な賞金を提供してくれているのです。

正々堂々とWSOT大会を戦い、精一杯楽しみたいものです。

 

まとめ

Bybitが開催するトレードバトル「WSOT大会」の大会条項内容と抵触した場合の措置、また実際に抵触して失格になってしまった参加者についてもご説明しました。

 

次回のWSOT大会についての告知は、もう間もなくあるはずです。

おそらく夏季大会よりも参加人数は大幅に増え、賞金額も跳ね上がるでしょう。

盛り上がりは夏季大会と比べ物にならないはずです。

 

せっかくの大会を大会条項に抵触して失格になってしまわないよう、大会ルールや大会条項を事前に確認しておきましょう。

もし不安があるならBybitのカスタマーサポートにメールもしくはチャットで問い合わせをするなど、早めに準備しておくことをおすすめします。

Bybitのチャットなら24時間、日本語にもしっかりと対応してくれるので安心です。

 

次回のWSOT大会を精一杯楽しむとともに、利益確保のためにも有効活用しましょう。

 

 

海外の仮想通貨デリバディブ取引は、高水準のリスクを伴う投資であり、全ての投資家に適した投資ではありません。海外の高倍率のレバレッジは少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができますが、仮想通貨は急激な価格変動も多く、短期間に利益を出せる一方で、証拠金の大部分や全てを失ったり、取引額が証拠金を上回っていれば、証拠金額等を超える損失が発生するケースもございます。損失に耐えられない資金投資はするべきではなく、海外業者で仮想通貨FX取引を始めるにあたっては、投資目的やご自身の経験、リスクの許容範囲などを含めて慎重にご検討し、取引内容を十分にご理解いただいた上で、ご自身の責任と判断において取引を行ってください。

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